袋井市議会だより No.53 平成27年11月1日 訪ねてみたい公園シリーズ 豊沢の丘公園  緑豊かな豊沢の丘公園。大型複合遊具の展望台はフクロウをモチーフに作ってあり、公園のシンボルです。子どもたちに人気の公園で、多くの親子連れが訪れています。 ■9月定例会の概要_2 ■市政に対する一般質問_4 ■常任委員会レポート・特別委員会報告_10 ●9月定例会の概要 9月定例会 第2次袋井市総合計画前期基本計画を可決  市議会は、9月定例会を9月1日から28日までの28日間の会期で開催しました。  今定例会では、市長から提出された平成27年度一般会計補正予算をはじめ、平成26年度一般・特別・企業各会計決算認定、第2次袋井市総合計画前期基本計画の策定など25議案と1件の報告が上程され、採決の結果、いずれも原案のとおり可決・認定しました。  また、議員からは袋井市議会委員会条例及び袋井市議会会議規則の一部改正についての2議案が上程され、採決の結果、いずれも原案のとおり可決しました。  なお、市政に対する一般質問では、12人の議員が市長・教育長の見解をただしました。 ◎議決した主な議案  議案に対する議員の賛否について最終頁に掲載(賛否が分かれた議案のみ)  平成27年度一般会計補正予算  今回の補正予算は、主に次に掲げる事業のために、7億9100万円を増額するものです。これにより、補正後の一般会計予算総額は335億6500万円となりました。 ●中東遠総合医療センター出資金…3億8800万円 ●工場立地奨励補助金(4社分)…6092万円 ●山田地内農業用水管設置工事…6070万円 ●産科医療施設等整備事業補助金…5000万円  条 例 ●袋井市個人情報保護条例の一部改正について  平成27年10月に番号法が施行されることに伴い、個人番号(マイナンバー)に関する定義や取り扱いについて新たに規定するため、改正するものです。 ●袋井市水道事業給水条例の一部改正について ●袋井市下水道条例の一部改正について  水道料金等懇話会からの提言を受け、水道・下水道事業の健全な運営を図るため、平成28年4月1日から料金・使用料を改正するものです。  その他 ●第2次袋井市総合計画前期基本計画について  平成27年3月に策定した基本構想をもとに、袋井市総合計画の前期基本計画(平成28年度〜平成32年度)を定めるものです。 平成26年度各会計別決算状況 【一般会計】 予算額337億913万円 収入済額 337億4656万円 執行率(予算対比) 100.1% ■歳入 固定資産税・都市計画税 77億9,529万円 市民税 61億8,966万円 その他の市税 8億5,397万円 国県支出金 64億5,332万円 市債 36億4,140万円 地方交付税 31億5,768万円 地方消費税交付金 10億4,772万円 その他 46億753万円 支出済額 324億4952万円 執行率(予算対比) 96.3% ■歳出 民生費 82億4,447万円 土木費 55億598万円 衛生費 52億4,352万円 公債費 39億5,475万円 教育費 37億9,208万円 総務費 27億7,230万円 消防費 17億6,595万円 農林水産業費 5億2,178万円 商工費 3億1,118万円 議会費 2億3,683万円 労働費 7,414万円 災害復旧費 2,654万円 【特別会計】 特定の事業に使われる予算で、国民健康保険など7会計あります。 会計名 予算額 歳入決算額 歳入執行率(%) 歳出決算額 歳出執行率(%) 土地取得 3億円 2,310万円 7.7 1,855万円 6.2 国民健康保険 84億3,800万円 85億5,364万円 101.4 82億795万円 97.3 後期高齢者医療 6億2,600万円 6億18万円 95.9 5億9,724万円 95.4 介護保険 57億5,860万円 51億7,255万円 89.8 51億2,812万円 89.1 公共下水道 18億8,980万円 18億9,360万円 100.2 18億4,728万円 97.8 農業集落排水 1,640万円 1,708万円 104.1 1,521万円 92.7 駐車場 7,101万円 6,837万円 96.3 6,630万円 93.4 【企業会計】 公共の福祉を目的に経営する独立採算の会計です。 会計名 予算額 決算額 執行率(%) 水道事業 収益的収支 事業収益 17億5,900万円 16億9,200万円 96.2 事業費用 16億7,400万円 16億2,236万円 96.9 資本的収支 資本的収入 3億2,900万円 3億2,064万円 97.5 資本的支出 6億8,260万円 6億6,727万円 97.8 病院事業 収益的収支 事業収益 9億300万円 8億5,942万円 95.2 事業費用 9億300万円 8億4,478万円 93.6 資本的収支 資本的収入 3億3,320万円 3億3,320万円 100.0 資本的支出 4億9,293万円 4億7,471万円 55.7 市政に対する一般質問 ■伊藤 謙一 議員 全国メロンサミットの成果は 問 反響を呼んだ同事業の各種実績及び経済効果を伺う。 答 イベントサミットは、約4万人に御来場いただいた。3000玉を超えるメロンが販売され、総売り上げは1100万円となっている。途中で商品が売り切れる店舗が多く、事業としては大きな集客力と、消費喚起力を持った事業だったと実感している。 問 本市のクラウンメロンの未来をどう考えるか。 答 情報交換により産地間の連携も少しずつ見え、クラウンメロン、夕張メロンのトップブランドのコラボレーション等の販売方法の検討も可能性がでてきた。今後、更にクラウンメロンの魅力を国内外に発信し、まちの勢いや市民の誇りの醸成につなげていきたい。 観光インバウンド事業は 問 遠州三山を活用した外国人観光客を取り込む事業が計画されているが、その内容は。 答 遠州三山自分巡礼の旅について外国人向けに台湾、韓国、中国の言葉に加え英語でチラシやホームページを作成するとともに、観光看板にQRコードをつけ、情報検索ができる環境整備を進めたい。また、主要観光施設にWi-Fiを整備したい。 ■岡本 幹男 議員 図書館の機能強化を 問 ハイブリッド図書館の機能として有効である、国立国会図書館のデジタル化資料送信サービスへの加入はどうか。 答 課題解決型支援機能の充実を図ることが可能となるもので、できるだけ早い時期に必要な機器等を導入してサービスを提供していきたい。 弁財天川及び前川の河川改修を 問 掛川市のレベル1津波想定高が1m上がった。対岸の弁財天川堤防のかさ上げと昭和水門の耐震化はどうか。 答 県は必要堤防高が7mに変更されたことから、堤防のかさ上げと対策工法の検討を進めている。昭和水門の耐震化も県に要望していきたい。 指定管理者制度の運用は 問 指定管理者制度によって運用されている福祉施設など33施設について、一般市民への運用状況の情報開示は十分か。 答 今後は、所管課のモニタリングに基づく中身や評価についても市民の皆様に報告し、適切な運営ができているかお知らせして改善につなげていきたい。 ■沼上 賢次 議員 大規模地震時の電気火災の発生抑制を 問 防火対策として「感震ブレーカー」等の設置補助制度導入や、電気火災の周知徹底など、設置に向けた取り組みはどうか。 答 延焼火災の危険性の高い密集市街などの対象区域の設定、感震ブレーカーの各タイプの特性を研究し、設置に対する補助制度の導入については前向きに検討していきたい。 学校施設の防犯強化を 問 学校施設の安全確保、防犯抑止のため、各小学校へ防犯カメラを設置できないか。 答 子どもたちの安全・安心のため、防犯カメラは有効と考える。今後、各小学校の状況を踏まえ、効果的な設置について検討していきたい。 認知症の予防から早期発見、早期対応を 問 認知症は、誰もがなりうる病気である。地域で見守る体制として、認知症簡易チェックサイトを導入できないか。 答 物忘れの症状が心配という方やその家族が、簡易にチェックできるシステムシートを市のホームページへ掲載し、手軽にセルフチェックできる体制を整えていきたい。 ■寺井 紗知子 議員 平和行政の取り組みは 問 戦争のない平和な暮らしを継続させていくには、どんなことが必要か。 答 悲惨な原爆の体験や、戦争の様子を市民が見て、それを後世に語り継いでいくことが非常に大切なことと思っている。中学生を広島へ派遣した大きな理由でもある。 コミュニティセンター移行後の社会教育 問 公民館は社会教育法に位置付けられた社会教育施設である。コミュニティセンターにおける社会教育のあり方は。 答 社会教育事業は教育委員会の責務として、地域の実情や市民のニーズに合わせ効果的に実施したい。また、テーマとしても重要であり、社会教育委員にも諮っていきたい。 総合健康センターの耐震性は 問 平成15年、16年に簡易補強工事を実施したが、上層部の重量を軽減するなど安全性の確保は必要ないか。 答 耐震性がやや劣り、倒壊する危険性は低いが、かなりの被害を受けることが想定されるランク2の施設とされている。使用しているのは主に2階建ての部分で、建物の加重が低く、安全性は高い。 ■村松  尚 議員 耕作放棄地解消への取り組みは 問 新たな拡大が心配されるが、市の対策は。 答 国の耕作放棄地対策事業等の補助金を活用し、地域の事情を把握している農業委員や農協と連携しながら、取り組んでいきたい。 ふるさと納税について市の取り組みは 問 返礼品の拡充により本市の産業の活性化に資する考えはないか。 答 今年は8月までに1180万円納税された。本市には地場農産品や地元企業の製品も多くあり、今後は積極的に返礼品の拡充を考えていく必要がある。 高齢化社会をむかえ本市の考え方は 問 お達者度を上げていく施策の取り組みは。 答 糖尿病・生活習慣病・ロコモティブシンドローム・認知症予防等に重点的に取り組む。同時に地域全体で介護予防に取り組む仕組み作り、生きがいや役割を持って生活できる居場所づくり等、総合的な施策を推進していきたい。 ■永田 勝美 議員 豊沢開発と防潮堤建設 問 開発による発生土60万立方メートルで施工できる防潮堤延長と、建設費用はどのくらいか。 答 豊沢開発の発生土で市施工の3.3kmを整備できると考えており、建設費用は約12億円と試算している。早期完成に向け、県事業の促進について国や県に強く要望したい。 緊急時に障害者を預けられる施設は 問 関係事業者への支援と利用者の要望把握、対策は。 答 第4期障害福祉計画を策定する際、現状を把握し、実態に即した計画の推進に努めたが、設備や人的確保の理由から十分でない。今後、サービス事業者に働きかけ要望に応えるように努めたい。 上山梨第三土地区画整理事業の推進を 問 平成27年度に計画されていた公共施設管理者負担金5000万円が3000万円に減額された。来年度の計画と予算は。 答 来年度が最終年度となり、本年度の変更減額2000万円を考慮した1億1000万円が予定されている。今後は組合と協議し、対応していきたい。 ■寺田  守 議員 平和への道標・戦没者慰霊碑の管理は 問 破損や倒壊の可能性があり、対策を必要とする戦没者慰霊碑(忠魂碑)はあるか。 答 市内には28か所に53基の慰霊碑があり、遺族会や自治会が清掃や草刈りなどの管理をされている。管理状況について厚生労働省も実態調査に乗り出しており、市も合わせて対応を検討していきたい。 市内眺望地点の整備は 問 眺望地点に向かう順路や位置を示す看板等の標記が不十分と思われる。 答 順路や位置を示す看板等について必要性を検証し整備したい。また、観光マップやウォーキングマップなどに掲載し、観光資源としての活用や健康増進に役立てたい。 待機児童が増加した理由は 問 4月1日時点の待機児童数が30人と増加したが原因は何か。今後の対策は。 答 今年度から「子ども・子育て支援新制度」が始まり、入所要件が緩和されたこともあり申込者数が大幅に増えた。今後は保護者の多様な保育ニーズに応えられる施設整備を計画的に進めていきたい。 ■山田 貴子 議員 ラグビーW杯開催に向けて 問 子どもたちにラグビーを知ってもらうため、タグラグビーの導入を考えているか。 答 今後、各学校の教育計画を尊重する中で、指導者や教育環境、地域等も踏まえて、可能な限り普及するように学校で取り入れていくよう検討していきたい。 問 エコパで開催されるので、住民及び来場者の安全・安心を確保するため愛野駅交番の早期設置を望む。 答 毎年要望活動を行っているが、愛野地区の人口や世帯数、事故や犯罪件数に著しい増加が見られない状況からは、新たに警察官の配置が難しい。また、全県的に既存の交番等の改修を優先的に行う必要があることから、設置は難しいと考えるが、重ねて袋井市の要望を伝えていきたい。 孤立する子どもの居場所は 問 現実に家出してしまう子どもが逃げ込める場所はあるか。 答 現在そのようなことを想定した施設はないが、各小中学校では子どもや保護者に対し、こころの電話や24時間いじめ電話相談など、教育相談窓口が記載されたカードや連絡文書を配布し、周知に努めている。 ■田中 克周 議員 ラグビーW杯を市のスポーツ振興に 問 スポーツの拠点であるエコパでのラグビーW杯開催は、本市のスポーツ振興に大きく寄与するとともに、袋井市を強力にアピールする絶好の機会である。市民の関心をどのように高め、市全体を盛り上げていく考えなのか。 答 ラグビーは、競技人口が少なく、しかもルールが複雑であるため、まずは試合を観戦することでラグビーのルールや楽しさ、迫力を知ってもらい、認知度を上げていきたい。そして、エコパやヤマハスタジアムでのトップリーグの試合観戦を、積極的にPRしていきたい。また、県と本市は県ラグビー協会、ヤマハ発動機及び掛川市等の関係5市による「静岡県連絡会」を定期的に開催し、W杯開催の機運の醸成と普及・啓発について、情報共有と事業計画等の協議を進めている。 18歳投票制に伴い主権者教育の必要性は 問 選挙権年齢の引き下げを機に、将来の有権者としての意識を高める主権者教育を、小中学生の段階から取り組むべきと考えるが、どうか。 答 授業や活動の中で子供同士で議論・討論したり、また、選挙出前講座での模擬投票を活用したりする中で、主権者教育を進めていきたい。 ■秋田  稔 議員 農業振興の取り組み状況は 問 農業振興ビジョン(前期5年間)を振り返り、優先的に取り組む重点対策の達成度は。 答 認定農業者数や耕作放棄地面積では目標を達成できなかったが、農地の利用集積化面積などは目標を達成した。後期5年計画では、単年度ごとに新事業を組み入れるなどの手法で農業を推進したい。 耕作放棄地の解消策は 問 中間管理機構が耕作放棄地を集積し耕作者に貸し付けるには、どう進めていくか。 答 貸し手の掘り起こしのために、農協や中間管理機構と連携していきたい。また、利用権設定の手続きを簡素化するよう県や機構に要望していきたい。 茶業界の抱える諸課題の取り組みは 問 県や市の基幹作物である茶の将来が危惧されている。袋井市独自の支援策を伺う。 答 県や農協と連携して販路拡大や良質茶生産、複合経営などの取り組みへの支援に力を入れるとともに、茶業の生産性向上を目指し、生産者のニーズに応えられる市独自の支援策を検討していきたい。 ■戸塚 哲夫 議員 ラグビーW杯開催に向けた取り組みは 問 推進組織の立ち上げ時期や、その構成は。 答 イングランドの大会終了後、袋井市スポーツ協会や国際交流協会の皆さん、経済界や教育分野の方たちとともに、ラグビーファンをより増やし、ラグビーを市民に認知してもらえるようにしていきたい。 問 ラグビーW杯を千載一隅のチヤンスと捉えて、今後のまちづくりに活かしていくべきでは。 答 サッカーW杯の一校一国運動なども参考に、国際理解促進につながるイベント企画、袋井市らしさあふれるおもてなしをテーマとした事業の取り組みなどを通じて、ラグビーW杯をまちづくりに活かしていきたい。 太田川堤防の津波対策は 問 太田川堤防の耐震工事の内容と進捗状況は。 答 かさ上げ対策は必要ないと判断されている。液状化対策については、袋井市側の太田川左岸の豊浜橋上流510m地点から河口までの1950mの計画区間について、地盤改良工法により堤防補強を実施しており、本年度末までに完了する予定である。 ■高橋 美博 議員 生活困窮者自立支援事業の実績は 問 制度施行から半年近く経過した。この間の相談者数、相談内容、支援実績はどうか。 答 8月末までの相談者数は65人。その内、病気や失業により生活に困っている人が32人、家賃を滞納している人が25人で約9割となっている。支援実績は、家賃相当額を一定期間支給する住居確保給付金が12件、社協が貸し付ける緊急小口資金等の申請が13件、他機関につないだものが40件であった。 問 市の他部署とも連携し、相談者の把握、総合相談窓口につなげることが重要だが、どの部署が窓口を紹介したか把握しているか。 答 窓口をどこから紹介されたか聞き取っていないため、不明である。関係部署へ制度を周知し、協力を得ることは重要なので、連携を図っていきたい。 子どもの学習支援事業の実施を 問 「子どもの学習支援事業」の実施を強く望むが。 答 学習支援をはじめ、日常的な生活習慣、居場所づくり、進学に関する支援等、子どもと保護者双方に必要な支援を行う事業であり、貧困の連鎖を断ち切る有効な手段であると認識している。現在、実施方法などを検討している。 常任委員会レポート 平成26年度一般会計・特別会計・企業会計の各決算をはじめ、平成27年度一般会計・特別会計補正予算、条例制定などの議案を各常任委員会で審査しました。 ■総務委員会 ●平成26年度一般会計歳入歳出決算認定〜企画費〜 Q ふるさと納税は、制度の趣旨と違った過当な返礼品争奪が目立つ一方、地方自治体からの情報発信の重要なツールであることも事実である。今後、返礼品のあり方はどのように考えているか。 A 返礼品目当ての納税も目立ってきていることから、制度の転換期ではないかと考えている。企業においてもこの制度を活用する動きもあることから、今年の秋ぐらいから来年度に向けての戦略的な取り組みを検討していきたいと考えている。 ●平成26年度一般会計歳入歳出決算認定〜協働共生推進費〜 Q 協働まちづくり事業の実施主体は、NPO法人等でなくとも、事業の趣旨が実現できる組織であればよいのではないか。厳しい枠を設けず、新たな分野なども設けるなどの制度設計に向け、研究等が必要ではないか。 A 現在の事業は、本年度見直しを行っており、事業採択にあたっての、提案・プレゼンテーション・認定のための資料作成が煩雑でハードルが高いとの意見もあることから、要綱見直しの際、意見を参考としていきたい。また、地域での課題を解決する活動などの新たな分野についても検討していきたい。 ■民生文教委員会 ●平成26年度一般会計歳入歳出決算認定〜健康づくり推進費〜 Q ふくろい発!!茶れんじ健康プロジェクトは、本委員会において、科学的に検証できる体制で取り組むべき等の附帯決議が出された事業であったが、それほど効果が見られない結果となっている。これをどう総括したのか。 A 白茶・黒茶に対する特別な検証ができず、お茶別の成分分析を見てもそれぞれの差は特に認められなかった。しかし、参加者にはお茶を含めた食習慣について理解を深めていただいたり、食生活が重要であるといったことなどを認識してもらったという意味では、事業の実施について効果があったと考える。 ●平成26年度一般会計歳入歳出決算認定〜スポーツ振興費〜 Q 全国エアロビック選手権大会に関連して550万円が支出されているが、将来エアロビック競技をどのように進めていくのか。 A 全国エアロビック選手権大会については、地域活性化センターからの補助金が平成26年度をもって終了したが、本市の支援はこれまでと変わらず50万円を補助し、残りは日本エアロビック連盟の助成や各企業団体からの寄附、あるいは参加料により、全国大会として開催しているこの大会を今後も継続していきたい。 ■建設経済委員会 ●平成26年度一般会計歳入歳出決算認定〜公園費〜 Q 袋井駅南北自由通路は市道認定されており、愛野駅南北自由通路は市道認定されていないが、管理の仕方に違いがあるか。 A 橋上駅舎は、JRが管理する部分と市が管理する部分とが構造的に明確に分かれており、南北自由通路と、それに続く階段などの昇降施設、1階のトイレ、駅前広場などが市の管理の範囲である。袋井駅も愛野駅も管理の仕方に違いはなく、エレベーターやエスカレーター、火災警報器などの消防設備の維持管理のほか、清掃、警備業務などを委託している。 ●平成26年度一般会計歳入歳出決算認定〜環境衛生費〜 Q 合併処理浄化槽設置事業について、当初予算に比べ、浄化槽設置件数が毎年少ないが、状況はどうか。 A 合併処理浄化槽の補助基数は当初予算では228基見込んでいたが、実績の設置要望数は214基で、その全てに補助をした。合併処理浄化槽の特定集団推進地域については、三川、宇刈、深見地区で推進している。毎年地元説明会を行い、要望を受けて設置を進めている。また、申請件数が減っている宇刈地区については今年度、アンケートを実施して状況の把握に努めている。 袋井の顔づくり特別委員会(7/17、8/25)  袋井駅周辺のまちの姿を把握することが重要であるため、駅南地区治水対策の現状等を視察しました。また、今後のまちづくりの基本である、都市計画マスタープランの見直しや中心市街地活性化基本計画の現状について報告を受けました。 ◆7月17日(第2回)   <協議事項> 特別委員会の運営について  <視察箇所> 1 駅南地区の治水対策 2 駅南都市拠点土地区画整理事業 3 駅北商店街の空き店舗の状況等 ◆8月25日(第3回)  <報告事項> 1 都市計画マスタープランの見直しについて 2 中心市街地活性化計画の状況について 総合体育館整備事業特別委員会(7/21、8/25)  平成32年度の供用開始を目指している総合体育館の整備について、今後の取組方針を委員間で確認し、その方針に基づいて協議するとともに報告を受けました。 ◆7月21日(第2回)   <報告事項> 1 総合体育館PFIアドバイザリー業務事業者の決定について 2 PFIガイドラインにおける実施方針及び要求水準書について 3 「第3次スポーツ推進計画」の策定について  <協議事項>  総合体育館整備事業特別委員会の取組方針について ◆8月25日(第3回)  <報告事項>  第2回特別委員会における検討事項の回答について  <協議事項> 1 民生文教委員会の附帯決議における検討事項の整理と方針について 2 総合体育館整備に係る財政シミュレーションについて 3 袋井市スポーツ協会における現状と今後の役割分担について 第3回議会報告会を開催します  袋井市議会は、市民に対してより開かれた議会であることを目指すとともに市政及び議会活動に対する市民の理解を深めていただくことを目的として、議会報告会を次のとおり3会場において開催します。事前の申込みは不要ですので多くの皆様の御参加をお待ちしております。 開催日時 会  場 11月6日(金)午後7時から 月見の里学遊館 11月7日(土)午後1時30分から 浅羽東公民館 11月8日(日)午後7時から 市役所301会議室 テーマ @自主運行バスの見直しについて A子ども・子育て支援策について B企業誘致と内陸フロンティアについて 各会場ともテーマは共通です。 あなたも本会議・委員会を傍聴してみませんか。  傍聴には、市役所5階の議会事務局で受付が必要となります。なお、本会議・委員会は進行により予定を変更する場合もありますので、あらかじめ議会事務局へお問い合わせください。  また、足の不自由な方や妊婦の方などは、段差解消機を利用し議場の傍聴席へ入れます。利用を御希望の方は議会事務局へ声をおかけください。 11月定例会のお知らせ 【場 所】市役所5階議場及び各委員会室 【時 間】午前9時から 【日 程】 11月 24日(火) 開会、議案の説明 12月 1日(火) 市政に対する一般質問 2日(水) 市政に対する一般質問 3日(木) 市政に対する一般質問 7日(月) 議案の審査(常任委員会) 8日(火) 議案の審査(常任委員会) 16日(水) 委員長報告〜採決、閉会 議案に対する議員の賛否 ○:賛成 ×:反対 △:棄権 ー:欠席または除斥 <議長(高木清隆)は、採決に参加しません。> 賛否が分かれた議案 戸塚 哲夫 岡本 幹男 大石 重樹 伊藤 謙一 沼上 賢次 田中 克周 寺田  守 山田 貴子 兼子 春治 鈴木 弘睦 高木 清隆 高橋 美博 村松  尚 廣岡 英一 大場 正昭 戸塚 文彦 秋田  稔 永田 勝美 大庭 通嘉 寺井紗知子 平成27年度袋井市一般会計補正予算(第4号)について ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 平成27年度袋井市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 平成26年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定について ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 平成26年度袋井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 平成26年度袋井市水道事業会計決算認定について ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 袋井市水道事業給水条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 編集後記  2月定例会で議会基本条例が制定され、今年度から運用が始まっています。この条例が目指すことの一つに「分かりやすく、市民に開かれた議会」があります。市議会だよりも市民と議会をつなぐ架け橋として、更により良いものにしていかなくてはと気を引き締めているところです。 ふくろい市議会だより No.53 〒437-8666 袋井市新屋1丁目1番地の1 TEL.(0538)44-3143(直通) FAX.(0538)44-3148 ホームページ http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/ メールアドレス gikai@city.fukuroi.shizuoka.jp 発 行/静岡県袋井市議会 発行日/平成27年11月1日