P26 原田市長の散歩道 花火の後のクリーンアップ作戦  今年の「ふくろい遠州の花火」は、天候の関係で煙が流れず、少し見えにくい場面もあったが、例年どおり、大勢の人々を楽しませてくれた。  今回は、国内の花火大会で初めて文部科学大臣賞が設けられ、大会のテーマとして「絆から夢に育もうこどもの未来=vを掲げ、被災地の釜石市からは少年野球チームが招かれた。  花火の翌朝には、これも日本有数と自慢できる市民総出の一斉清掃「クリーンアップ作戦」が展開された。  保育園・幼稚園児から小・中学生、高校生、大学生と地元住民、各種団体や商工会議所、市職員も加わって、約4,700人のボランティアが参加し、14のブロックに分かれて作業が行われた。  有料観覧席は、「ごみは持ち帰りください」のアナウンス効果もあって、比較的ごみの量が少ないが、露店が並ぶ会場周辺は、食べ残しが捨てられ、ペットボトルや空き缶が散乱しているし、川の北側には花火の燃えかすが落下している。  クリーンアップ作戦の集合時間は朝7時となっているが、地元の方などは、早い時間から片付けを始めるので、私も早めに自宅を出て、袋井駅前や愛野駅前を回った後、本部へ向かった。  ここで、ごみ収集用のビニール袋を受け取り、作業中の皆さんにお礼を言いながら一巡した。  それぞれのブロックごとに大変な箇所はあるが、一番大変だったのは、拾い集められたごみを分別する係であったと思う。  暑さによって、食べ残しから匂いはするし、ドロドロに溶けているものもあった。  それらを手作業で、燃やすもの・リサイクルに回すものに区分する作業を、年齢の若いボランティアの皆さんを中心に、汗をかきながら取り組んでいる姿には、思わず頭が下がった。  年々ごみの量が減っているというものの、集めた量は6・6t余りにも及び、終了時間は午前9時30分であった。  今やこの花火大会は、袋井市民の自慢の1つになっているが、終わった後の市民ボランティアによる一斉清掃も誇っていいことの1つであると思う。 季節の健康レシピ 食材まめ知識  レタスは、みずみずしい歯触りと香気があり、味にくせがありません。9割以上が水分で、栄養はそれほど多くありませんが、ビタミンやミネラル、食物繊維などをバランス良く含んでいるので、便通の促進に役立ちます。 旬の食材を使ったレシピ えびとレタスの卵炒め ●材料(4人分) えび … 200g、レタス … 1個 長ネギ(みじん切り) … 大さじ2 卵 … 4個、塩・こしょう … 各少々  おろし生姜 ………… 大さじ1  片栗粉 ……………… 小さじ1/2  酒 … 小さじ2、塩 … 少々  鶏ガラスープの素 … 小さじ2  水 … 小さじ2 サラダ油 … 大さじ4 ●作り方 @えびは背に切れ目を入れて開き、背わたを取る。Aを混ぜてえびを加えてもみ込み、5分ほど置く。 Aレタスは一口大にちぎる。 B卵を溶き、Bを加えて混ぜる。フライパンにサラダ油を敷き、卵を流し入れて大きく混ぜながら焼く。半熟になったら取り出す。 CBのフライパンにサラダ油を足し、長ネギを加えて炒める。香りが出てきたら@を入れて炒め、えびの色が変わったらAを加えて炒める。塩・こしょうで味を整え、Bの卵を戻し入れて混ぜ合せる。 ●栄養価(1人分) エネルギー188kcal / たんぱく質15.9g / 脂質11.4g / カルシウム77mg / 鉄1.3mg / ビタミンC5mg / 食物繊維1.1g / 塩分0.9g ●食推協からのコメント レタスは湿らせた新聞紙に包み、芯を下向きにして冷蔵保存すると長持ちします。 毎月19日は、『食育の日』 表紙のことば  今回の表紙は、市の鳥フクロウの一種「アオバズク」です(7月26日撮影)。  アオバズクは、夏になると日本などで繁殖し、冬になると東南アジアへ南下して越冬するフクロウ目フクロウ科アオバズク属に分類される鳥です。  表紙のアオバズクは、市内深見に新築中の民家に4月ころから現れ、建設工事用の足場に止まるようになったそうです。凛々しくもかわいらしい姿に、民家の方も珍しい来訪者を歓迎していました。 袋井市の木・花・鳥のイメージデザイン 市の木:キンモクセイ 市の花:コスモス 市の鳥:フクロウ 市の木・花・鳥それぞれの特徴を見やすくシンプルに表現し、「FUKUROI」の「F」を図案化しました。