P08-09 FUKUROI PERSONAL FILE 袋井の人 お世話になった皆さんに 改めて感謝の気持ちを伝えたい 平成24年成人式実行委員会委員(新成人代表) 鈴木俊佑さん(山田)  1月8日(日)、エコパアリーナで行われる「平成24年袋井市成人式」で、新成人を代表して誓いのことばを述べる鈴木俊佑さん、20歳です。  今年の成人式のテーマ「新たな歩み〜感謝と責任〜」を考案しました。 お世話になった皆さんへの感謝と 自分自身に責任を持つことの大切さ 「普段、面と向かって気持ちを伝えるのは恥ずかしいけれど、成人式では、今までお世話になった人へ、改めて感謝を伝えたい」  成人式のテーマには「成人になり、今までとは違った新たな道を歩んでいく。その時、今までお世話になった皆さんへの感謝とともに、自分自身が責任感を持って生きていくことの大切さ、また、震災で被災された皆さんの分もしっかりと生きていきたいという気持ち」を込めたといいます。 将来の目標は「理学療法士」  現在、浜松市にある聖隷クリストファー大学に通い「理学療法士」の国家資格取得を目指し、日々勉学に励んでいる鈴木さん。理学療法士は、医学リハビリテーションの専門職で、病気やけがで障害を持った人が自立した日常生活が送れるよう「リハビリ」を通じて、その人がもともと持っていた機能に近づけるよう支援する職業です。 「今は2年生で、まだ学内での講義や演習と病院や施設の見学実習がほとんど。3年生になると、病院や施設での臨床実習が始まるので、実習や講義を通して、色々な症例を学びながら、自分自身も成長していきたい」と将来の目標を話しました。 恩返しをしたい! そして地域に貢献を…  鈴木さんは、小学校から高校まで剣道を続けてきました。その中で、けがをする仲間がいたことや、祖父母の病気がきっかけの一つとなり、現在の道を選んだともいいます。 「高校の時の部活はとても厳しく、けがをする部員がいたため、お世話になった学校や恩師へ『けがの予防』という側面から、恩返しができたらと考えています」  また、目標どおり、理学療法士の資格が取得できたら、県西部圏内での就職を考えているという鈴木さん。 「東日本大震災で医療に携わる人の活躍を知り、静岡県で想定されている東海地震の発生時には、地元に住む人の力が必要だと分かりました。  地元で暮らし、資格を活かした支援を行うことで、地域の皆さんの役に立ちたい」と、地元地域への思いを話してくれました。 今後の活躍に期待が高まります。 袋井で 活動中 グループ紹介 しんせい読書会 1人の力は小さくても、多くの人とのつながりで大きな力に  「しんせい読書会」は、国民教育の先覚者として仰がれた森信三先生の著書「修身教授録」を通して、人間としての基本的な生き方を学び、会員同士や全国で活動する色々な団体との交流を通して、その学びを家庭や地域での実践で生かす活動を行っています。  月1回の勉強会では、「修身教授録」を読んで感想を話し合ったり、様々な分野で活躍している方を講師に招いて講話を行ったりしています。  多くの人との出会いを通じて自分を見つめ、家庭や地域のために何ができるか考えてみませんか?興味がある方は、気軽にお問い合わせください。 メンバー 35人 活動日 毎月第3日曜日 会費 500円/回 問 浅羽美智子さん(浅羽) TEL23-5439 街の写真館 地域やサークルの行事、お気に入りの写真や子どもの写真などを郵送してください。写真には、タイトル、住所、氏名(ふりがな)、年齢(生年月日)、電話番号、自治会名を書き添えてください。 送り先 〒437-8666 袋井市役所 秘書広報課 広報広聴課 ハッピーハロウィン 10月29日、今年初めての試みで、木原子ども会の子どもたちが地図を片手に町内の15軒を回りました。クイズをしたり、お菓子をもらったり、子どもも大人もとても盛り上がりました。 木原子ども会 井堀さん、梅林さん(木原) 「袋井自然に親しむ会」の皆さんと 数億年前は海の底だったという自宅の裏山から発掘された化石を見に立ち寄っていただきました。今、平和な大地の上で生かされていることを忘れず、自然や巡り合えた人たちに感謝。 長谷川貞夫さん(大日) 生の落語で大笑い 11月19日、北町公会堂に若手落語家・三笑亭可女次さんを招いて「きたまち寄席」を開催。笑い声がとだえることがなく、訪れた皆さんは楽しいひと時を過ごしました。 ワイガヤサロン代表 牧田武之さん(北町) 教えてフッピー 市政Q&A Q大規模な災害が発生した時、自治会住民の安否確認は、どんな方法で行ったら良いのでしょうか。 A住民の安否確認は、各自主防災隊が地域の実情に応じた方法で実施し、「避難者カード」や「黄色いハンカチ」を使ったもの、「班単位集合方式」などがあります。 1「避難者カード」方式…あらかじめ自治会員の住所・氏名などを記入したカードを作成しておき、平常時は自主防災隊役員が厳重に保管。災害時には、自治会の集合(避難)場所でカードを受け渡し、安否を確認する。 2「黄色いハンカチ」方式…自治会の各世帯に黄色いハンカチを配布。災害時、世帯員が全員無事である場合、屋外に掲げ、自主防災隊役員が巡回時に安否を確認する。 3班単位集合方式…あらかじめ決められた班の集合場所で、各班長が各世帯の状況を聞き取り調査する。  12月4日の地域防災訓練では、各自主防災隊が「住民安否確認訓練」を実施しました。  川井東自主防災隊では、家族全員の無事を知らせる「黄色旗」を各住宅の軒先に掲げる安否確認訓練を実施。また、毎月1日を「川井東町の防災日」とし、この黄色旗を掲示する訓練を定期的に実施するとともに、啓発用のステッカーを製作し、各世帯に配布しているのも特徴です。  問 防災課防災係 TEL44-3108