P8-9 ふくろい日記帳 8/26 静岡理工科大学 市民体験入学 未来のために私たちができることは何か。新たな可能性について考える  8月26日、市内豊沢の静岡理工科大学で、20回目となる「市民体験入学」が開催され、市内外からの受講者214人が、「未来」を共通テーマにした講義を受講しました。  この催しは、地域に開かれた大学づくりを目指して行われているもので、午前中の全体講義では、講師の池谷裕二さん(東京大学大学院薬学系研究科准教授)により、「脳を知って『やる気』を引き出す」をテーマに、最新の研究データや論文を紹介しながらの講義が行われ、受講者はメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。  午後の選択講義では、受講者が事前に選択したコースに分かれて、静岡理工科大学の教員が実施する座学講義と体験講座を受講。「環境に優しい未来の飛行機」や「電気の歴史と未来」についての講義を聴いたり、最新のインターネット通信を体験してみたりと、最先端の技術や実験などを楽しみました。 8/17 浅羽南地区津波避難タワー建設起工式 安全で安心できる津波対策の強化へ  市では、海抜5m以下の区域を津波避難対象地域として位置づけ、津波避難場所の整備を進めており、これまでに、民間事業所や共同住宅、公共施設などを活用した避難場所の確保対策を進めてきました。  今回、既存施設の利用ではなく、市内で初めて新規に整備する津波避難場所として浅羽南幼稚園南側(松原地内)に津波避難タワーを建設するにあたり、起工式が行われました。  多くの地域住民が完成を待ち望んでいる施設で、11月の完成を目指して工事が進められています。 8/23 袋井商業高等学校 高齢者パソコン教室 高齢者の夢を高校生がお手伝い  8月23日、袋井商業高等学校日本語ワープロ部の生徒が先生役となり、1対1の個人指導をするパソコン教室(毎年開催。今回で11回目)が開催されました。  パソコン初心者の高齢者19人が、電源の入れ方から文字入力の方法、簡単な文書作成、インターネットの使い方などの基本操作を教わりました。参加者からは、「家に帰ったら早速練習してみます」などの感想が寄せられました。 9/2 市総合防災訓練(田原地区避難所宿泊訓練) 住民全員が自主防災隊 〜地域で守ろう みんなの命〜  9月2日、市総合防災訓練が行われ、市内153の自主防災隊がそれぞれの計画に基づいて訓練を実施しました。  重点項目として実施した「班単位で集合しての全自治会員の安否確認」では、市の人口86,773人の65.3%にあたる56,680人の安否が確認できました。  また、9月1日には、総合防災訓練に先駆け、田原農村総合管理センターで避難所宿泊訓練が行われ、田原地区各自治会からの参加者52人が、避難所設営訓練や炊き出し訓練、避難所運営ゲーム(HUG訓練)などを実施した後、実際に避難所で一夜を明かしました。 9/3 (仮称)新学校給食センター新築工事起工式 新たに6,000食規模の学校給食センター整備へ新築工事着工  市では、市内全ての小・中学校と公立幼稚園の給食を学校給食センターから配食する共同調理場方式に統一するため、新たに6,000食規模の学校給食センターの整備を市内豊沢で進めています。  8月までに造成工事を完了し、今回、センター建物の新築工事着工にあたり、起工式が行われました。  新しい学校給食センターでは、地産地消の推進やアレルギー対応食の提供、自家発電設備による災害時の非常食提供などを予定しており、来年9月からは、これまで給食がなかった袋井地区の全11幼稚園でも給食が始まります。 9/7 救急ふれあい広場 命の大切さと応急手当の重要性を再確認  9月7日、9月9日の「救急の日」を前に、『救急ふれあい広場』がメロープラザで行われました。  今回は、主に小さなお子さんを持つ親を対象に、いざという時に自信を持って心肺蘇生法(AEDの取り扱いを含む)を実施するための講習と、救急車を適正に利用していただくためのPR活動が行われました。  参加した母親からは、「救急車が来るまでの間、我が子に救いの手を差し伸べられるのは、自分だけであることを認識することができた」などの感想が聞かれ、真剣な眼差しで応急手当講習に取り組んでいました。