P02-03 「市民の感じる満足・不満足度調査」結果報告 平成23年11月に実施した「市民の感じる満足・不満足度調査」の結果がまとまりました。 市では、この調査の結果を、「市民と行政のパートナーシップのまちづくり」のための基礎資料として活用していきます。 問 企画政策課企画係 TEL44-3105 1 調査の概要  「市民の感じる満足・不満足度調査」は、市民の皆さんが毎日の生活の中で、満足・不満足と感じていることを、分野別に質問したものです。  調査は、各自治会の人口などを考慮した上で、市内在住の20歳以上の方12,000人を対象として実施し、5,014人(通)から有効回答をいただきました。  ご協力ありがとうございました。 調査対象 市内在住の20歳以上の市民12,000人 調査期間 平成23年11月10日〜28日 調査方法 郵送による調査票の配布・回収 回収状況 ▽配布数…11,830通 ▽有効回収数…5,014通 ▽有効回収率…42.38%  本特集では、市全体の調査結果をお知らせします。なお、調査結果は、地域の課題を探ることを目的に、「不満足」の回答に着目してとりまとめています。  地域の現状や課題を知るための資料として、是非、ご覧ください。 2 質問の概要  調査では、「健康づくり・地域医療」や「高齢者の健康長寿」、「共生社会」など、市民の皆さんの生活や市政に関係する12分野・全25項目(Q1〜25)で「あなたの感じる不満足度」「お住まいの地域にとっての重要度」を伺いました。  また、各分野で「お住まいの地域で不満と感じていることや意見など」を選択式・記述式で回答いただくとともに、「市政全般や地域生活についての意見」のほか、現在の地域への定住意向なども伺いました。 3 調査の結果  図表@・Aは、各項目に対する「不満足度」と「重要度」の市全体の結果をグラフで表したものです。  図表@の「不満足度」では、地域での医療体制(Q2)や家庭での防災対策(Q8)、道路の整備(Q17)の3項目で『とても不満』と『やや不満』の合計が40%を超えました。  一方、図表Aの「重要度」では、「不満足度」で不満の割合が高かった上位3項目に加え、地域における防犯活動(Q9)や消防・救急の体制(Q11)なども『とても重要』と『重要』の合計が高い割合となっています。  図表Bは、各項目の満足度・重要度の結果を、評価基準(※下図参照)により得点化し、その分布具合から今後の方向性を分析したものです。  この分析から、市全体で解決が望まれる優先度の高い課題は、タイプ1に属する6つの項目で、中でも不満足度・重要度が特に高い「地域での医療体制」「家庭での防災対策」「道路の整備」が重点課題であるといえます。  図表C「今お住まいの地域に、これからも住み続けたいか(定住意向)」の質問では、「住み続けたい」が43・7%で、「できれば住み続けたい」と合わせると67・5%を占める結果となりました。  また、図表Dに示す各分野での「お住まいの地域で不満と感じていること」では、分野4内の「地域の防災訓練がマンネリ化している」、分野11内の「にぎわいのある商店や商業施設がない(少ない)」が40%を超える不満回答となりました。  このほか、各分野での「その他の不満や意見」及び「市政全般や地域生活についての意見」では、市全体で9,000件あまりのご意見(自由記述)をいただきました。  市では、この調査の結果を、市民の皆さんからの貴重なご意見として、今後のまちづくりに役立てていきます。  「市民の感じる満足・不満足度調査」の詳細結果や地域別の結果は、市役所2階情報公開コーナーや市ホームページで公表しています。  地域の現状や課題を知ることができますので、是非、ご覧ください。