ふくろい市議会だより No.95 令和7年2月1日 表紙写真「 全力少年」 静岡県立袋井商業高等学校 写真部3年 中嶋ゆずきさんの作品 3年生が引退して、新体制となった袋商野球部です! 朝早くから夜遅くまで毎日野球に打ち込んでいる球児たちの笑顔を撮影しました。 やる気と活力に満ち溢れた彼らから私たちも元気をもらうことができます。 彼らの今後を皆さんも応援してください! contents 11月定例会の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・2 常任委員会レポート・・・・・・・・・・・・・・・・4 特別委員会レポート・・・・・・・・・・・・・・・・5 市政に対する代表質問・・・・・・・・・・・・6 市政に対する一般質問・・・・・・・・・・・・8 フッピートーク2024 ・・・・・・・・・・・・・・・ 11 〜令和6年度の表紙写真は市内高等学校写真部による部活動をテーマにした作品を掲載しています〜 障害者自立支援給付費などの 補正予算を可決 4億1,900万円を増額 詳しくは2 ページへ 国に対する意見書の提出を可決 詳しくは3 ページへ 市長に提言書を提出 詳しくは裏表紙へ 11月定例会 障害者自立支援 給付費などの 補正予算を可決  市議会は、11月定例会を11月25日から12月20日までの26日間の会期で開催しました。  今定例会では、市長から提出された令和6年度一般会計補正予算など31議案、議員から 提出されたフリースクール等を利用する不登校児童生徒に対する支援を求める意見書につ いての議案が上程され、採決の結果、いずれも原案どおり可決しました。  また、代表質問では、3会派がそれぞれ市政に対する質問や提案を行い、市政に対する 一般質問では、6人の議員が市長・教育長の見解をただしました。 ◎議決した主な議案 [市長提出議案] 令和6年度一般会計補正予算  今回の補正予算(第6号及び第7号)は、主に次に掲げる 事業のために、4億1900万円を増額するものです。  これにより、補正後の一般会計予算総額は、423億 5300万円となりました。 〈第6号〉(主なもの) ●障害者自立支援給付費・・・・・9200万円   サービス利用者の増加等に伴うものです。 ●公共施設の光熱水費等・・・・・1540万円  夏場の気温上昇による電力使用料や電気料金の上昇に 伴う公共施設の光熱水費の追加によるものです。 ?債務負担行為?(主なもの) ●小中学校外国語指導助手派遣事業委託  《期 間》令和6年度?令和9年度  《限度額》8850万円 ●児童送迎バス運行管理業務委託(限度額変更)  《期 間》令和6年度?令和9年度  《限度額》7950万円 ●市道大谷幕ヶ谷線(三島神社北)災害復旧工事  《期 間》令和6年度?令和7年度  《限度額》1700万円 ●袋井北コミュニティセンター空調・埋設給水管・動力設 備改修実施設計業務委託  《期 間》令和6年度?令和7年度  《限度額》430万円 ●袋井東コミュニティセンター空調取替実施設計業務委託  《期 間》令和6年度?令和7年度  《限度額》280万円 ●浅羽南コミュニティセンター空調取替実施設計業務委託  《期 間》令和6年度?令和7年度  《限度額》270万円 ●児童生徒学習用予備端末借上料  《期 間》令和6年度?令和7年度  《限度額》165万円 〈第7号〉(主なもの) ●人件費(市議会議員分含む) ・・・・1億9500万円  人事院勧告の実施に伴い人件費の補正を行うものです。 条例の一部改正(主なもの) ●袋井市コミュニティセンター条例の一部改正に ついて ●袋井市コミュニティセンター施設条例の一部改 正について ●袋井市宇刈いきいきセンター条例の一部改正に ついて ●袋井市手数料条例の一部改正について ●袋井市老人福祉センター条例の一部改正につい て ●袋井市運動施設条例の一部改正について ●袋井市風見の丘条例の一部改正について ●袋井市労働者福祉センター条例の一部改正につ いて ●袋井市墓地条例の一部改正について ●袋井市水道事業給水条例の一部改正について ●袋井市都市公園条例の一部改正について ●袋井市月見の里学遊館条例の一部改正について ●袋井市メロープラザ条例の一部改正について  以上13議案は、使用料・手数料の定期見直し の結果、受益者負担の原則と公平性の確保及び 財政健全化を踏まえた適切な料金算定の観点か ら所要の改正を行うものです。 その他 ●公共施設の指定管理者の指定について  次の公共施設の指定管理者を指定するものです。  指定の期間はいずれも令和7年4月1日から 5年間になります。 ◎袋井市月見の里学遊館ほか1施設  袋井市スポーツ協会グループ ◎袋井市メロープラザ  メロープラザサポーターグループ 議員提出議案  市議会は次の意見書を国に提出する議案を全 会一致で可決しました。 ●フリースクール等を利用する不登校児童生徒に 対する支援を求める意見書  民間のフリースクール等は、さまざまな事情 により学校生活になじめずにいる子どもたちの 居場所であるが、学校教育法に基づく学校に該 当せず、公的な支援もないため、その運営は大 変厳しい。  また、保護者にとっても利用料や通所費など 負担が大きく、経済的理由で利用を諦める家庭 も多い。増加する学校になじめない子どもたち にも多様な学びの場が保障されるよう、次に示 す学校外のフリースクール等への支援を適切に 行うことを求める。 (1) 不登校児童生徒やフリースクール等に関す る詳細な実態調査を実施し、実態に即したき め細やかな施策を実施すること。 (2) 不登校児童生徒が、家庭の事情に関係なく フリースクール等での学びの機会を確保する ため、保護者の負担軽減に資する経済的支援 を早急に実施すること。 〈提出先〉 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務 大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、 内閣府特命担当大臣 国に対する意見書(要旨) 11月臨時会  市議会は、11月8日に臨時会 を開催し、1議案と1件の報告 が上程され、採決の結果、原案 どおり可決・承認しました。 工事変更請負契約の締結 ●令和5年度(債)市道大谷幕ヶ谷線災 害復旧工事  《契約相手先》丸明建設株式会社  《契約金額》2億1976万円  《工  期》令和5年11月7日から令和7年10月31日まで 令和5年度より進めている市道大谷幕ヶ 谷線災害復旧工事施工箇所の様子(令和 6年7月3日撮影) 専決処分の承認 ●令和6年度袋井市一般会計補正予算 (第5号)について  「第 50 回衆議院議員総選挙」執行の ため、必要な経費を専決処分したため 承認を求めるものです。 常任委員会レポート  令和6年度一般・特別・企業会計補正予算をはじめ、条例の一部改正などの議案を、各常任委員会で審査しました。ここでは、その一部を紹介します。 総務委員会 令和6年度袋井市一般会計補正予算(第6号)〜一般管理費〜 問 時間外勤務手当の増額約3400万円の要因は、主に災害対応と総合計画策定業務とのことだが、金額の内訳はどうか。また、総合計画策定業務で時間外がある理由は何か。 答 災害対応で約400万円、総合計画策定で約300万円、その他が約2700万円である。総合計画策定については、審議会の開催に向けての資料作成に加え、時間外に開催する審議会への出席などがある。 袋井市コミュニティセンター条例の一部改正 問 公共施設予約システム導入に伴い、これまで前納であった使用料を市長がやむを得ないと認める場合は後納を可能とするとのことである。後納を可能とすることによって、コミュニティセンター職員に未収金の回収など、新たな負担が生じる可能性があると思うがどうか。 答 コミュニティセンターの利用は、顔が見える関係にある登録団体が多い中、未収金はほぼ発生しないと考えている。未収金が発生した場合には、協働まちづくり課も回収の支援をしていきたい。  また、後納の問題及び対応などについては、既にシステムを導入している他の施設の状況を確認し、必要に応じてコミュニティセンター職員に周知を図りたい。 民生文教委員会 袋井市病院事業会計補正予算(第2号)について 問 防災監視盤の更新については、機器の一部ではなく、監視盤の全てを更新するとの解釈で良いか。その場合、現状と同等の機能を発揮することができるものであるか。 答 修繕ではなく、全てを新しくする更新での設置を予定している。機能については、西館の感知器や防火ダンパーなどを感知するなど、現状と同等の機能で計画している。 令和6年度袋井市一般会計補正予算(第6号)〜障害者福祉費〜 問 放課後等デイサービスのニーズが高まっていることについて、施設を変更しながら利用しているなど、希望にかなわない利用形態があるとのことであるが、供給面の整備方針について、早急に進める必要があると考えるがどうか。 答 昨年度に策定した第4次障がい者計画に沿って、計画的な整備を進めている。施設の利用については、今後においても、できるだけ利用者の希望に沿えるような形で事業者とも協議を進めていきたい。  また、施設の変更の際においても、児童ができるだけ抵抗なく施設間の移動が行える形がとれるよう、事業者などと協議を進めていきたいと考えている。 建設経済委員会 令和6年度袋井市一般会計補正予算(第6号)〜環境衛生費〜 問 合併処理浄化槽の補助金の件数はどのくらいあったのか。 答 合併処理浄化槽の補助金につきましては、新築で合併処理浄化槽を取り付けた方、単独処理浄化槽やくみ取りのものから合併処理浄化槽に付け替えた方が対象であり、現在3843件を交付決定する予定である。 袋井市墓地条例の一部改正 問 墓所使用許可証の再交付手数料を値上げするとのことであるが、今回の使用料・手数料の見直しの趣旨をどのように考えているか。値上げする必要はあるのか。 答 市ではこれまでも、使用料・手数料について、3年に1度定期的に見直し、受益者負担の原則の徹底を図ってきた。問題となるのは、受益と負担のアンバランスであり、使用料・手数料が低いことにより、コストを賄いきれていないということは、その施設やその手続を使っていない方の負担でマイナスを補っているという状況である。  この受益と負担のアンバランスをしっかり整理するということでは、3年に1回の定期見直しは意義のあることと考えている。結果として、負担増になることもあろうかと思うが、受益と負担のアンバランスの解消に向けては、御理解をいただきたいと考えている。 特別委員会レポート  特別委員会は、特定の問題について審査・調査するために設置される委員会です。主な審査・調査内容をお知らせします。 議会活性化特別委員会 ◇10月21日(第25回) 以下の議題について、協議を行いました。 《議 題》  (1)第24回委員会での意見反映について  (2)議会活性化特別委員会提言書(素案)について ◇11月21日(第26回) 以下の議題について、協議を行いました。 《議 題》   (1)議会活性化特別委員会調査研究報告書について   (2)予算決算委員会の運営について @ 委員会導入の時期(案)について A 議案審査の対象範囲について B 当局の出席範囲(案)について C 委員会の組織及び議案審査の流れ(案)について D 委員会の人数構成(案)について E 委員会の運営(案)について F 会議日程について G 例規の一部改正について ◇12月23日(第27回) 以下の議題について、協議を行いました。 《議 題》   (1)予算決算委員会の運営について @ 委員会導入の時期について A 議案審査の対象範囲について B 委員会の人員構成について 総合健康センター将来構想特別委員会 ◇10月22日(第4回)  以下の議題について、協議を行いました。 《議 題》  (1)総合健康センターの施設整備の方向性について  (2)総合健康センターの保健・介護・福祉機能の方向性について(保健・予防機能) ◇11月20日(第5回) 以下の議題について協議を行いました。 《議 題》  (1)総合健康センターの保健・介護・福祉機能の方向性について    【介護・福祉(総合相談機能・地域包括ケア機能・福祉機能)】 ◇12月24日(第6回) 今後の参考とするため、磐田市iプラザ(総合健康福祉会館)の行政視察を行いました。その後、委員会で以下の議題について協議を行いました。 《議 題》  (1)総合健康センターの保健・介護・福祉機能の方向性について    【保健・福祉(こども家庭センター機能)】  (2)総合健康センターの保健・介護・福祉機能の施設規模について 市政に対する代表質問 ホームページにて代表質問の録画映像を公開しています。 二次元バーコードを読み取ってご覧ください。 ※通信料がかかる場合があります。 市民クラブ 立石泰広議員 中小企業振興 問  中小企業及び小規模企業振興基本条例の施行を機に、新たな施策を考えているか。 答 ふくろい産業イノベーションセンターの活力を発展させるため、本センターの機能を、令和7年度に袋井駅周辺の市街地に移設し、創業希望者や成長を志す方々が集い連携できる拠点施設を設けたい。 問  ワークライフバランスなどの職場環境の改善支援をどのように考えているか。 答 国や県では女性活躍や子育て支援が充実している企業を認証する制度を創設している。本市においてもこの認証を取得した場合には、総合評価方式の入札の加点を行うなどして制度の活用を周知していく。 デジタル 問  浅羽支所にオープンした「らくらくサポート窓口」を利用するメリットは。 答 マイナンバーカードの活用で、住所や氏名の書類への記載を省ける。コンシェルジュのサポートで、デジタルが苦手な方も安心して利用できる。4月の開設以来延べ1000人以上が利用、好評をいただいている。 問  本市におけるAIの導入・活用状況は。 答 AIチャットボットによる市ホームページの問い合わせへの回答、生成AIによる文章の下書きやアイデア出しなど日常的な業務で利用している。 市長1期目の3年半を振り返って 問 企業誘致や新事業の創出、製造品出荷額などの目標は、どの程度実現できたか。 答 テクノファーム袋井、遠州フォレストエナジー発電所の企業誘致、またノブレスパルク袋井など袋井駅周辺のにぎわい創出に取り組んだ。令和4年の製造品出荷額等は、総合計画の目標に対し113.2%の達成率だった。 問 ICTを活用した子供たちの課題解決能力の育成は、どの程度実現できたか。 答 未来の教育推進室を設け、ICTを活用した授業研究や研修を精力的に実施した。各学校では、デジタル学習ドリルの活用、体育や音楽での録画の活用、不登校児童生徒のオンライン授業参加などの成果を得た。 その他の質問事項 ・予算編成方針 ・地方創生 ・子育て支援施 策(小松市視察から) 緑風会 近藤正美議員 令和7年度予算編成 問 社会潮流を捉えた予算編成の基本方針は。 答 人口減少局面に入り、頻発化・激甚化する自然災害や少子高齢化による人手不足や物価高騰、外国人市民との共生など社会的な環境変化により生じたさまざまな地域課題に適切に対処し、将来を見据えた備えとして政策を立案する視点を見直すほか、事業の優先順位を改めて検討する必要がある。行政運営は「地域経営」であることを強く意識し、効果的な情報発信や情報公開により行政の透明性を高めると同時に、デジタル技術の活用を政策達成に向けた手段として積極的に取り入れて予算編成に臨む。  農業振興ビジョン 問 農業就業者育成施設として「茶ピア」の活用は。 答 「茶ピア」は茶業に特化した総合体験施設であり、指導者の確保や研修カリキュラムの策定など、教育的機能を整えることの重要性から、茶業の拠点施設として有効活用を図るようJAに働きかけていきたい。 稼ぐチカラ 問 市内産業の強化をどう図るか。 答 農業などの第1次産業については、DXを取り入れたスマート農業の推進のほか、ベンチャー企業との連携を通じて農業従事者の労働生産性の向上に努めている。サービス業などの第3次産業については、現在、デジタル化診断と機器導入補助金を一体的に支援する推進事業に取り組んでいる。 大場市政4年間の総括と抱負 問 公約の達成度は。 答 令和3年4月、「活力みなぎる産業都市袋井」の実現や「教育・子育て先進都市袋井」「健康寿命日本一袋井」などを目指して市長に就任した。他に防災、文化・スポーツ、市役所機能の充実など7分野37項目の公約のうち、完了が2項目、順調に進行中が27項目、着手済みは7項目、内部調整・検討中は1項目である。今後も本市が有する地域資源を最大限に活用した未来への投資として「ふくろい賑わい創出プロジェクト」を力強く推し進めたい。 その他の質問事項 ・農業における  事業継承 自民公明クラブ 佐野武次議員 新年度予算編成方針の重点項目 問 子育て支援センターの受け入れ人数は充足しているか。 答 子育て支援センターは、それぞれ35人から50人程度が受け入れ可能で、昨年度の1日平均利用者数はおおむね10人から20人で、受け入れに支障が生じることはない状況にある。 問 袋井駅周辺エリアの魅力あるまちづくりの実現は。 答 袋井駅北地区の持続的なにぎわいづくりに向けては、生活を充実させる場への転換を図ることが必要である。その上で「まちなか再生」には定住人口の増加が不可欠であることから、都市拠点としてふさわしい魅力あるまちづくりに向け、歩道の再整備を含め、さまざまな検討を重ねたい。 問 太陽光発電設備の処理は。 答 本市には、パネル面積換算すると約52万平方メートル相当の太陽光発電設備がある。使用済みパネルを適切に処理することは全国的な課題で、国もパネルリサイクルの義務化に向けた議論を開始したところであり、こうした国の動向も注視し、適切な廃棄やリサイクルを呼びかけたい。 問 ふくろい5330(ごみさんまる)運動の目標が未達成となった場合、ゴミ処理の有料化は再検討するか。 答 ごみ処理経費は年々増加しているため、さまざまな状況を踏まえた上で検討しなければならない状況も生じるものと考えている。 問 ふくろい応援商品券の継続実施は。 答 本事業は、コロナ禍の緊急経済対策として、売り上げが減少した事業者支援を目的として実施した背景があり、一般財源のみでの対応は難しいと考えるが、国の動向及び産業施策全般の組み立てや施策の必要性を見極める中で検討したい。 問 米作りにおける夏の高温対策として、用水の取水時期を早めることはできないか。 答 関係者の意向を報告・共有化し、各市町や土地改良区との調整及び合意形成を図った上で、関係省庁に対し要望したい。 その他の質問事項 ・持続可能なまちづくりのための人材育成 ・健康長寿で暮らしを楽しむまちの推進 ・活力みなぎる産業の推進 ・安全・安心に暮らせるまちの推進 ・市民がいきいきと活躍するまちの推進 ・任期満了に伴う大場市長の去就 一般質問とは  個々の議員が市政全般にわたり市長・教育長に対して行う質問で、各定例会で行います。質問時間は1人30分以内となっています。 代表質問とは  翌年度の市政の運営に向けて会派の政策提言・提案という趣旨で会派を代表する議員が行うものです。  本市議会では11月市議会定例会で、一般質問に先立ち行います。質問時間は、会派の人数によって異なります。 1会派あたり20分 + (会派の人数×5分) 上限60分 〇市民クラブ  20分+(2人×5分)=30分 〇緑風会  20分+(5人×5分)=45分 〇自民公明クラブ  20分+(10人×5分)=60分(上限) 質問内容  代表質問・一般質問の日程と 内容を紹介します。 質問方式 @一括質問一括答弁  議員が全ての質問をまとめて行い、市長などもまとめて答弁を行います。  なお、再質問・再々質問まで行うことができます。 A一問一答  議員の質問と市長などの答弁を一問ずつ交互に行います。 市政に対する一般質問 ホームページにて一般質問の録画映像を公開しています。 二次元バーコードを読み取ってご覧ください。 ※通信料がかかる場合があります。 鈴木 賢和議員 マイナ保険証の 普及と利用促進は 問 マイナ保険証の利用率向上への取組はどうか。 答 具体的な取組としては、広報ふくろいや市ホームページにおいて、マイナ保険証の登録などについて周知を行っている。また、保険証の一斉更新時をはじめ、加入者情報のお知らせ通知、75歳到達による後期高齢者医療制度への新規加入者に送付する保険証や資格確認書に、現行の保険証の新規発行の終了、登録方法をリーフレットに同封し、各世帯へ周知するなど、利用促進を図っている。マイナンバーを持っていない方には、市民課での取得申請の案内や、マイナンバーカードを取得していても、保険証として利用登録をしていない方には、市役所1階の特設ブースや浅羽支所で利用登録の手続支援を行っていることを案内している。 ノーコードツールの活用は 問 簡単な操作でアプリなどが素早く作成できるノーコードツールを導入し、業務に役立ててはどうか。 答 現時点では、ノーコードツールの導入は見送っている。業務効率化に向けた選択肢の一つとして、技術の進化や他自治体の成功事例を注視し、引き続き情報収集に努め、最適な活用方法を模索したい。 太田 裕介議員 3D都市モデル データの利活用は 問 国土交通省が主導、提供する3D都市モデルデータを活用し災害情報やリスクを一元的に可視化し市民に周知するシステムを構築できないか。 答 先進自治体の実証実験の成果や活用状況などを注視し、本市の防災対策への活用について研究していきたい。 日本郵便と包括連携 協定締結の可能性は 問 現在もさまざまな協定を結んでいる日本郵便との包括連携協定は袋井市にとって、メリットがあると考える、締結に向けて市としての考えは。 答 今後、新たな連携事業を具体的に推進する際には、包括連携協定の締結を検討していきたい。 「ゾーン30プラス」の 整備計画は 問 「ゾーン30プラス」整備計画策定により国土交通省の支援や地域と交通課題の共有などメリットは多い。策定の考えは。 答 事故の発生状況や、危険度を確認した上で、物理的デバイスをプラスする整備計画策定の必要性を地域や警察などとともに検討したい。 竹村 眞弓議員 誰もが安心して通える 居場所への取組 問 通いの場やいきいきサロンなどの活動は、要支援の方への介護予防の受け皿としての機能を果たせている状況にあるか。 答 要支援者の心身の状態にあわせて、通いの場の活動に加え、介護サービス事業所における現行相当サービス、基準緩和サービス、短期集中サービスを組み合わせることで、介護予防の受け皿としての機能を発揮できると考えている。 問 多様な民間団体との連携や、地域包括支援センターの人員も含めた充実への取組をどのように行っていくのか。 答 専門職の支援などすみ分けの方向性をケアマネジャーと意見交換している。地域包括支援センターの人員も課題として捉え進めていきたい。 問 いつでも利用できる子どもの居場所への取組を市内の全コミュニティセンターに拡充できたらと考える。居場所は、幸福度を上げ地域の助け合いの拠点に発展する。行政と地域が一つになって進めてほしいと思うがどうか。 答 地域に愛されるコミュニティセンターであってほしい。一人でも多くの方に使ってもらうことが望ましいと思っている。 大場 正昭議員 問 三川地区から磐田市側にアクセスする東西道路の早期整備を望むがどうか。 答 横川磐田線は県が、山田地内の狭隘部を含めた磐田市までの690メートルの設計を完了させ、今後は用地取得後工事に着手すると聞いている。大谷幕ヶ谷線は、大谷公会堂から山頂付近までの780メートルを、平成25年度から現地調査や測量設計に着手している。残りのみつかわ夢の丘公園入口より幕ヶ谷橋手前までの670メートルは、山頂付近までの工事が完了次第、事業に着手していく。川会西山線は川会交差点からみつかわ夢の丘公園を経由し磐田市までの2430メートルのうち、川会交差点から210メートルを平成27年度から事業に着手している。残りの区間は山間部となるので、十分な調査と観測をした上で慎重な検討が必要と考えている。 人工崖の土砂災害対策 問 市内には宅地造成による人工的に形成された崖で要対策箇所は何カ所あるか。 答 市では令和4年度に国のガイドラインに基づき、盛土や擁壁の変状や湧水の有無などの調査を行ったが、春岡の土地区画整理事業地内をはじめ18カ所。全てにおいて、滑動崩落を示唆する変状は認められなかった。 竹野 昇議員 災害関連死ゼロを 目指して 問 避難所の床への雑魚寝が体を冷やし、ほこりを吸いやすく、感染症になりやすい。ダンボールベッドを配布できるよう必要数を備蓄しては。 答 簡易ベッド約1000台、ダンボールベッド15台を備蓄してある。また、災害時に物資の供給協定を締結している大和紙器株式会社から、発災後速やかに調達していきたい。 自治会費を 減らすために 問 全ての自治会から集めていると思われる各種団体の会費など本来、任意制であるため指導をするべきでは。活動費が不足するなら助成金を増額すべきでは。 答 各種団体に対して、意見があったことを、助言していきたい。 一般廃棄物の最終処分 問 市内で出る廃棄物は地域内で処理処分するのが理想。市は最大限そうできるよう努力すべきであるがどうか。 答 最終処分場は令和8年12月で埋め立て期間が終了する。構成3市町で協議し、候補地選定にあたり地域との合意形成に至らなかったなどの理由により、民間委託することとした。 木 下 正議員 スポーツによる 地方創生と健康推進 問 スポーツイベントの今後の計画と市の具体的な方針は。 答 ふくろいスポーツデイなど体験イベントを開催、競技の魅力を市民に伝え、多様なスポーツに親しみ、市民の運動意欲向上や交流を通じたにぎわいの創出に努めたい。また、関係団体のイベントも周知、連携し、健康増進や地域活性化につなげていきたい。 問 健康推進プログラムと市民の参加状況はどうか。 答 ふくろい健康保健室の運動教室は本年度から、まちづくり協議会と連携し、地域の健康課題や希望などに沿ったテーマを取り入れて回数、人数とも前年度より増加が見込まれる。また、出前健康教室を実施する事業所を増やすための取組をしている。 袋井市の文化財の 保存・活用 問 専門家の育成と技術の承継について、具体的な教育プログラムや研修は。 答 担い手の育成が課題であり、既存の団体の活動を広く周知し、担い手の確保育成に努めている。また、郷土資料館では中学生が職場体験を実施した。今後は、文化財の価値を伝える機会を設け、担い手の確保増加につなげたい。 議案に対する議員の賛否 ○:賛成 ×:反対 △:棄権 −:欠席または除斥 〈議長(鈴木弘睦)は、採決に参加しません。〉 議  案議決結果議決日 議案に対する議員の賛否 太田裕介 鈴木賢和 黒岩靖子 安間 亨 村松和幸 木下 正 村井勝彦 佐野武次 鈴木弘睦 戸塚哲夫 竹野 昇 竹村眞弓 立石泰広 近藤正美 大場正昭 寺田 守 山田貴子 木清隆 大庭通嘉 議第67 号袋井市コミュニティセンター条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第68 号袋井市コミュニティ施設条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第69 号袋井市宇刈いきいきセンター条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第70 号袋井市手数料条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第72 号袋井市老人福祉センター条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第73 号袋井市運動施設条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第74 号袋井市風見の丘条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第75 号袋井市労働者福祉センター条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第76 号袋井市墓地条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第77 号袋井市水道事業給水条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第79 号袋井市都市公園条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第80 号袋井市月見の里学遊館条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 議第81 号袋井市メロープラザ条例の一部改正について原案可決R6.12.20 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※上記以外の各議案は、全員、賛成でした。 シニアクラブとの意見交換会(11月2日開催)  シニアクラブの活動の継続やリーダーの確保など、抱えている課題について意見交換を行いました。  そこでの意見を一部紹介します。 ・気楽にでき負担を感じさせない雰囲気を醸成することが効果的である。 ・役員の仕事内容を明確にする。 ・各シニアクラブの活動を見学・体験してもらい加入者を増やす。 地元高校生との意見交換会(袋井高等学校 12月13日開催)  市議会では、若い世代の意見を聞き、まちづくりの参考にすることや、議会に関心をもってもらうことを目的に、「高校生との意見交換会」を行っています。袋井高等学校では、総合探求のテーマについてグループワークを行い、高校生ならではの視点でさまざまな意見をいただきました。  そこでの意見を一部紹介します。 1班テーマ 袋井市の子供が体を強くするために外で遊ぶ場所を提供する方法  理想の公園は、「誰でも不自由なく、思い切り体を動かせて、外で遊ぶことが大好きになるような公園」と定義した。 そのためには、次のような公園がいいと考えた。 ・安全をしっかり確保する。 ・見守り、見回りがいて安心して遊べる。 2班テーマ ベトナム人が袋井市に居場所を感じてもらうために魅力を発信する方法  「ベトナム人にとって住みやすいと感じられる環境づくり」として次のことを考えた。 ・ベトナム語のメニューを作成し、お店においてもらう。 ・ベトナム語の看板設置。 3班テーマ 地元住民が自分の住んでいるところをもっと好きになるために、地元のものを使って商品開発する方法 ・商品開発に協力いただきたい事業所やお店に対しては、商品化するお店側のメリットを含め、熱意を持って伝えること。 ・厳選した試作品の良さを、掘り下げる取組をすること。 4班テーマ 県内外の人たちがSNSを通じて静岡県西部に行きたいと思える方法 ・観光地などを紹介した地図を作り、数秒の短編動画を制作する。 ・お店の協力を得るためにハッシュタグを有効に使い、話題を盛り上げる。 〜袋井市議会議員と袋井市の未来を語ろう〜 フッピートーク2024 袋井市議会では、市民向けの議会報告会を令和6年11月4日(月)に開催しました。 本年度の市議会報告のほかに、テーマ別に参加者と市議会議員で 意見交換会を行いました。 なお、各テーマにおける皆さんの主な意見は上のとおりです。 テーマ みんなでできる 防災・減災対策として 外国人居住者の防災訓練への 参加拡大を図る 参加人数 議員 9人 市民 22人 ・外国人の転入者が地域とのコミュニケーションが取れる環境整備が必要である。(例えば地域で暮らすためのルールの説明・地域行事などへの参加の呼びかけ) ・防災訓練に関しては、外国人の防災リーダー育成や避難マニュアルなどを翻訳した資料を外国人世帯に配布し、参加を促す必要がある。  ・外国人とのコミュニケーションを図るには、地域に居住する外国人を把握し、地域の文化や行事などへの参加を促す。また、あいさつなどの声かけを地域住民から積極的に行っていくことが求められる。 ・平時から外国人が自治会活動に参加できる雰囲気づくりや、イベントに誘って活動してもらうことが大事である。 ・子どもが通う学校から親へ、子どもを通して資料提供、情報共有できるようにする。 テーマ 地域の魅力を活かした 「稼ぐ力」の対策として スポーツ協会、商工会議所、観光協会、 市などが一緒になって、スポーツ ツーリズムの機運を盛り上げる 参加人数 議員 9人 市民 20人 ・スポーツと食、スポーツと健康、スポーツと美容、スポーツとITなどへの結び付けが必要である。 ・SNS(インスタグラム・Facebookなど)での公式PRが必要である。 ・青年会議所、商工会議所や各団体の青年部など、若い力に協力してもらった情報発信が必要である。 ・スポーツイベント観戦者に向けた遠州三山巡りツアーなどを宿泊施設と連携して観光客を受け入れる体制の整備が必要である。 ・お茶摘みとスポーツ、田植えとスポーツ、ごみ拾いとスポーツなど、袋井市特有の産業を活用した体験型のイベントの実施が必要である。 フッピートーク2024 〜inふれあい夢市場〜 令和6年11月10日(日)に開催された「ふれあい夢市場」で 市議会PRチラシを来場者に配布するとともに、 イベントブースでアウトリーチ型の意見交換を行いました。 11月19日に令和6年度議会報告会「市議会議員と話そう」での 意見に基づく提言書を市長に提出  本年9月に開催した議会報告会「市議会議員と話そう」において、袋井商業高等学校と袋井特別支援学校の生徒の皆さんが、袋井市で生活または市内の学校に通学をしている中で、日頃感じていることを意見交換でお聞きし、どうしたらよりよいまちになるかを考えていただき、その若者の考えを今後の市政に生かすために、広報広聴委員会としてまとめた提言書を提出しました。 【提言書の主な内容】 ・地域の文化の継承 ・通学路の環境整備 ・誰もが歩きやすい道路環境の整備 12月23日に「フッピートーク2024」での意見に基づく提言書を市長に提出  本年11月に開催した「フッピートーク2024〜市議会議員と袋井市の未来を語ろう〜」において、参加者の皆さんがグループごとに設定したテーマについて話し合っていただき、その解決方法として出された意見を基に広報広聴委員会としてまとめた提言書を提出しました。 【提言書の主な内容】  ・外国人の自治会加入、参加促進について   ・防災への理解を深める取組について  ・言葉の壁への取組について  ・スポーツ観戦と観光イベントとの連携について   ・地域の資源を生かした取組について  ・スポーツと関連づけた事業発掘とPRの取組について 12月3日に議会活性化特別委員会調査研究結果報告書を議長に提出  議会活性化特別委員会における調査・研究では、議員定数の在り方及び予算・決算常任(特別)委員会の設置について  ・議員定数は現状維持の20人が「適当」である。  ・予算決算常任委員会の設置が「適当」である。  それぞれ上記の結論に至りましたが、令和7年4月の改選後の次期議員には、新たに設けられる予算決算常任委員会により、さらに質の高い議案審査による行政の監視機能を、十分に発揮いただけるよう期待するとともに、一定期間運用したのちには、その効果や運用状況などについて、再度、検証し改善していくことが必要であります。また、議員定数については、今回、現状維持の20人としましたが、今後においても、人口の推移や市民意識の変化などを注視しつつ、袋井市議会として適正な定員数を、定期的に検証していくことが望ましいと考えます。 コラム 広報広聴委員会は一歩前進しました  広報広聴委員会が発足して2年目が過ぎようとしています。主な議題であった「フッピートーク2024〜市議会議員と袋井市の未来を語ろう〜」が皆さまのご支援ご協力のおかげで開催できました。 そしてその時出ました意見をまとめ、「ふれあい夢市場」にて“いいね”と思う意見にシールを貼っていただき共感できる意見を参考に【提言書】としてまとめ市長に提出することができました。 (広報広聴委員:山田貴子) 皆さまのおかげです。 ありがとうございました。 2月市議会 定例会のお知らせ 【場所】 市役所5階議場及び各委員会室 【時間】 午前9時から 【日程】 2月 17日(月) 開会、議案の説明 26日(水) 市政に対する一般質問 27日(木) 市政に対する一般質問 28日(金) 市政に対する一般質問 3月 3日(月) 議案の審査(常任委員会) 4日(火) 議案の審査(常任委員会) 5日(水) 議案の審査(常任委員会) 21日(金) 委員長報告〜採決、閉会 みんなで実践! 5330運動 読み終わった広報紙はチラシや雑誌などと一緒に古紙回収へ