ふくろい市議会だより No.91 令和6年2月1日 〜袋井市内の徳川家康公や徳川家ゆかりの地をご紹介します〜 「医王山 油山寺(いおうざん ゆさんじ)」 CONTENTS 11月定例会の概要 ……………? 市政に対する代表質問…………? 市政に対する一般質問…………? 常任委員会レポート……………? フッピートーク2023 …………? 油山寺には、「家康公が武田信玄と戦い、戦勝祈願のために油山寺を訪れた際に、3尺2寸の鐘をつぶし鉄砲玉として提供した。その後、家康は光明山へ、武田信玄は秋葉山にこもり戦い家康公が勝利した」という言い伝えがあります。 豊かな自然に囲まれた油山寺は四季折々に表情を変える美しい景色も見どころです。 11月定例会 低所得世帯支援給付金給付事業 会場の様子 低所得世帯支援給付金給付事業などの補正予算を可決  市議会は、11月定例会を11月27日から12月22日までの26日間の会期で開催しました。  今定例会では、市長から提出された令和5年度一般会計補正予算など20議案が上程され、採決の結果、原案どおり可決・同意しました。  また、代表質問では、3会派がそれぞれ市政に対する質問や提案を行い、市政に対する一般質問では、5人の議員が市長・教育長の見解をただしました。 ◎議決した主な議案 令和5年度一般会計補正予算  今回の補正予算は、第7号から第8号まであり、主に次に掲げる事業のために、12億5100万円を増額するものです。これにより、補正後の一般会計予算総額は、417億4200万円となりました。 〈第7号〉(主なもの) ●人件費補正(市議会議員分含む) ・・・・・・4億8512万円 ●障害者自立支援給付費 ・・・・・・1億円 ●生活保護費 ・・・・・・9000万円 ●公共施設等適正管理基金積立金 ・・・・・・6273万円 ●電気料金高騰に伴う公共施設の光熱水費等  の追加 ・・・・・・2100万円 [債※1務負担行為](主なもの) ●家庭ごみ(資源・埋立)収集運搬業務委託(北部地区)  《期 間》令和5年度〜令和8年度  《限度額》2億940万円 ●袋井東小学校校舎屋上外壁改修工事設計業務委託(ゼ※2ロ債務)  《期 間》令和5年度〜令和6年度  《限度額》1030万円 ●冠水常襲箇所対策事業  《期 間》令和6年度  《限度額》860万円 ●袋井中学校トイレバリアフリー化改修工事設計業務委託(ゼ※2ロ債務)  《期 間》令和5年度〜令和6年度  《限度額》660万円 ※1 債務負担行為とは  1つの事業や事務が単年度で終了しない場合に、議会の議決を経て、その期間と限度額を定めておく制度です。 ※2 ゼロ債務とは  年度当初や早期の工事着手を可能とする制度です。次年度に計上する予定の予算に、あらかじめ現年度中の補正予算において、債務負担行為を設置することにより、現年度中から入札・契約などの事務手続きを始められるようになります。 〈第8号〉 ●低所得世帯支援給付金臨時追加給付事業 ・・・・・・4億4950万円 ●エネルギー価格高騰対策支援金交付事業 ・・・・・・2550万円 条例の一部改正《主なもの》 ●袋井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について  (期末手当の年間支給月数3・5月→3・6月) ●袋井市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について  (期末手当の年間支給月数4・4月→4・5月) ●袋井市職員の給与に関する条例の一部改正について  (期末手当の年間支給月数4・4月→4・5月)  以上3議案は、人事院勧告に伴い、改正するものです。 ●袋井市手数料条例の一部改正について  住民票等の写し等の証明書をコンビニ交付サービスにより受けた場合の手数料を令和4年4月1日から一律100円を減額していましたが、2年間としていた減額期間が令和6年3月31日をもって終了することから、当該減額規定を削除するため、所要の改正を行うものです。 ●袋井市国民健康保険税条例の一部改正について  本年5月に公布された「全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律」において、「国民健康保険法」及び「地方税法」の一部が改正され、「産前産後における国民健康保険税軽減制度」が令和6年1月から創設されることに伴い、出産する被保険者の産前産後期間に係る「所得割額」及び「均等割額」の減額等の規定について所要の改正を行うものです。 ●袋井市老人福祉センター条例の一部改正について  老人福祉センターのうち「白雲荘」について、令和6年3月末をもって閉館することから、当該施設に係る規定を整理するため、所要の改正を行うものです。 人事(敬称略) ●人権擁護委員  令和6年3月31日をもって任期満了となる委員について、市長が推薦する次期の候補者について意見を求められ、原案のとおり同意しました。  任期は、令和6年4月1日から3年間です。 ・深見はる美(旭町)再任 ・繻エ 宏一(長溝)新任 その他 ●公共施設の指定管理者の指定について  次の公共施設の指定管理者を指定するものです。指定の期間はいずれも令和6年4月1日から5年間になります。 ◎袋井市立可睡寮   社会福祉法人 明和会 ◎袋井B&G海洋センターほか3施設   サンアメニティ・静岡ビル保善共同事業体 ◎愛野公園ほか12施設   袋井市スポーツ協会グループ ◎袋井市シルバーワークプラザ   公益社団法人 袋井・森地域シルバー人材センター ◎田原農村総合管理センター   下新池自治会 ◎笠原老人福祉センターほか1施設   社会福祉法人 袋井市社会福祉協議会 ●市道の路線認定について  開発行為などに伴い、久能地内の5路線、豊沢地内の1路線、萱間地内の1路線の合わせて7路線の認定をするものです。 11月臨時会  市議会は、11月6日に臨時会を開催し、令和5年度市道大谷幕ヶ谷線災害復旧工事など2議案と2件の報告が上程され、採決の結果、原案どおり可決しました。 令和5年度一般会計補正予算 〈第6号〉 ●ふるさと納税事業 ・・・・・・3億5000万円 その他 ●令和5年度市道大谷幕ヶ谷線災害復旧工事  《契約相手先》丸明建設株式会社  《契約金額》1億5620万円  《工  期》令和5年11月7日から        令和6年10月31日まで 市政に対する代表質問 ホームページにて代表質問の録画映像を公開しています。 二次元バーコードを読み取ってご覧ください。※通信料がかかる場合があります。 自民公明クラブ 村井勝彦議員 市政運営 問予算編成において、物価高が続く中で、市民生活の向上に向けた対応は。 答人件費や資材費など諸物価の高騰は、さまざまな経費に影響することから、予算編成作業において確実に積算することはもとより、事業の優先順位付けを行うなど、堅実な予算編成を進めていく。 健康づくり施策の方向性 問効果的な受診率向上の具体的な施策は。 答総合検診を継続して実施するとともに、胃がん検診の有無に関わらず、総合検診が受診できるよう検診委託事業所と検討を進めている。また、市民が受診しやすい環境を整えていく。 地域と連携し、行きたい、行かせたいと思える、魅力ある高等学校づくり 問高等学校教育の魅力化に関して、移住・定住施策をどのように認識しているか。 答市の総合戦略においても、地域と高校との連携強化を掲げている。地域と高校が連携し、郷土愛の醸成を図る「ふるさと教育」は、移住・定住を促進させる有効な方策の一つであると認識している。 魅力あるまちづくりと産業振興 問道路計画沿線の土地利用の考え方は。 答東名高速道路と新東名高速道路ともにアクセス性に恵まれた、ポテンシャルの高い地域であり、その土地の優位性を十分生かし、農業、工業、商業など、さまざまな視点で、効果的な土地利用の実現に向けた検討を進めていく。 問大和ハウス工業株式会社の移転後の跡地利用の考え方は。 答土地を有する大和ハウス工業株式会社の意向が前提となるが、都市活力の創出を図るため、産業振興はもとより、地域振興などを踏まえた土地利用について、同社と意見交換を行っていく。 安全・安心に暮らすことができるまちの推進 問「わたしの避難計画持続化計画」の策定は。 答「防災ガイドブック」と「洪水ハザードマップ」更新時において、2つを統合したガイドブックと「わたしの避難計画持続化計画」を作成し、県に申請していく予定である。 現在の大和ハウス工業株式会社中部工場 市民クラブ 立石泰広議員 がん撲滅にむけて 問国・県のがん対策推進計画を受け、本市のがん予防の対応は。 答がんの発生要因である喫煙や肥満などに対する保健指導、早期発見に向けた検診受診率向上対策や定期的なセルフチェックの推進、早期治療に向けた精密検査の受診勧奨等を実施している。 問日本一健康文化都市を標榜する自治体として、がん対策推進条例を制定しては。 答これまでも胃がんリスク検診の導入や国の指針よりも手厚い市独自の検診内容の実施によりがん対策を進めており、現時点では条例導入は考えていない。 横須賀高校の今後は 問横須賀高校と池新田高校の再編計画は一旦白紙となり、現在小笠地区地域協議会にて県立高校の在り方が協議されている。この動向をどう捉え対応していくか。 答近隣市との関係において、相互に市民が通っている状況があり共通の課題として捉えている。引き続き、首長や担当者間で連携を密にして適切に対応していく。 防災・減災対策 問福田漁港・浅羽海岸のサンドバイパス事業は、6年連続で土砂輸送量の目標が未達成となっているが恒久対策は。 答学識経験者からの技術的助言を踏まえ、来年度以降の具体的な事業化に向け調整していると伺っている。さまざまな機会を通じ、県に対し着実な実施を働きかけていく。 問浅羽東地区には地震時の指定避難場所が不足し、洪水時の指定避難場所がない。 答災害時の指定避難場所は、地域により施設数が違うため、自治会連合会単位で割り振りしていない。自宅・親戚宅・公会堂などへ避難できない場合に、受入れ可能な指定避難場所へ避難していただく。 問エアコン稼動時など、同報無線による緊急放送が聞こえないことがある。 答同報無線放送の他に、メローねっとやテレビ、ラジオなどを使って災害緊急情報の伝達に努めている。戸別受信機の利用希望者には購入できる体制を取っている。 その他の質問事項 ?令和6年度の予算編成方針、デジタル・環境政策 ?職場・学校で自己肯定感を高める取組 静岡県立横須賀高等学校 緑 風 会 大場正昭議員 放課後児童クラブの取組は 問国の補助金の活用をすすめるが。 答待機児童を減らすため、同一小学校区内に複数あるクラブ間での入所調整に係る作業が大幅に増加している。今後、国などの補助金を活用し、入所調整を専門に行う職員の配置について検討していきたい。 不登校児童生徒の居場所の確保は 問フリースクールに対する教育委員会の考え方はどうか。 答フリースクールは社会と遮断されることなく、「居場所」の一つとなる。今後とも、学校における支援や教育支援センターで取組などを充実させるとともに、フリースクールとの連携を図ることなどにより、誰一人取り残されない学びの保障に向け取り組んでいく。 台風被害を踏まえた内水氾濫対策 問「内水氾濫発生が高い流域への「ポンプゲート」などの小規模ポンプ施設の設置を希望するが。 答放流先の河川改修の進捗をみながら、その地区の特性に応じた対策を緊急性、安全性及び費用対効果を踏まえ、研究していきたい。 スポーツを核とする地域活性化 問滞在型観光の推進に向け、トップアスリートなどを招待したスポーツ合宿などの実施を提案する。 答全国レベルの大会やプロチーム大会、学生の合宿など、スポーツをきっかけに、多くの人々が来訪する機会をとらえ、滞在型観光につながるよう取り組んでいくことが必要であると考える。  わが市の農業振興 問荒廃農地の解消の取組はどうか。 答一部の地域では地元農業委員や若手農業者などが中心となって組織を立ち上げ、荒廃茶園を再生利用する取組も始まった。農業者や地権者、地域の皆さまのご協力をいただきながら、荒廃農地の解消に向けて、取り組んでいく。 荒廃農地解消事業(袋井市中地内) 代表質問とは  翌年度の市政の運営に向けて会派の政策提言・提案という趣旨で会派を代表する議員が行うものです。本市議会では11月市議会定例会で、一般質問に先立ち行います。質問時間は、会派の人数によって異なります。 1会派あたり20分+(会派の人数×5分) ※上限は60分です。 ●自民公明クラブ  20分+(10人×5分)=60分(上限) ●市民クラブ  20分+(2人×5分)=30分 ●緑風会  20分+(5人×5分)=45分 一般質問とは  個々の議員が市政全般にわたり市長・教育長に対して行う質問で、各定例会で行います。質問時間は1人30分以内となっています。 質問内容 代表質問・一般質問の日程と内容を紹介します。  質問方式 @一括質問一括答弁 議員が全ての質問をまとめて行い、市長などもまとめて答弁を行います。なお、再質問・再々質問まで行うことができます。 A一問一答 議員の質問と市長などの答弁を一問ずつ交互に行います。 市政に対する一般質問 ホームページにて一般質問の録画映像を公開しています。 二次元バーコードを読み取ってご覧ください。※通信料がかかる場合があります。 鈴木賢和議員 発達性読み書き障害の対応は 問小中学校において、読み書きに困難さがある児童・生徒の状況と人数は。 答このような障がいがある児童生徒は、個々の状況に応じた支援が必要であることから、就学支援委員会での協議などを踏まえ、他の障がいもあり特別支援学級に在籍する場合を除き、多くが通級指導教室に通っている。通級指導教室は、通常の学級に在籍しながら、学習障害や自閉症等個々の特性に応じて、週1回程度、個別の指導・支援を受けるもので、本市では、小学校は、袋井東小、浅羽東小、今井小の3校に中学校は袋井南中に設置しており、市内の小中学校から、対象となる児童生徒が時間帯を分けて通っている。現在通級指導教室に通う児童生徒は116人、このうち、読み書きに困難さを感じていると思われる児童生徒は32人いる。 PFASの水質検査の現在の状況は 問水道水の状況は。 答※PFASは水質検査項目の定期的な義務付けはされていないが、PFASの有害性の指摘報道を受け、市内8カ所の水源で最も多い袋井第1水源について本年6月に水質検査を行った結果、暫定目標値を下回っていることを確認している。 ※有機フッ素化合物の総称 水質検査の様子 竹野 昇議員 土橋工業用地開発計画 問農業振興地域除外を地権者・実際に耕作されている方たちに知らせずに行ったのはなぜなのか。 答手続きを経て農業振興地域整備計画を変更したものであり、法制度上適切な手続きであると認識している。 問昨年9月、下流の木原地区が道路冠水、床下浸水被害、車に水が入る被害が出ている。埋め立てによる浸水被害の拡大の恐れについて、当局はどう考えているか。 答放流先となる蟹田川の管理者である県との河川協議において、県開発行為技術基準で求められる調整容量約1万3000トンを確保することにより、下流への安全性が確認されている。 社協会費を1世帯500円払っている件 問任意で世帯会員になるのが本来の方法である。袋井市に住んでいるだけで社会福祉協議会に会費を払う仕組みがおかしい。仕組みをなくした場合、支障が出るなら市の補助金を増額すればよいのでは。 答ご賛同いただいた各世帯から納付されていると認識している。補助金の増額検討が必要な状況ではない。 大和ハウス工業株式会社の工場移転が計画されている土橋地区の水田 黒岩靖や子議員 新規就農者確保の取組は 問農業従事者数の減少と高齢化で、新規就農者への取組は深刻である。新規の受け入れから自立に向け多様な新規就農者に対する柔軟な支援が必要。市としての考えは。 答クラウンメロンをはじめ、全ての農産物を対象に新規就農者の確保と育成に向けて、支援制度の情報提供や、農地所有者とのマッチングに取組むとともに、多様な就農形態に対応した支援を検討していきたい。 治水対策への取組は 問異常気象に伴う局地的豪雨の発生で各地に浸水被害がある。田んぼダムの取組は。 答大雨時に田んぼダムに一時的に雨水を溜めることで河川の水位上昇の抑制効果あり。取組を拡大していきたい。 本庁北側駐車場の利便性 問来庁される皆さんが利用する北側駐車場は、駐車スペースが狭く、ドアが傷ついていたとか、隣の車にドアを当ててしまった経験を聞く。駐車スペース拡大が必要では。 答駐車場設計・施工指針で定める小型乗用車の最低限に広さは確保している。スペースを広げると駐車台数が減るため断念した経緯がある。 温室メロンの栽培 太田裕介議員 春岡多目的広場の有効活用と近辺整備は 問グラウンドゴルフ場や部活動などで主に使用されていることを踏まえ、ナイター設備など設置し利便性の向上を図れないか。 答現状の使用状況を踏まえ、話し合いなど行う中で、今後、さらなる利便性が向上するような設備については検討していきたい。 問春岡多目的広場西側のエリアは幅員が狭い道路も多く、冠水も頻発している。今後の整備計画は。 答道路の改善に当たっては、軟弱地盤対策のための多額の費用がかかること、また、改善後には交通量が増加し農作業への影響も考えられることから、費用対効果を踏まえながら研究していきたい。 市道村松宇刈線の整備 問通学路の安全確保のため短期整備路線として指定し、整備を進めるべきでは。 答通学路として利用されている状況もあるので引き続き、局部的な改良を行うなど歩行者の安全確保に努めていきたい。 春岡多目的広場 竹村眞弓議員 行政職員の働き方、処遇、労働環境は 問管理者は職員の命と健康を守る義務がある。職員の心身の健康に配慮し職場環境を整える安全配慮義務は、十分に果たすことはできているのか。 答業務量に応じ職員の適切な配置に努めている。病気休職から復職した職員には不安や働き方の要望を聴き取り、配属先も組織として配慮し通常の勤務に戻れるよう意を配している。 問労働実態や休職者、退職者数を考慮した適正な人員数、配置が急務だと思うが、職員を増やす取組は。 答意識改革と共に人材確保、職員の適正配置や処遇、職場環境整備で定着化に努めたい。悲惨な事例が起きないよう一丸となって取組んでいる。職場環境の充実に邁進したい。 問会計年度任用職員から正規への任用替えについて、本人の意向、勤務実績や能力などを考慮し特別な選考方法など柔軟な対応を検討しては。 答今後年齢枠を広げて、チャレンジできる仕組みに変えたい。社会人経験を行政運営に生かせる人材の採用を検討している。男女差なくそれぞれの希望する働き方、仕事、報酬が報われる社会が来ることを強く願い、理想的な状況ができるよう努めていきたい。 働き方、処遇、労働環境 アンケート調査へのご協力ありがとうございました  議会活性化特別委員会では、市議会を取り巻く現状を把握し、若者の政治離れや女性の政治参加などの課題解決への参考とするため、9月にアンケート調査を実施し、1766人から回答がありました。今後の市議会活動に生かしていきます。 アンケート調査結果(一部抜粋) 問:今の市議会をどのように評価しますか。 問:市議会に関心がありますか。 ホームページにて集計結果を近日公開予定です。二次元バーコードを読み取ってご覧ください。 常任委員会レポート  令和5年度一般・特別・企業会計補正予算をはじめ、条例の一部改正などの議案を、各常任委員会で審査しました。ここでは、その一部を紹介します。 常任委員会レポート 総務委員会 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第7号)〜歳入〜 Q不動産売払収入は旧山梨幼稚園の敷地と高南幼稚園敷地の一部を民間事業者へ売却した収入であるが、旧山梨幼稚園の市有地としては、残りはないか。 A旧山梨幼稚園の敷地については、これで全て売却が完了した。 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第8号)〜歳入〜 Q物価高騰対策事業分について、まだ枠があると感じているが、国から新たな方針は示されたか。 A物価高騰対策事業における推奨事業メニュー分につきましては、現在、国において、繰越しの可否について議論されている状況であり、現時点において新たな方針は示されてはいない。 民生文教委員会 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第7号)〜障害者福祉費〜 Q給付の対象者増加により1億円を補正するとのことであるが、対象者が増加した要因は。 A障がい者の福祉サービス、障がい児の福祉サービスの利用がいずれも増加傾向であり、利用者が増加した要因については、障がい者、障がい児ともに、精神・療育手帳取得者が増加したことに伴って、サービス利用者も増加したものと分析している。 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第8号)〜地方創世推進費及び社会福祉総務費〜 Q低所得世帯支援給付金交付申請書について、前回交付時に使用した口座ではなく、改めて、再度確認が必要か。 A同類の事業は過去に何回か行われていることから、申請書にはあらかじめ口座情報が記載されており、同様の口座でよければチェックのみいただき、変更希望があれば変更の口座情報を記載していただくことを従来から行っていることから今回も踏襲していきたい。 建設経済委員会 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第7号)〜有価証券売払収入〜 Q袋井北部街づくり株式会社の清算手続きに伴い、8月に残余財産の金額が確定し、市への分配は616万7,760円となった。市は5,000万円出資していたが、この結果をどう総括されているのか。 A市の北部エリアに拠点となる商業機能が生まれ、まちの魅力となり、維持されてきた。加えて、土地区画整理事業などによって、住環境が整備されたことで人口増加につながり、まちづくりに波及効果をもたらしたと認識している。 令和5年度 袋井市水道事業会計補正予算(第1号) Q水道検針業務委託も含め、委託料における人件費の値上がりをどの程度見込んでいるのか。また、梅山配水系初越地区配水管布設替工事の限度額は、9,900万円に設定するとのことだが、人件費の上昇率と工事資材の上昇率はどの程度見込んでいるのか。 A水道検診業務委託に関しては、国から発表されている上昇率5%を見込んである。また、工事費については、人件費は8%、材料費は12%の上昇を見込んで設計している。発注の際に、大きな上昇があった場合には、スライド条項等を用いながら、適切に対応していきたい。 「フッピートーク2023 〜袋井市議会議員と袋井市の未来を語ろう〜」  袋井市議会では、一般市民向けの議会報告会を令和5年11月26日(日)に開催しました。  本年度の市議会報告のほかに、テーマ別に参加者と市議会議員と意見交換会(フッピートーク2023)を行いました。  なお、各テーマにおける提案の主なものは次のとおりです。また、当日の様子を模造紙に文字やイラストで表現した「グラフィックレコーディング」を令和6年2月9日(金)まで市役所1階市民ホールに展示中です。 ◎テーマ:みんなでできる防災・減災対策   参加人数 議員:6人 市民:13人 ?「自分の命は自分で守る」を基本として、各家庭において非常持ち出し品や家庭での備蓄品などの点検を強化する。 ・外国人居住者の防災訓練の参加について、地域や就労企業などと連携し、参加者の拡大を図る。  ・家族の無事を示す黄色の旗を揚げる取組を市内に広める。 ・中学生、高校生の防災訓練の参加者の拡大を図る。 ・防災訓練時に中高生向けの講習を実施し、メローねっとの登録の手助けをしてもらう。 ・自治会で避難所運営ゲームを定期的に実地する。 ◎テーマ:未来の学校部活動   参加人数 議員:6人 市民:14人 ・子どもたちの考えを尊重していくことが大切である。 ・多様な価値観に応じた多様な選択肢と多様な運営とサポート体制作り。 ・経済的理由で民間チームに入れない生徒さんには、支援金制度を設ける。 ・教育と競技力(アスリート育成)については、分けた考え方で進める。 ・指導員において、元気な高齢者の登用。(知識、技術の継承、部活とは違う職業体験) ・市内における隠れた指導者人材の発掘と交流の機会創出。 ◎テーマ:地域の魅力を活かした「稼ぐ力」   参加人数 議員:6人 市民:13人 ・袋井駅に降りたときに「袋井に来た」と思うような街づくり。(例えば、お茶やメロンなどの特産物をアートと関連させるなど) ・ICTを活用して、映像などで本市を積極的にPR。 ・特産品を生かした6次産業品の開発。 ・耕作放棄地の活用や大規模堆肥場の開設。 ・スポーツ協会、浅羽町商工会、観光協会、市が一緒になって、スポーツツーリズムの機運を盛り上げたい。(ツーリズムの強化) ・海の良さをイベント・催し物を通じて、アピールする。 地元高校生との意見交換会  市議会では、若い世代の意見を聞き、まちづくりの参考にすることや、議会に関心をもってもらうことを目的に、「高校生との意見交換会」を行っています。学校ごとのテーマでグループワークを行い、若い世代ならではの視点でさまざまな意見をいただきました。若者たちの思いや柔軟な発想を今後の施策に反映できるよう、今回の意見なども参考に議会活動に努めてまいります。  そこで発表された意見を一部紹介します。 袋井高等学校 テーマ:人口減少対策  12月19日開催 ・世代に関わらず参加できるイベントを企画したい。 ・自分たちが学び学習する機会の提供など、教育環境の整備もまちの豊かさにつながる。 袋井商業高等学校 テーマ:安全・安心な街づくり  12月21日開催 ・子どもが安心して遊べる公園を整備することが必要だが、みんなで見守っていくことも必要。 ・歩行者の反射材の利用促進に努める。 袋井特別支援学校高等部 テーマ:私たちが考える安全・安心な袋井市  12月21日開催 ・薬物犯罪をなくすには、防止ポスターを貼る、警察に取り締まりをお願いする、犯罪学習をお願いすることなど。 ・子育て情報も含め、災害・避難情報もホームページなどで一元管理をしてほしい。 全体で7割!30歳代でも7割!  昨年9月に実施した「袋井市議会アンケート」調査結果によると、全体で7割以上の方が「ふくろい市議会だより」を読んだことがあると回答してくださいました。また、読んだことがあるとご回答いただいた30歳代の割合も、前回調査より5%増加し、7割を超える結果となりました。世代を問わず議会活動に興味・関心を持っていただくよう、趣向を凝らした取組にチャレンジしてまいります! (広報広聴委員:安間 亨) アンケートにご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。 ?袋井市 2月市議会 定例会のお知らせ 場所 市役所5階議場及び各委員会室 時間 午前9時から 日程 2月19日(月)開会、議案の説明 2月27日(火)市政に対する一般質問   28日(水)市政に対する一般質問   29日(木)市政に対する一般質問 3月 4日(月)議案の審査(常任委員会)    5日(火)議案の審査(常任委員会)    6日(水)議案の審査(常任委員会)   21日(木)委員長報告〜採決、閉会        *変更となる場合もあります お詫び 本紙No.90(令和5年11月1日発行)5ページの市政に対する一般質問、大場正昭議員の「橋梁の通行止め解消は」について答えの記載に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。 誤 延久の新屋橋  正 太田地区に架かる新屋橋 みんなで実践! 5330運動 読み終わった広報誌はチラシや雑誌などと一緒に古紙回収へ ふくろい市議会だより No.91 〒437-8666 袋井市新屋一丁目1番地の1 TEL.(0538)44-3143(直通) FAX.(0538)44-3148 ホームページ http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/ メールアドレス gikai@city.fukuroi.shizuoka.jp 発 行/静岡県袋井市議会  編 集/広報広聴委員会 発行日/令和6年2月1日