P6-7 〜お知らせします。袋井市の家計簿〜 平成23年度 決算報告 皆さんから納めていただいた税金や、国・県から交付されたお金がどのように使われたかをお知らせします。 平成23年度の一般会計では、予算額304億1,516万円に対し、歳入決算額が306億2,894万円、歳出決算額が296億5,557万円となり、前年度と比べると、歳入・歳出ともに1.3%減少しました。 問 財政課財政係 TEL44-3159 一般会計 歳入では、前年度に比べ、個人・法人市民税が減少し、都市計画税が増加。  全体では、地方交付税、地方消費税交付金などが増加し、社会資本整備総合交付金事業の計画期間終了などにより、国庫支出金が減少しました。  総額では、前年度比1・3%減の306億2,894万円となりました。 歳出では、前年度に比べ、東日本大震災を踏まえた防災対策の強化により、消防費が増加。平成23年9月21日に発生した台風15号による被害の復旧のため、災害復旧費が増加となりました。平成23年5月に開館した風見の丘の整備が終了したことなどから、衛生費については減少しています。  総額では、前年度比1・3%減の296億5,557万円となりました。 市の財政を給料500万円の家計に例えると… 【収入】 ・給料(市税) 500万円 ・親からの支援(地方交付税・補助金など) 355万円 ・借入金(市債など) 105万円 ・繰越金(昨年度残額の繰越金) 35万円 ・その他 66万円 合 計 1,061万円 【支出】 ・食費(人件費) 165万円 ・家族の医療費(扶助費) 156万円 ・光熱費など雑費(物件費・補助費など) 315万円 ・家の増築・改修費(投資的経費) 133万円 ・子どもへの支援(他会計への繰出金) 102万円 ・ローンの返済(公債費) 145万円 ・その他 11万円 合 計 1,027万円 1差引残高:34万円 2貯金残高:217万円 3ローン残高:861万円 ※上記123は、一般会計でいうところの1翌年度への繰越金、 2積立金総額、3市債残高にあたります。 都市計画事業と都市計画税 ◇都市計画税は、下水道・街路・土地区画整理などの事業に充てるために課税される目的税です。また、これらの事業のために借り入れた地方債の償還にも充てられています。 ◇平成23年度 都市計画事業費など合計:23億22万円 都市計画税が使われた事業と、その内訳(平成23年度) 特別会計 上段:歳入総額 下段:歳出総額 ◇国民健康保険など特定の事業に使われる会計です。 会計名 予算額 決算額 執行率 土地取得 3億円000000 8,036万円 26.8% 7,573万円 25.2% 国民健康 保険 81億1,000万円 80億2,689万円 99.0% 77億2,558万円 95.3% 後期高齢者 医療 5億4,400万円 5億3,080万円 97.6% 5億2,905万円 97.3% 介護保険 46億3,680万円 45億4,120万円 97.9% 45億0,791万円 97.2% 公共下水道 17億8,000万円 17億4,114万円 97.8% 17億0,056万円 95.5% 農業集落 排水 1,750万円 1,869万円 106.8% 1,632万円 93.3% 駐車場 7,998万円 8,278万円 103.5% 7,518万円 94.0% 訪問看護 2,930万円 3,265万円 111.4% 2,644万円 90.2% 合計 154億9,758万円 150億5,451万円 97.1% 146億5,677万円 94.6% 企業会計 ◇市が公共の福祉を目的に企業を経営する独立採算の会計です。 病院事業 利用状況 ◆入院:05万2,907人(1日平均144.6人) ◆通院:12万3,362人(1日平均505.6人) 会計名 区分 予算額 決算額 執行率 収益的 収支 事業収益 56億5,100万円 56億4,479万円 99.9% 事業費用 56億9,000万円 54億3,919万円 95.6% 資本的 収支 資本的収入 0.3万円 2万円 738.3% 資本的支出 2億3,300万円 3億0,444万円 130.7% 水道事業 利用状況 ◆給水戸数:3万2,127戸  ◆給水人口:8万4,114人 ◆総配水量:1,163万67立方メートル 会計名 区分 予算額 決算額 執行率 収益的 収支 事業収益 15億2,700万円 14億2,571万円 93.4% 事業費用 15億2,700万円 14億5,953万円 95.6% 資本的 収支 資本的収入 1億6,700万円 1億1,243万円 67.3% 資本的支出 9億3,840万円 7億9,315万円 84.5% ◇金額は、すべて税込みです。病院事業会計・水道事業会計とも、資本的収入が資本的支出に不足する額は、過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。 市有財産(一般会計) ◇土地 260万1,659u ◇建物 21万6,541u ◇基金などの積立金 62億7,687万円  市民1人当たり 7万2,241円 ◇有価証券と出資金 1億868万円 市が借りているお金 ◇一般会計 248億6,324万円  市民1人当たり 28万6,153円 ◇特別会計(合計) 149億4,030万円 ◇企業会計(合計) 50億9,092万円 ◎一般会計では、市民1人当たり341,308円が使われました 納めていただいた市税 166,194円 固定資産税 個人市民税 78,428円 47,425円 法人市民税 都市計画税 16,341円 14,885円 市たばこ税 軽自動車税 6,778円 2,176円 入湯税 161円 使われたお金 341,308円 民生費 衛生費 84,038円 50,370円 公債費 土木費 48,340円 46,736円 教育費 総務費 42,455円 33,155円 そのほか、消防費など 36,214円 ※1人当たりの金額は、平成24年3月31日  現在の人口(86,888人)で割ったものです。 ■財政健全化判断比率 ●実質赤字比率…普通会計(一般会計と土地取得特別会計を合わせた会計)における実質赤字額の、標準財政規模(※)に対する比率 袋井市-5.12% 良好! ●連結実質赤字比率…普通会計と特別会計・企業会計を合わせた全会計における実質赤字額の、標準財政規模に対する比率 袋井市-24.65% 良好! ●実質公債費比率…一般会計が負担する借入金返済額(企業会計・組合会計分を含む)の、標準財政規模に対する比率 袋井市12.9% 良好! ●将来負担比率…一般会計が将来負担すべき実質的な負債(企業会計・組合会計・公社などの分を含む)の標準財政規模に対する比率 袋井市74.9% 良好! ●資金不足比率…各公営企業会計での事業規模に対する資金不足額の割合 各公営企業資金不足なし 良好! ◇上のグラフは、地方公共団体の財政運営の健全度を表す「財政健全化判断比率」により、袋井市の財政運営の健全度を示したものです。 ◇袋井市はどの指標でも健全化の基準以下であり、市財政は健全な状況といえます。 ※標準財政規模…通常収入されるであろう経常的な一般財源の規模を示すものです。