「うちの子どもは発達がゆっくり?」、「言葉がなかなか出てこない」、「いつも落ち着きがなくて動き回るけど、どうしたらいいの?」など、子育てに関する不安や子どもの発達相談に訪れる保護者の方が増えています。
このような悩みは、育て方やしつけから生じるものではなく、生まれつき脳の機能や発達の「違い」により、その子の感じ方や考え方が異なってくることから生じているものがあります。
保護者や周囲の人がこの理由に気づくことは難しく、子育てに悩んでいる背景には、子ども自身も混乱して困っていることが見受けられます。
保護者だけでなく、こうした子どもへの接し方には、発達の特性の理解や支援の工夫、配慮が必要になります。
どんな子どもでも、その子に合った育児支援が必要ですが、発達の仕方に「違い」を持つ子どもたちには、早い時期から周囲の人の理解が得られ、それぞれの発達の特性に合った育児支援が必要です。
「はぐくみ」は、親鳥がひなを胸に抱いて育てるように、子どもたちが社会の一員として育つための支援をしようという思いからできた子育て支援の場所です。
スタッフが、お子さんの発達に関する様々な不安や悩み(言葉がなかなか出ない、視線が合いにくい、多動、すぐパニックを起こす、極端な人見知りがある、友達とうまく遊べない、強いこだわりなど)について、保護者と一緒に考え、その子の持っている力を最大限に発揮し、楽しくいきいきと成長・発達していけるよう、一人ひとりの発達の特性に合った支援を提案していきます。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、手洗い手指消毒など感染予防対策を講じた上で、5月18日(月曜日)から下記のとおり対応します。
療育が必要な就学前の子どもたちが、遊びや活動を通して、健やかな成長・発達をしてゆけるように支援していきます。
また、保護者とともに子どもを見つめ、個々に応じた対応の仕方を考えていきます。
教室 | 対象者 | 日時 | 内容 |
---|---|---|---|
親子教室 | 3歳までの子ども及び保護者 | 月~金曜日(水曜日を除く)の午前9時20分~午前11時10分 | 遊びを通して子どもの心身の発達を促すとともに、保護者との愛着形成への支援を実施します。 |
並行通園 | 3歳児から就学前の子ども及び保護者 | 月~金曜日(水曜日を除く)の午後1時45分~3時15分 | 小集団での遊びや活動を通して、子どもの心身の発達を促すとともに、安定した集団生活を送るための支援を実施します。 |
重心教室 | 身体及び知的障害がある就学前のお子さんとその保護者 | 月曜日 午前9時30分から午前11時30分 | 身体機能や情緒などの発達に合わせて成長を促す支援を実施します。 |
相談員が、はぐくみへ通所している子どもや保護者を対象に、発達に関する相談を随時実施します。
詳しくは、パンフレットをご覧ください。
ビデオ会議アプリ「Zoom」を使用したオンライン相談を開始しました。
平日の午前9時~午後4時 1回の相談は30分程度
メールタイトルを「オンライン相談」とし、本文に、氏名、住所、電話番号、主な相談内容、希望日時(第3希望まで)を記入し、次のアドレスに電子メールで申し込みをしてください。
予約申し込みメールアドレス sodachi@city.fukuroi.shizuoka.jp
まず、はぐくみへ電話し、療育相談(月~金曜日)の予約をしてください。
療育相談では、心理士が相談内容を伺いながら、お子さんの発達状況などを確認し、子育てのアドバイスをします。
また、相談の結果、お子さんに療育の必要性がある場合は、当センターの利用方法など(利用するには、通所受給者証の申請などの様々な手続きが必要になります)について、スタッフから詳しく御説明させていただきます。
令和元年保護者等による事業所評価結果(PDF:77.8KB)
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