P10 袋井の人 いつかプロの格闘家に…日本で1番になって世界へ! ブラジリアン柔術世界大会「アブダビ・プロ」2013 ワールド柔術キッズ杯「ジュベニュウ」クラス出場 石黒 翔也くん(菅ケ谷)  4月10日から13日まで、UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビで開催された『ブラジリアン柔術世界大会「アブダビ・プロ」2013』。  この大会に併せて開催された「ワールド柔術キッズ杯」で、16・17歳が参加する「ジュベニュウ」クラスに日本代表として出場したのが、石黒翔也くん(16歳・掛川工業高校2年)です。 夢に向って、日々トレーニング  寝技の組み技主体で安全性も高く、日本での競技人口も増加しているといわれるブラジリアン柔術。  翔也くんがブラジリアン柔術を始めたのは、小学校6年生の時。格闘技が好きだという両親の影響で興味を持ち、現在通っているジムのオープンの話を聞いて扉を叩いたそうです。 「柔術を始めたころから、いつかはプロの格闘家になりたいと思ってトレーニングを続けています」  週4回、学校が終わってから磐田市・浜松市にあるジムへ通い、毎回約2時間のトレーニングを続けているという翔也くん。最近では、筋力アップのために地元のスポーツジムなどへも通っているそうです。 初めての海外、貴重な体験をこれからの糧に  今回出場した大会へは、過去の国内大会での成績などから選考が行われ、代表に選抜されました。プライベートも含めて初めてとなる海外への旅は、貴重な体験になったといいます。 「周りに日本人がほとんどいない環境に最初は少し戸惑いましたが、大会を通じて徐々に慣れていくことができたと思います。  大会では、残念ながら判定の結果、初戦敗退となりましたが、そのときの対戦相手が出場したクラスで優勝したので、自分の実力を図ることができ、自信にもなりました」  初めての海外遠征を通じて、海外への思いが強くなったという翔也くん。次のチャンスがあれば、もっとリラックスして試合に臨み、良い成績を残せるのではと話してくれました。 周囲の応援を胸に、世界の舞台を目指して 「今よりもっと試合に出て経験を積み、日本で誰にも負けない1番になって世界へ挑戦したいです。プロになって、子どもたちに柔術を教える指導者にもなれたらと思います」  今回の世界大会へは、同じジム所属で袋井市在住のジエドレ・サンタナさん(28歳・堀越)も出場し、強豪を相手に大接戦を繰り広げたそうです。  世界を目指す翔也くんのこれからの活躍に期待しています。 〈袋井で活動中〉 グループ紹介 読み聞かせサークル 「ゆずり葉」 絵本の読み聞かせで、ホッとした時間を楽しんで  私たち「ゆずり葉」は、読み聞かせの好きな人が集まり、市内の老人福祉施設で絵本や昔話、紙芝居などにクイズや歌を入れての慰問活動や、毎月第4木曜日には袋井南公民館で「大人のための朗読会」を開催しています。また、現在新たな取り組みとして、地域の民話をもとに自分たちで手作りの紙芝居を作成しイベントの時などに披露しています。  そして、年に1回、プロの朗読家を招いて講演会を行い、朗読のコツを学んでいます。会員募集中です!興味のある方は、是非、気軽に見学にいらしてください。 メンバー 15人 問 代表 杉本昭代さん(南町) TEL42-5367