P02 NEWプロジェクト始動! 新たな取り組みを紹介します このコーナーでは、袋井市の新たな取り組みを、シリーズで紹介していきます。 1日6,000食規模の学校給食センターを整備しています 未来を担う子どもたちがすこやかに、心豊かに成長してくれることを願って 袋井市では、公立幼稚園を含めた市内の小中学校すべての給食を学校給食センターから配食する「共同調理場方式」に統一するため、新たに1日6,000食まで調理可能な学校給食センターを、今年9月の稼働開始に向けて建設中です。 この(仮称)新学校給食センターは、「学校給食衛生管理基準」の徹底と安全・安心でおいしく栄養バランスのとれたより良い学校給食の提供を図るとともに、学校や家庭などに給食情報などを発信することで、食生活を改善することなどを目指します。 問 教育企画課総務企画室 TEL44-3120 ◎施設の概要 ◇(仮称)新学校給食センターの建設地は、市内豊沢の市有地で、敷地面積は13,935u、建築面積は3,121u、構造は鉄骨2階建てとなります。 ◇今年9月の(仮称)新学校給食センター稼働開始により、既存の2つの学校給食センターと合わせた3施設で合計約10,500食/日を提供予定です。これにより、市内の全公立幼稚園15園でも給食を実施します。 (仮称)新学校給食センター完成後の配送予定(平成25年9月〜) 施設名 調理食数 配送先 (仮称)新学校給食センター 5,500(食/日) 小学校 袋井東、袋井西、袋井南、袋井北、高南、浅羽東 中学校 袋井、袋井南 幼稚園 袋井東、袋井西、田原、袋井南、高南、浅羽東 袋井学校給食センター 3,000(食/日) 小学校 今井、三川、山名 中学校 周南 幼稚園 若草、今井、三川、山梨、若葉 浅羽学校給食センター 2,000(食/日) 小学校 笠原、浅羽南、浅羽北 中学校 浅羽 幼稚園 笠原、浅羽西、浅羽南、浅羽北 合計 10,500 ◎新センターの特色 全国のモデルとなるような施設を目指します 生産者【地産地消の推進】 学校給食への安全・安心な食材提供の推進により、農業の持続的な発展と豊かな食生活の実現を目指します。 ↓↑ 学校給食の充実 安全・安心な給食の提供、食育の推進など ↓↑ 児童生徒・各家庭【食文化の継承、食育の推進】 学校給食を通じて、栄養バランスのとれた食事の大切さや食文化の継承を目指します。 1 安全・安心な給食の提供 ◇調理場内の温度・湿度を管理することや汚染・非汚染区域を明確化することで、衛生管理の徹底を図ります。 ◇児童生徒個々の実情に合ったアレルギー対応食を提供します(平成26年1月から実施予定)。 ◇既存の学校給食センターも施設を改修し、各センターの能力に応じたアレルギー対応食の提供を行います。 2 地産地消の推進 ◇生産者の顔が見える地元の食材を積極的に使用します。 ◇地場産農産物を受け入れするために、泥つき野菜にも対応できる野菜下処理室や皮むき室などを完備します。 3 食育の推進 ◇素材のおいしさを生かした飽きのこない味を実現し、心を込めて調理している作り手の思いが伝わる、手作り給食を積極的に提供します。 4 強化磁器食器の導入 ◇家庭で使われる食器と同じ焼き物の器を導入することで、食器の重みを食の重みと捉え、物や食を大切にする心を養います。