P18 袋井の人 日本一の栄冠をつかむため成長し続けたい 藤枝順心高等学校3年・女子サッカー部 山下 史華さん(宇刈一色)  今年1月に開催された第22回全日本高等学校女子サッカー選手権大会で、準優勝に輝いた藤枝順心高等学校の主力選手として活躍し、また、17歳以下(U-17)のサッカー女子日本代表にも選出されたのが、山下史華さん(17歳)です。 サッカーが好き、だから上手になりたい  山下さんがサッカーを始めたのは、小学校1年生のとき。兄たちが通っていたスポーツ少年団に山下さんの友だちが加入すると聞き、「私もサッカーをやりたい」と思い、地元の山名スポーツ少年団に入団して、サッカーの基礎を徹底的に教わったそうです。  中学校では、藤枝順心SCジュニアユースの練習会に参加し、「もっとうまくなりたい」と入団を決意。その後も、さらにレベルの高いサッカーを目指すため、高校は全国大会出場常連校の藤枝順心高等学校へ進学しました。 「藤枝順心高等学校の選手もU-17サッカー女子日本代表の選手も、サッカーに対する意識が高く、いつも良い刺激を受けています。特にU-17の代表選手たちは、技術のレベルがとても高く、ついていくことが大変な部分もありますが、一緒にプレーできることにやりがいを感じています」  時には、納得いくプレーができず、サッカーを辞めたいと思ったこともあったそうですが、チームメイトの励ましやほかの選手のプレーを見て刺激を受けると、「やっぱり自分はサッカーが好き。ボールを蹴りたい」という気持ちの大きさに気付き、続けてくることができたそうです。  チームメイトとの連携プレーが狙い通りに成功したときや連携からもらったパスで自分がシュートを決めることが出来たときに、サッカーの楽しさを一番感じるといいます。 夏・冬の全国制覇を目指して  どんな状態であってもアシストやシュートをしっかりと決めることができる選手になるために、日ごろから体づくりやシュート練習を欠かさず、練習試合などで経験を積んで成長していきたいという山下さん。  今年は、昨年成し遂げることができなかった夏の『全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会』と冬の『全日本高等学校女子サッカー選手権大会』のW優勝を目標に練習に励んでいます。 「磐田市で開催された全日本高等学校女子サッカー選手権大会では、山名スポーツ少年団の皆さんをはじめ、友人や地域の皆さんに応援してもらい、とても心強かったです。そんな皆さんに、今年こそ優勝という恩返しがしたいと思います」と語ってくれました。  みんなに応援してもらえるパフォーマンスを見せたいという山下さんの、一層の活躍に期待しています。 袋井で活動中 グループ紹介 ふらっと太極拳教室  私たち「ふらっと太極拳教室」は、現在、40代〜70代までの男女15人が3グループに分かれて、市協働まちづくりセンター「ふらっと」で太極拳を練習しています。  多くの人は、健康や体力づくりを目的に行なっていますが、メンバーの中には技術向上のため検定試験に挑戦する人や競技大会に出場する人も増えてきました。  健康や体力に不安を感じている方、太極拳に興味のある方の参加をお待ちしています。 活動日時 @第1・3火曜日…午前10時〜11時30分 A第2・4火曜日…午後7時30分〜9時 B第2・3・4土曜日…午後7時30分〜8時30分 問 市協働まちづくりセンター「ふらっと」 TEL43-6315 日本武術太極拳連盟公認指導員 寺田裕美 TEL42-3576