P26 原田市長の散歩道 「鯖江、糸魚川、木島平、塩尻」  先日、袋井市と縁のある福井県鯖江市・新潟県糸魚川市・長野県木島平村・長野県塩尻市を訪問し、今後の交流について話をした。  鯖江市とは、堀越上自治会が屋台の「漆塗り」を注文したことがきっかけで交流が始まった。今回は、昨年の秋祭りに鯖江市長さんたち一行が来袋した返礼の意味も込めて、市のバスに約30人が乗り合わせて現地へ赴き、市長主催の昼食会を受け、漆塗りの現場や「めがねミュージアム」へも立ち寄った。  「鯖江」という名前からの連想とは異なり、鯖江市は海には面していないが、人口は約7万人、敦賀原発から30q圏内など、袋井市と環境がとてもよく似ている。今年3月には、災害時相互応援協定を締結したので、今後は姉妹都市提携を目指して、より活発に交流を進めることにした。  糸魚川市は、新潟県の一番西側に位置し、塩尻市と姉妹都市の関係にある。市内には「フォッサマグナ(中央構造線)」の糸魚川静岡構造線が通っており、世界ジオパークに認定された「糸魚川ジオパーク」や内容が充実した「石の博物館」があった。  木島平村とは、スポーツ少年団のスキー訪問がきっかけで長いお付き合いがあり、近年は物産展も相互に開催している。  人口は約5千人だが、村の売り込みに熱心な村長さんから災害時の受け入れなどの支援協定締結を打診され、私もうれしく思い、積極的に進めたいと返事をした。  塩尻市は袋井市の姉妹都市で、合併前の楢川村のころから何度も訪れている市である。今回は、公益社団法人シビックフォースと袋井市、塩尻市の3者が一緒になって、災害時の実際の支援方法を取り決める国土交通省の「広域的地域間共助推進事業」について打ち合わせを行った。  現在、袋井市は災害時相互応援協定を4市と結んでいて、今後もさらに増やしていきたいと思っている。  こうした協定で大切なことは、相手側といつも親しく交流していることで、普段あまり付き合いのない遠い親戚に「困ったから助けて」と言いにくいのと同じである。  (あってはならないが、)原発事故によって避難した市民を受け入れてもらう場合を想定すると、普段からお互いを理解し合えるような中身の濃い交流が必要であると思う。 季節の健康レシピ 毎月19日は『食育の日』 白身魚のお好み焼き風 ●食推協からのコメント キャベツは、カルシウム・カリウム・ビタミンCが豊富で、胃腸障害の改善に効果があるビタミンUを含んでいます。 ●材料(5人分) カラスカレイ 10切れ (1切れ30g) キャベツ 400g 小麦粉 50g  卵 1個  水 150ml ソース、青のり、紅生姜 少々 花かつお 適量 ●作り方 @白身魚は水気をきっておく。 Aキャベツは5mm角の粗みじん切りにする。 BAを混ぜ合わせる。 CBに小麦粉を2回くらいに分けて入れ、Aと混ぜ合わせる。 D油を熱したフライパンで@を両面蒸し焼きにし、Cを魚の上にのせてふたをして、再度両面を焼く。 EDが焼けたら、ソースを上に塗り、お好みで青のり・紅生姜・花かつおをかける。 ●栄養価(1人分) エネルギー…161kcal / たんぱく質…16.4g / 脂質…2.3g / カルシウム…86mg /  鉄…1.3mg / ビタミンC…42mg / 食物繊維…2.5g / 塩分相当量…0.8g 表紙のことば  6月5日、袋井南幼稚園の年長児43人が、地域の早川克一さんの梅園へ梅とりに出掛けました。梅の木には、たくさんの大きな実が付いていて、梅園に到着すると「わあ!梅だ!たくさん付いてる!」と大喜びする姿が見られました。  高いところは、はしごや台に乗って手をいっぱいに伸ばして梅をとった子どもたち。「甘い匂いがする!」、「とっても大きいね!」と感動していました。 袋井市の木・花・鳥のイメージデザイン 市の木:キンモクセイ 市の花:コスモス 市の鳥:フクロウ 市の木・花・鳥それぞれの特徴を見やすくシンプルに表現し、「FUKUROI」の「F」を図案化しました。