P04-05 レッツ チャレンジ! ごみダイエット 普段、何気なく出しているごみ。その処理には、袋井市だけで年間約8億円(平成24年度実績)もの経費がかかっています。 広報ふくろい4月1日号では「ふくろいごみ減量大作戦が始まります!」と題して、ごみ減量に向けた様々な取り組みについてお知らせしました。今回は、市民の皆さんに日常生活の中でご協力いただきたい「ごみ減量(ごみダイエット)」方法を紹介します。 問 環境政策課環境衛生係 TEL44-3115 ポイント@ 買い物をするときに ◎詰め替え商品、繰り返し使える容器に入った商品を選びましょう  シャンプーや洗濯洗剤などを購入する際は詰め替え商品を、ビールや酒などは繰り返し使えるリターナブルびん入りの商品を選びましょう。 ◎マイバッグ(買い物袋)を持って出掛けましょう  買い物の時にはマイバッグを持っていき、レジ袋をもらわないようにしましょう。 ◎不要な食材を購入しないようにしましょう  収集に出された生ごみの中には、開封していない食品や、全く口をつけられないまま捨てられる食品が多く含まれています。 冷蔵庫に入っている食品について、こまめに品質や消費期限などをチェックしたり、在庫をメモしたりしてから買い物に出掛け、安くても不要な食材は購入しないようにしましょう。 ポイントA 料理をするときに ◎作りすぎないようにしましょう  料理を作る際は、1回の食事量などを考えて作りすぎず、作った料理はできるだけ残さず食べるようにしましょう。  また、料理の途中で、「食べきれないかも」と思ったら、下ごしらえした具材はすぐに冷凍庫に保管するのも食材を無駄にしないためのポイントです。 ◎料理の際のひと工夫  野菜や果物の皮、少しだけ残った野菜などを利用したエコクッキングに挑戦しましょう。  肉じゃがをつぶしてコロッケの具にするなど、食べ残しを別の料理に変身させる「リメイククッキング」も注目されています。 インターネットのホームページでは、色々なリメイクレシピが掲載されています。 ポイントB 暮らしの中で ◎使い捨て商品の使用を控え、壊れたものは修理しましょう  外出時などに割り箸の使用を控えて「マイ箸」を使用したり、汚れを拭き取る時にティッシュペーパーの使用を控えて布きんを使用するなど、使い捨て商品の使用を控えるように心掛けましょう。また、家電製品などが壊れたときには、できるだけ修理をして、長期間大切に使うようにしましょう。 ◎古布のリサイクルに取り組みましょう  お子さんの成長で不用になった子ども服やまだ着られるのに着なくなってしまった服などは、中遠クリーンセンター(袋井市岡崎6635-192)などに設置されている無料の古布回収ボックスなどを活用する・知人へ譲る・フリーマーケットに出店する・リサイクルショップに持ち込むなど、リサイクルを心掛けましょう。 ◎せん定枝・刈草のリサイクルをしてみましょう  庭の手入れなどで出た木の枝や草などの処理は、週2回収集している「燃やせるごみ」として出したり、中遠クリーンセンターに自己搬入したりする方法もありますが、民間リサイクル施設に搬入すれば、堆肥などとしてリサイクル処理され、有効な資源として活用されます(※処理費用は有料です)。 問 (株)八ケ代造園 環境事業部 TEL49-3020 ◎ごみの分別をきちんと行いましょう  「燃やせるごみ」の中に、本来は資源ごみ「プラスチック製容器包装」として出していただきたい、お菓子類などの包装が混入している場合があります。ごみを出す際に分別方法に迷ったら、ご家庭にある『ごみの出し方ガイド』をご覧いただいたり、ご不明な点は環境政策課にお問い合わせいただいたりして、適切な分別を行っていただくようお願いします。 「環境家計簿」による節電・ごみダイエットに取り組んでみませんか? ◇7月〜9月分の電気使用量を検針票から算出し、取り組み前と比較することで削減効果を調べます。また、可燃ごみに多く含まれる「雑がみ」を分別していただき、ごみ減量の取り組みによる効果を調べます。ご家庭で「環境家計簿」による節電・ごみダイエットに取り組んでいただいた結果を提出してください。 ◇「環境家計簿」を提出していただいた方には、参加賞を差し上げます。また、市が設定した目標(電気使用量…前年比5%減・雑がみリサイクル…1人1か月300g)を1つでも達成できた方には、袋井市出身で現在パリで活躍されている石谷沢子さんデザインのオリジナルエコバッグをプレゼントします。 ◇「環境家計簿」は、市役所・支所・各公民館など市内公共施設で配布します。また、市ホームページにも、取組方法の詳細を掲載しています。「環境家計簿」のダウンロードもできますので、ご利用ください。詳しくは、お問い合わせください。 取組期間 7月1日(月)〜9月30日(月) 報告期限 10月31日(木) 対象 市内在住の方 問 申 環境政策課 環境企画係 TEL44-3135     環境衛生係 TEL44-3115 FAX44-3185 メール kankyou@city.fukuroi.shizuoka.jp ごみ減量のためには「3R」が大切です! 皆さんも「3R」を心掛け、ごみの減量に取り組みましょう! ものの再資源化 リサイクル:Recycle ものを資源として再利用 ものの再使用 リユース:Reuse ものを繰り返し使う ごみの発生抑制 リデュース:Reduce ごみの発生を減らす 減量は「やる気」次第! エコロジーはエコノミーにもつながります! ◇ごみを減らすことは環境への負荷を減らし循環型社会を築くための重要な取り組みですが、それと同時に、市のごみ処分費用の節減につながり、節減された費用を市民の皆さんにとってより必要な施策に回すことで、さらに豊かで便利な生活を送っていただくことにつながっていきます。 ◇各ご家庭でごみを減らすことは、無駄な出費(食費・ごみ袋代など)を抑えることにつながり、直接的に皆さんの家計にプラスの影響を及ぼしてくれるはずです。 ◇今回取り上げた「ごみ減量(ごみダイエット)」の方法は、ほんの一例に過ぎません。是非、皆さん1人ひとりで工夫していただきながら、『いつか』ではなく『今日から』ごみ減量に向けて取り組んでいきましょう。