P02-03 2012年 あけましておめでとうございます 袋井市長 原田英之  輝かしい平成24年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申しあげます。  旧年中は、市政発展のため、ご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。  昨年は、3月の東日本大震災や9月の台風15号など自然災害の脅威を目の当たりにした1年でした。  そして、景気は依然として厳しい状況にあり、デフレの影響や雇用情勢の悪化、さらには税と社会保障の一体改革問題など市民生活に懸念を残したまま年を越すこととなりました。  そのような中でも、市民の皆様には、東日本大震災を教訓とした防災対策に『パートナーシップ』による取り組みで「市民の力・地域の力」を発揮していただきました。また▼市民待望の袋井警察署開署▼待機児童を解消する愛野こども園開園▼万全な医療体制を構築する中東遠総合医療センター(掛川市・袋井市新病院)着工▼市南部の都市核に浅羽記念公園と歴史文化館がオープンするなど、これまで積み上げてきた歴史に、さらなる一歩を刻んだところであります。  さて、本年は▼津波から命を守る平成の命山や避難タワーの建設▼(仮称)袋井あそび保育園の開園▼新学校給食センター建設工事着工▼現東名とダブルネットワークを形成する新東名の開通▼国一バイパス堀越〜三ヶ野間の4車線化完成▼消防通信指令は中東遠地域での共同運用を開始します。また▼学童期のスポーツ活動の充実▼観光基本計画策定に基づく観光振興やアジア地域との交流などに新たに取り組むとともに▼6次産業化のさらなる促進に引き続き取り組んで参ります。  今後、さらに地方分権社会が進展する中、これまで以上に市民の皆様と行政が一緒になって、一つの袋井市として行動することが重要であり、そうすることが袋井市に住む喜びと誇りが実感できるまちづくりにつながるものと確信しております。  新しい年が市民の皆様にとりまして希望に満ち、充実した年になりますよう、心からお祈り申し上げまして新年のあいさつといたします。 袋井市議会議長 永田勝美  市民の皆様には、健やかに初春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。   日ごろから、市議会活動につきまして、温かいご支援と多大なるご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。  昨年は、3月11日に発生した東日本大震災により、甚大な被害を受け、国をあげて復興に取り組んでいるところでございます。  また、本市におきましては、9月に台風15号が上陸し、多くの住宅や倉庫、農業関連施設などが被害に見舞われました。これら自然の持つ巨大な力の前に、私たちの力がいかに小さなものかを実感させられました。  この東日本大震災では、全国から温かい支援の手が差し伸べられ、本市においても、多くの市民の皆様から岩手県釜石市や宮城県岩沼市へ義援金のご協力、また、ボランティアのご支援をしていただきました。  さらに、6月には、市内の団体が連携し、被災地を応援する袋井市民の会「オール袋井」が立ち上がり、 支援を継続されておりますことに対し、深く感謝と敬意を表するものです。  市では、東日本大震災を受け、地震対策地域意見交換会を各地域で開催し、市民の皆様からは、災害対策に係る多くのご意見をいただきました。市議会におきましても、引き続き、防災対策特別委員会において、安全、安心なまちづくりに向け、様々な対策を研究、提言してまいります。  さて、本年は、JR袋井駅舎や南北自由通路の建設着工をはじめ、中東遠総合医療センター建設事業と併せての現袋井市民病院の有効利活用の検討、また、(仮称)大日ほたるの里公園の完成など、引き続き、市民皆様の要望の実現に、議会をあげて努力してまいります。  市民の皆様には、市議会に対しまして、一層のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が、平和で幸多く、充実した年となりますようお祈り申し上げまして、年頭のあいさつといたします。