袋井市議会だより No.71 令和元年8月1日 CONTENTS 6月定例会の概要…2 市政に対する一般質問…4 常任委員会レポート…11 地域イベント ともしびコンサート 5月26日、メロープラザにて、第10回東日本復興支援「ともしびコンサート」が行われました。復興支援を胸に、フラダンスのほか、高校生弦楽アンサンブルグループの「リスの森カルテット」、フラメンコ、ピアノソロ、合唱など、子どもから大人まで楽しみました。 6月定例会 議会活性化、ごみ減量化、ICT活用特別委員会を設置  市議会は、6月定例会を6月3日から6月27日までの25日間の会期で開催しました。  今定例会では、市長から提出された令和元年度一般会計補正予算をはじめ、「袋井市自然環境、景観等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例」の制定など24議案と2件の報告が上程され、採決の結果、いずれも原案のとおり可決・同意しました  また、議員から三つの特別委員会の設置についての議案が上程され、採決の結果、いずれも原案のとおり可決したほか、「消費増税の中止を政府に求める意見書を袋井市議会が可決することを要請する請願書」が提出されましたが、審査の結果、不採択となりました。  また、市政に対する一般質問では、13人の議員が市長・教育長の見解をただしました。 ◎議決した主な議案 令和元年度一般会計補正予算  今回の補正予算は、主に次に掲げる事業のために、1億6800万円を増額するものです。これにより、補正後の一般会計予算総額は、341億 2800万円となりました。 ●各種道路改良事業における国庫補助内示に伴う事業費の変更  1億3678万円  市道大谷幕ケ谷線ほか2路線の道路改築事業に伴う社会資本整備総合交付金の決定による。 ●幼児教育・保育の無償化に伴う福祉総合電算システム改修  1982万円  本年10月から消費税率の引き上げ、幼児教育・保育の無償化(就学前の障がい児に対する発達支援サービスの無償化)に伴う電算システムの改修。 ●強い農業・担い手づくり総合支援事業  1000万円  市内のいちご農家に対する施設整備交付金。 ●未婚の児童扶養手当受給者臨時特別給付金給付事業  140万円  本年10月から消費税率の引き上げに伴い、児童扶養手当の受給者のうち、税制上の寡婦(夫)控除の適用が受けられない未婚のひとり親に対して、所得税の寡婦(夫)控除相当額を支給。  また、債務負担行為補正が次のとおり行われました。 ●月見の里学遊館ほか1施設指定管理委託  期 間 令和元年度から令和6年度まで  限度額 6億2500万円 ●メロープラザ指定管理委託  期 間 令和元年度から令和4年度まで  限度額 1億1940万円 条例の制定 ●袋井市自然環境、景観等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の制定について  美しい景観、豊かな自然環境及び市民の安全安心な生活環境の保全並びに地球温暖化対策となる再生可能エネルギー発電事業との調和を図るために必要な事項を定め、市民の安心と地域社会の発展に寄与することを目的にとして、条例を制定するものです。 条例の一部改正(主なもの) ●袋井市コミュニティセンター条例の一部改正について ほか11件  使用料・手数料等の3年毎の定期見直しや、本年10月1日から施行予定の消費税法の税率改正に伴い、使用料、手数料等の一部改正を行うものです。 人事案件(敬称略) ●人権擁護委員  人権擁護委員(11人)のうち、本年9月30日をもって任期満了となる委員について、市長が推薦する次期の候補者について意見を求められ、原案のとおり同意しました。  任期は、令和元年10月1日から3年間です。 ・青木  修(五十岡)再任 ・中山 喜一(太 田)再任 ・青木 玉枝(下山梨上)新任 ・安間 博次(湊 中)新任 ・窪野 清美(上石野)新任 その他 ●浅羽地域湛水防除施設組合の解散 ●浅羽地域湛水防除施設組合の解散に伴う財産処分 議員提出議案 ●議会活性化特別委員会の設置について  議会改革の取り組みをより一層推進するとともに、若者の政治離れや女性の政治参加などの課題解決に取り組むことを目的に設置するものです。(定数6人) ●ごみ減量化特別委員会の設置について  ごみ減量化対策やごみ処理業務の収支改善への取り組みにおける諸課題や、先進事例の調査・研究及び課題整理を行うことを目的に設置するものです。(定数6人) ●ICT活用特別委員会の設置について  今後、社会のさまざまな分野(子育て・教育・健康・都市環境・産業振興・防災等)でICTの効果的な活用が不可欠となることから、ICT活用推進のための調査・研究することを目的に設置するものです。(定数6人) 議会活性化特別委員会 ◎委員長  髙木清隆 〇副委員長 佐野武次 委員 浅田二郎  委員 鈴木弘睦 委員 伊藤謙一  委員 竹野 昇 ごみ減量化特別委員会 ◎委員長  村松 尚 〇副委員長 山田貴子 委員 高橋美博  委員 寺田 守 委員 戸塚哲夫  委員 村井勝彦 ICT活用特別委員会 ◎委員長  大庭通嘉 〇副委員長 森杉典子 委員 岡本幹男  委員 近藤正美委員 木下 正  委員 田中克周 請 願 消費増税の中止を政府に求める意見書を袋井市議会が可決することを要請する請願書 趣 旨  今回の消費増税は、消費低迷や格差の拡大を引きおこし、複雑な軽減税率の導入は逆に事業者の負担となることなどを理由に、増税中止を求めるものである。 結 果  今回の消費増税は、軽減税率の導入などのさまざまな対策を講じ、財源を活用した幼児教育の無償化、年金生活者への支援など、さらなる社会保障の充実を図ることを目的としている。確かに短期的な景気の後退はあるとは思うが、日本国債の格付けの変化や、2025年問題における社会保障の負担増も予測される中で、長期的に見ればやむを得ない措置であるため、不採択とする。 市政に対する 一般質問 伊藤 謙一 議員 ICT施策の推進を 問 今後の人口減少社会と地域の担い手不足という深刻な課題に対して、どのようにICTを活用していくのか。 答 4コミュニティセンターではLINE公式アカウントを活用し、地域の活動に関する情報をリアルタイムで配信し、新たな参加者を増やすとともに次の担い手世代へ地域活動の様子を伝えていく実証事業を実施している。本年度は、利用状況の集計・分析をし、今後の地域づくりにおける情報伝達手段の有用性を検証していきたい。また、地域課題である外国人市民とのコミュニケーションを円滑化するため、産学官民がICTの知識やアイデアを持ち寄り、解決策を導き出すことも必要であると考えている。今後も、ICTの活用については、地域をはじめ、さまざまな皆さまと語る機会を設けていきたい。 宿泊施設を基点とした観光施策を 問 内宿泊施設利用者に対し、市の補助を用いて宿泊者誘致を提案するが。 答 直接的な補助は、考えていない。今後、平日に1人でも多くの方に宿泊してもらえるよう、遠州三山、旧東海道など、本市固有の歴史・文化施設をより一層磨き上げて、魅力の向上に努めていきたい。 浅田 二郎 議員 浅羽支所の分庁機能をなくすのか 問 合併時、なぜ浅羽支所に分庁機能を持たせたのか。 答 本庁舎へ全ての機能を入れた方が、効率的な行政ができるが、既存施設の執務スペースの有効利用を図る観点から、市民生活に密着した行政サービスを提供する拠点として、支所機能とともに、分庁機能を持たせたと認識している。 問 地域の活性化と既存施設の有効利用という分庁機能が解決したと考えられて、分庁機能を廃止するのか。 答 本庁舎に行政組織を集約することで、市民の移動を最小限にして、迅速に市民サービスを提供できる環境をつくることが、市民の利便性という意味では必要と考える。 防潮堤を車両で横断できるように 問 誰もが気軽に海と親しむために、車両で防潮堤を横断できるようできないか。 答 4カ所の進入路は、工事用車両のため設置したものである。工事終了後も一般車両の通行はできないが、防潮堤の利活用や海岸の保全などのため、車両の通行が可能となるよう、県と調整を図っていきたい。 佐野 武次 議員 通学路の安全対策 問 滋賀県大津市の事故を受け、通学路の危険箇所の再点検は実施されたか。 答 幼稚園や小中学校では、毎年、通学路の危険箇所の確認を中心とした点検を、子どもたちや保護者・地域と連携し実施している。また、「子どもを守る学校・家庭・地域連絡協議会」を臨時開催し、より安全な通学路確保や子どもの目線で点検することの大切さを確認し、各学校等へ通知した。 問 交差点における歩行者の安全確保は。 答 交差点部の歩道整備は、車道との境界部に縁石を設置し、歩道内への車両の進入防止を図ってきた。市内の小中学生等の利用が多い交差点では、自治会や警察などの意見も踏まえて、改善が必要な箇所は対応していきたい。 自治会長等の地域役員の業務負担の軽減 問 自治会長等は、多くの業務を抱えて、多忙な状況にある。業務負担の軽減を図るべきでは。 答 これまでも負担軽減に取り組んできたが、自治会長等は大変忙しいという話をよく聞いている。この制度を維持していくためにも、改めて簡素化に努めていきたい。 森杉 典子 議員 インフルエンザ予防 接種費用助成の拡大 問 中学3年生・高校3年生へのインフルエンザ予防接種費用の助成は。 答 任意接種になっている65歳未満の方々のインフルエンザワクチンの接種状況や感染状況等の実態がつかめていないこともあり、経費の問題等もあるので、国の動向に注視し、判断していきたい。 病児・病後児保育施設の広域利用 問 周辺市町の病児・病後児保育施設との相互利用ができるよう、自治体間の連携が必要では。 答 広域で相互利用ができれば大変有益であり、事業者の意向や医師会との調整を図り、実現に向けて検討していきたい。 学校等へのエアコン 設置後の取り組み 問 学校等のエアコン利用時、健康被害がない範囲での、電気代やメンテナンスコストを抑える取り組みは。 答 空調設備運用指針の中で、冷房時の扇風機の併用、カーテン等の利用、空調設備の定期的な清掃等を定め、省エネ意識を高めるとともに、経費の節減を図っていきたい。 高橋 美博 議員 袋井駅前代替駐輪場の改善を 問 代替駐輪場の利用実態・動向把握をすべきでは。 答 袋井駅北側駐輪場の改修や南側駐輪場整備の基礎数値とするため、平成27年度に駐輪場需要検討業務を、昨年8月下旬から9月末にかけて1日のうちで駐輪台数がピークとなる午前10時から11時にかけ、駐輪台数の調査を実施。結果に基づき、袋井駅北側には600台、南側には400台規模の駐輪場を整備するとしたことから、改めて動向調査が必要とは考えていない。 問 利用者から雨よけ施設を求める声がある。市の対応は。 答 市からどまんなか袋井まちづくり㈱に対して、敷地の一部に雨天時のかっぱの着脱できるスペース設置を強く要望しており、現在、地権者への説明を含め、設置に向けて準備をしている。 問 バイク等の利用者から、民間の屋根付き預かり所のあっせんを求める声も寄せられている。市の対応はどうか。 答 袋井駅周辺には1ヵ所のみで台数も限られることからあっせんは難しい。電車利用の方には、若干遠方にはなるが屋根付き駐輪場が整備されている愛野駅の南北駐輪場の利用を引き続き案内していきたい。 竹野  昇 議員 袋井市独自の 高齢者定義を提案 問 国や県の高齢者の定義は65歳以上であり、対外的な公式発表では65歳以上とせざるを得ないが、袋井市内部における各種文書や市長あいさつなどでは、66歳以上75歳までを熟年者と表現し、76歳以上を高齢者と定義してはどうか。医療の発達、各自が健康寿命を延ばす努力、社会の変化で65歳以上を高齢者と定義するのは時代に合っていない。元気に活躍されている人にとって、高齢者呼ばわりされるのは不愉快、歓迎せざる表現だと思うが。 答 袋井でこういう刻みをつくったらどうかという提言があったので、さまざまな機会で、多方面の皆さん方とそういう刻みが1自治体にとって相当有益であるのかどうか、議論を深めるべき問題だと思っているので、真摯に受け止めたい。 土橋工業用地開発計画 問 この地域は農業振興地域に指定され、農林水産省のホームページに農振地域は転用禁止と書かれている。6月議会に出されている条例案では、美しい景観・豊かな自然環境の保全がうたわれている。開発計画と矛盾するが、当局の考えは。 答 条例は直接工業用地開発計画と関わりは持っていない。 近藤 正美 議員 多文化共生への課題と対応は 問 多文化共生を推進する上で課題にどう対処するか。 答 行政サービスや情報の多言語化、医療通訳の普及、外国人児童生徒への教育支援などの課題に対し、方策を検討するために、人口規模が近い県内外の都市と実務的に話し合う場を今後設けたい。 地区住民アンケートの評価は 問 浅羽北地区まちづくり協議会が実施した住民アンケートをどう評価するか。 答 高い回収率で、中・高校生を含めた幅広い世代からの住民ニーズや課題等が「見える化」され、地域住民の意向を反映した結果であると高く評価している。今後も多くの人が地域活動に積極的に参加することを期待したい。 秋葉山常夜燈を 市指定文化財へ登録を 問 地域の歴史文化遺産であり、市指定文化財へ登録できないか。 答 地域の要望をもとに、文化財保護条例に基づき専門家からなる市文化財保護審議会で調査と審議が行われているが、建立年代や制作者を特定できないことから、現時点では指定要件を満たしていない。 寺田  守 議員 小山鷲巣線・鷲巣地内の整備 問 同線は短期整備路線に追加されたが、地域や地権者の皆さんとの意見交換や協議はどこまで進んでいるのか。 答 これまでの経過、資料などを整理し、意見交換等のための資料作りをした上で、地域に入っていきたい。時期としては8月下旬より始めていきたい。 初期支援教室の体制 問 日本に初めてくる外国人児童生徒への語学指導、生活習慣を学ぶ初期支援教室は十分か。 答 本年度から初期支援期間を4週間から12週間に拡大するとともに、指導者を1人増員して習熟度別指導やティームティーチングによる個々に応じた指導を実施している。 地域での外国人支援 問 井北小学校区では「ともえサポーターズ」が行っている外国籍児童・保護者を対象とした日本語教室などへの支援体制はどうか。 答 身近で通いやすい時間に日本語を学べる環境整備が、重要なことと考えている。国際交流協会・コミセン等の協力をいただきながら、活動が継続できるよう支援していきたい。 岡本 幹男 議員 引きこもり対策に相談体制の明確化を 問 相談の窓口が分かれており、窓口の一本化、安心して話のできる窓口環境の実現、基本的研修が必要ではないか。 答 窓口の職員の責任ある対応と、内容により専門機関との連携をしている。しかし、引きこもりの定義など情報提供の不足もあり、今後、先進地の事例研究や窓口機能・連携強化に努めていきたい。 介護分野へ人材確保を 問 実施中の生涯現役促進地域連携事業として、高齢者の仕事づくりと介護現場との連携をいかにとっていくか。 答 介護事業所と高齢者の仕事の結びつけの困難さはあるが、今年中に就労支援の仕組みづくりを確立させたい。 地域公共交通利用者にマイ時刻表を 問 コミュニティセンターが個人の要望を聞きマイ時刻表を作成・交付してはどうか。 答 新たに停留所型デマンドタクシーが運用されたこともあり、市がマイ時刻表のフォームを作成・配布し、利用者が乗り継ぎの情報などを記入し活用することで、利用拡大につなげていきたい。 村井 勝彦 議員 農地の保全と 地域づくりの取り組み 問 上貫名集落内の農用地区域の農地をどのように捉えているか。 答 上貫名の集落内には小規模な農用地区域内の農地が介在しているが、一団の大規模な農地が広がる地域と比較すると一体的な利用が十分にできない現状であることから、将来を見通した場合には、地域の実態に合った土地利用の検討や見直しが必要であると認識している。 問 東の玄関口にふさわしい地域づくりをどのように進めるか。 答 大和ハウス周辺を都市活力創出地と位置付け、大和ハウスの移転を契機に上貫名地区を含め土地利用計画のあり方について、中長期的な視点から、地域での主体的な議論とともに検討していきたい。 交通安全対策の取り組み 問 子どもを交通事故から守るため、今後どのような対策を行うか。 答 各地で子どもが巻き込まれる重大な事故が発生していることから、今後、幼稚園、学校、地域の皆さん、警察、道路管理者などと連携し、道路の危険箇所の確認・改善に努め、通学路などの安全確保を図っていきたい。 木下  正 議員 メローねっとの普及と同報無線の対策 問 「メローねっと」普及活動のさらなる対策は。 答 「1人暮らし高齢者の訪問」時に、登録サポートをするなど多様な方法で効果的に普及を進めたい。外国人市民には、国際交流協会などの協力を得て、英語・ポルトガル語の説明チラシで積極的に登録の呼び掛けを行っていきたい。 問 消防庁より市に通知された「災害情報伝達手段の整備等に関する手引き」はどのように検証したか。 答 同報無線以外にも地域の実情に応じて、情報発信する必要がある。災害時の情報は、多様な伝達手段を用いて市民へ発信する必要があり、現在の情報伝達手段にとらわれず、新しい方法も意欲的に検討していきたい。 地域公共交通と 買い物弱者対策 問 本市の公共交通は、買い物弱者の移動手段として対応できているか。 答 目的地までの所要時間が長い、運行本数が少ないなど利用者の声に応えられていない。今後は、地域の皆さんと現状や課題を共有化し、地域協働運行バスの導入地域拡大に向け、一緒に取り組んでいきたい。 山田 貴子 議員 ラグビーワールドカップ開催にあたって 問 ホームステイの進捗状況は。 答 登録予定者を含めると96世帯と、目標の100世帯の達成に目途が立ってきた。今後本番に向け、8月に開催する「ホスト家庭へのオリエンテーション」までには、詳細を決定していきたい。 子どもたちの安全安心確保のために 問 青色回転防犯パトロール、地域安全推進委員、スクールボランティア等の自身の身を守る対策は。 答 危険を知らせる警笛などの防犯グッズの配置を各活動団体にお願いし、警察署と連携し、身を守る講習などができるような機会をつくっていきたい。 学校生活における 不登校やいじめ対策は 問 本市の小・中学生の不登校やいじめの今後の対策は。 答 早期発見、早期対応ができるように、教育心理検査QーUを年2回実施、ネットパトロールを月1回実施、児童生徒の悩みや困り感を把握するためのアンケートを定期的に実施し、内容により教育相談につなげ、児童生徒に寄り添う指導を心掛けていきたい。 髙木 清隆 議員 地方創生に向け高校生人材を活用すべき 問 第2期まち・ひと・しごと創生基本方針において、高校生人材の活用が示されたがどうか。 答 在学時から地域資源の理解を深めることは、直接的な就職や定住促進のほか、関係人口を生み出す基礎となることも期待され、次期の総合戦略策定の中でも、十分議論していきたい。 問 地元高等学校2校に向けた取り組みの考え方は。 答 人口減少や東京一極集中などさまざまな課題への解決は、行政・地域・産業団体・大学などに高校を加え、連携体制の構築が必要である。高校生が地域の活動に気軽に参加できるよう、高校と協力した取り組みを進めたい。 地元2高校と校区との 連携が必要では 問 幼小中一貫教育を進めて行く上では、地元2高校が近接する中学校区の校区運営会議等への参画が必要と考えるがどうか。 答 本市が行っていく教育活動について、今後も積極的に高校に情報提供していくなかで、参画の実現に向け、取り組んでいきたい。 平成30年度 政務活動費の会派別収支状況(総括表) (単位:円) 会 派 名 自民公明クラブ 鈴木弘睦 田中克周 髙木清隆 戸塚哲夫 木下 正 佐野武次 村井勝彦 森杉典子 緑風会 戸塚文彦 村松 尚 岡本幹男 伊藤謙一 近藤正美 大場正昭 (H30.12.21辞職) 新生ふくろい 山田貴子 寺田 守 日本共産党 高橋美博 浅田二郎 無会派 大庭通嘉 無会派 竹野 昇 合 計 20人、 H30.12.22〜19人 収 入 交付金 2,400,000 1,725,000 600,000 600,000 300,000 300,000 5,925,000 雑収入 (預金利息) 6 7 0 0 0 0 13 計 2,400,006 1,725,007 600,000 600,000 300,000 300,000 5,925,013 支 出  1 調査研究費 1,323,195 1,285,811 0 0 147,540 73,860 2,830,406  2 研修費 325,980 121,744 316,984 0 129,960 74,300 968,968  3 広報費 208,882 248,400 0 583,952 0 149,440 1,190,674  4 広聴費 0 0 0 0 0 0 0  5 要請・陳情活動費 0 0 0 0 0 0 0  6 会議費 0 0 0 0 0 0 0  7 資料作成費 14,227 0 85,768 0 0 0 99,995  8 資料購入費 0 2,910 9,024 32,400 0 2,400 46,734  9 人件費 0 0 0 0 0 0 0 10 事務所費 326,136 24,000 48,000 48,000 24,000 0 470,136 計 2,198,420 1,682,865 459,776 664,352 301,500 300,000 5,606,913 収入−支出 201,586 42,142 140,224 −64,352 −1,500 0 318,100 残 余 金 201,586 42,142 140,224 0 383,952 不 足 額 0 0 0 64,352 1,500 0 65,852 ○残余金383,952円はすべて市へ返還済みです。 〇不足額65,852円は自己資金にて支出しています。 常任委員会レポート 令和元年度一般会計の補正予算や条例制定・改正などの議案を、各常任委員会で審査しました。ここでは、その一部を紹介します。 総務委員会 ●令和元年度袋井市一般会計補正予算(第1号)〜債務負担行為補正〜 Qメロープラザに指定管理者制度を導入する理由は何か。 Aオープンした段階から、将来的には市民自らが運営する施設を目指して、イベントの実施など、市民スタッフの育成を図ってきた。指定管理者制度の導入については、これまで、市民団体と意見交換をしてきたが、市民団体もイベントなどの運営を支えるまでに成長し、組織強化も図られたことから、このたび、指定管理者制度を導入することとした。 ●袋井市分庁舎会議室の使用に関する条例等の一部改正について Q 例えば、本年10月1日以降に、総合センター4階会議室を使用する場合、使用料決定の基準については、申し込みの時点になるのか、使用日になるのか。 A 条例の附則に施行期日等を規定しているが、公共施設の使用は、事前に許可を受けるものであり、前納を原則としているので、本年9月末日までに許可したものについては、旧料金を適用するという経過措置を設けている。 民生文教委員会 ●令和元年度袋井市一般会計補正予算(第1号)〜保育所費〜 Q 本年10月より幼児教育・保育の無償化の実施に伴うもののうち、給食費のうち副食費の減免対象も併せてシステム改修を行うが、住民税非課税世帯数及び減免対象拡大による対象者数は。 A 現在給食費のうち副食費は保育料の中に含まれているため、副食費が免除になっている人数は把握できていない。幼児教育・保育の無償化の実施に伴う免除対象者は、年収360万円未満の世帯の子ども及び第3子以降の子どもとなり、保育所118人、幼稚園298人となる。 建設経済委員会 ●令和元年度袋井市一般会計補正予算(第1号)〜道路新設改良費〜 Q 今回対象となる3路線の全体計画における進捗率はどのくらいか。 A 市道東同笠油山線(第二工区)の進捗率は、昨年度末で82%であり、今回の増額により約85%まで事業の進捗を見込んでいる。市道東同笠油山線(南部工区)は、昨年度末で50%、増額後は約80%の進捗、市道大谷幕ケ谷線は、昨年度末で24%、増額後は約48%の進捗を見込んでいる。 議案に対する議員の賛否 ○:賛成 ×:反対 △:棄権 −:欠席または除斥 〈議長(戸塚文彦)は、採決に参加しません。〉 賛否が分かれた議案 森杉 典子 村井 勝彦 佐野 武次 木下  正 竹野  昇 鈴木 弘睦 戸塚 哲夫 寺田  守 田中 克周 山田 貴子 近藤 正美 伊藤 謙一 岡本 幹男 浅田 二郎 高橋 美博 髙木 清隆 村松  尚 戸塚 文彦 大庭 通嘉 袋井市コミュニティセンター条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市メロープラザ条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市分庁舎会議室の使用に関する条例等の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市立聖隷袋井市民病院使用料及び手数料条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市老人福祉センター条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市運動施設条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市風見の丘条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市下水道条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市農業農落排水処理施設の条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 袋井市月見の里学遊館条例の一部改正について ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ○ ○ − ○ 消費増税の中止を政府に求める意見書を袋井市議会が可決することを要請する請願書 × × × × ○ × × × × × × × × ○ ○ × × − × 市議会だよりの表紙写真を募集します! 募集する写真  袋井市内で撮影された人物・四季折々の行事・風景・学校行事・地域の行事等の各種イベントのカラー写真 応募方法  住所・氏名・撮影年月・撮影場所・作品名等を記載した「応募用紙」と「写真」を、議会事務局へメール、もしくは郵送・持参してください。応募用紙は、市ホームページに掲載してあります。 応募上の条件・注意 ・1号につき1人1作品応募できます。 ・被写体が人物の場合又は個人の所有物である場合は、必ず被写体ご本人 (未成年者の場合は保護者)又は、所有者に掲載の承諾を得てください。 ・ご応募いただいた写真は原則返却いたしませんので、予めご了承ください。 ・応募及び採用に対する賞品等の贈呈はありませんので、予めご了承くだ さい。 選考・採用 ・市議会広報委員会で決定し、掲載します。 ・採用者には電話にて連絡した上、掲載します。 応募の締め切り  11月1日号・・令和元年 9月 3日(火)  2月1日号・・令和元年11月26日(火)  5月1日号・・令和2年 2月26日(水) お問い合わせ  袋井市議会事務局(市議会広報委員会)  ※詳細について、下段または市ホームページをご覧いただくか、議会事務局へお問い合わせください。 全国市議会議長会の表彰  去る6月11日、東京国際フォーラムにおいて、第95回全国市議会議長会定期総会が開催され、永年勤続議員に表彰状が贈呈されました。  本市議会では、大庭通嘉議員が議員在職35年以上、髙木清隆議員が正副議長在職4年以上及び議員在職15年以上、山田貴子議員並びに寺田守議員が議員在職10年以上により表彰を受けました。 いよいよ決戦 ラグビーW杯  今W杯は初出場ゼロ、20カ国・地域代表中19代表が前回と同じ顔ぶれ。それだけに4年間蓄えた力が試され、競い合いの場となります。堅い組織的な防御力、それを突破する攻撃の知恵、素早く短いパス、大きなパス、正確なキック、高い技術のスタンドオフ、俊足のウィングなど、どのような戦術・試合運び、スピード、組織性と結束力が発揮されるのか興味津々です。 (広報委員:浅田二郎) ニュージーランド代表 オールブラックスの3連覇が あるのか、どこが倒すのか、 頂点に立つのはどこ… ワクワクしますね。 9月市議会定例会のお知らせ 場 所 市役所5階議場及び各委員会室 時 間 午前9時から 日 程 9月02日(月) 開会、議案の説明   10日(火) 市政に対する一般質問   11日(水) 市政に対する一般質問   12日(木) 市政に対する一般質問   17日(火) 議案の審査(常任委員会)   18日(水) 議案の審査(常任委員会)   19日(木) 議案の審査(常任委員会)   20日(金) 議案の審査(常任委員会)   26日(木) 委員長報告~採決、閉会 ※変更する場合もあります  9月26日(木)の閉会日は、議場工事のため、会場を変更し市役所5階第1委員会室で会議を行います。それに伴い、インターネット中継は中止させていただきますので、ご了承ください。また、傍聴は可能です。 ふくろい市議会だより No.71 〒437-8666 袋井市新屋一丁目1番地の1 TEL.(0538)44-3143(直通) FAX.(0538)44-3148 ホームページ http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/ メールアドレス gikai@city.fukuroi.shizuoka.jp 発 行/静岡県袋井市議会  発行日/令和元年8月1日