姉妹都市 塩尻見聞録 ●塩尻に夏を告げる 阿禮神社例大祭  毎年7月の第2土・日曜日(今年は7月9日(土)・10日(日))、塩尻市に夏の訪れを告げる祭り「阿禮神社例大祭(別名「塩尻祭り」)」が行われます。  この祭りは、土曜日の宵祭りから始まり、日曜日には、御旅宮という神社に祀られた御神体を神輿に乗せて本宮に戻る本祭りへと突入していきます。  市内7地区(堀の内・長畝・桟敷・宮本・中町・室町・上町)から、高さ4mを超えるきらびやかな「舞台」が繰り出し、豪快にまちを練り歩きます。  日曜日の午後8時過ぎ、七つの舞台が阿禮神社に集結。御神体の奉納を終えると、すべての舞台は一斉にそれぞれの本囃子を吹き鳴らし、祭りの終わりを告げます。  多くの祭り客がその音色に酔いしれ、見る人を圧倒する迫力ある舞台は、一見の価値があります。  秒単位で運行する舞台。時間どおりに行われるのもこの祭りの大きな特徴です。  この夏、皆さんも「塩尻祭り」を見学してみてはいかがでしょうか。 塩尻市の詳細情報は、塩尻市ホームページ(http://www.city.shiojiri.nagano.jp/) をご覧いただくか、阿禮神社(TEL0263-52-1681)へお問い合わせください。 問 秘書広報課秘書係 TEL44-3103 環境ナビ ●6月は環境月間 “エコショッピング≠始めてみませんか?  この夏は、環境を意識したエコショッピングで、買い物の仕方を工夫し、家庭からの二酸化炭素の排出量とごみを減らしましょう。 エコショッピング  普段、私たちが何気なくする買い物の仕方を変えるだけで、ごみの量を減らし、環境に優しい生活を送ることができます。  例えば、トレーやプラスチックパックに入っているトマトではなく、バラ売りのトマトを選ぶことで、石油資源を削減することができます。  また、国産(特に地元産)の食材を選ぶことで、フードマイレージ(※)が小さくなり、温暖化の原因となっている温室効果ガスの削減にもつながります。 (※)フードマイレージとは…食糧を輸送するときに使うガソリンなどのエネルギー量のことです。遠くから運ばれてくるものほど、フードマイレージは大きくなり、温室効果ガスをたくさん排出していることになります。  一人ひとりが買い物に出たときに、簡易包装や身近な食材を意識することで、環境への負担を減らすことができ、地産地消や地域の活性化にもつながっていきます。 問 環境政策課環境企画係 TEL44-3135 市民病院だより ●東日本大震災に医療スタッフを派遣  市民病院では、 (社)日本看護協会からの要請に基づき、3月27日〜30日の4日間、宮城県石巻市と南三陸町の被災地へ看護師3人を派遣しました。 被災地の現状と被災地での救護活動  震災から2週間が過ぎていましたが、電気・ガス・水道のライフラインは完全に止まったままでした。  現地では、医療施設自体が被災し、患者さんのカルテすら残っていない状況の中、派遣スタッフは、現地スタッフをサポートしながら、地元医療の再建を図る役割を果たしました。  また、衛生環境が悪い状況のため、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症を予防する活動を行うとともに、救護室をはじめ、避難所の各部屋で、被災した方とコミュニケーションを図りながら、体調不良の方がいないかを確認する活動なども行いました。 災害時に注意したいこと  活動中は、受診した方が「お薬手帳」を紛失し、どんな薬を服用しているかが分からず、薬の処方に困りました。慢性疾患がある方は、日ごろから、自分がどのような薬を内服しているか確認しておきましょう。  また、体調不良を感じても、遠慮して受診せず、悪化させてしまう方もいました。症状がひどくなる前に受診することも大切です。  市民病院では、引き続き職員を被災地へ派遣し、体験を災害時の対応にも活かしていきます。 問 市民病院看護部 TEL43-2511(代表)