P18 袋井の人 試行錯誤を繰り返し見てる人も楽しい技を目指す フリースタイルフットボーラー 磐田東中学校1年・サッカー部 山泉 健くん(川井) フリースタイルフットボールとは  サッカーの基本技術であるリフティングやドリブルなどの技術を飛躍させ、自由な発想でボールを操りパフォーマンスを行う競技です。  今年2月に東京で決勝イベントが行われた、リフティングの技を競う「XperiaTM リフティングチャレンジ」。この大会で華麗なパフォーマンスを魅せ、6月26日にブラジルで開催される「2014 FIFA ワールドカップTM」のアメリカ合衆国×ドイツ戦の選手入場時に、FIFAのフラッグを持ってピッチに入場する『フラッグベアラー』に選ばれたのが、山泉健くん(12歳)です。 リフティングからフリースタイルフットボールへ  健くんがフリースタイルフットボールに出会ったのは、小学3年生のとき。父親が買ってきた本に、日ごろ練習しているリフティングとは違う、ダンスの要素を取り入れたアクロバティックな技が掲載されているのを見て、「かっこいい。自分もできるようになりたい」と思い、挑戦し始めたそうです。  市内にはフリースタイルフットボールの教室やクラブがないため、初めは本を読んだりインターネットの動画を見たりして独学で技術を身に付けてきたという健くん。  そして小学5年生のときに、埼玉県で開催されたフリースタイルフットボール教室「ブカツ」に参加すると、自分より上手にボールを操る子どもたちから刺激を受けて、本格的に取り組むようになったと話してくれました。 「頭や足先だけじゃなく、顔や足裏など体のいろんな部分でボールをうまくコントロールすることができるところが、かっこ良くて好きです」  技がうまく決まらない時は、技を決められる人と自分ではどこが違うのかをよく考えるようにしているとのこと。 高いレベルを目指して日々練習と研究  今回のブラジル渡航で、フラッグベアラー以外に現地でやってみたいことを尋ねると「ブラジルの子どもたちと一緒にリフティングの勝負がしたい」と期待をふくらませていました。   将来はフリースタイルフットボールの世界チャンピオンになりたいという夢をかなえるため、難易度の高い技や見ている人が驚くようなパフォーマンスを身に付けようと、日ごろから練習や新しい技の研究に余念がないと言います。  10月4日(土)には、浜松アリーナで開催されるアグレミーナ浜松×バサジィ大分戦で、ハーフタイムショーとしてパフォーマンスが行われる予定です。詳しくは、「JSTAS FOOTBALL PARK」ホームページ(http://jistas.com/)をご覧ください。  皆さんも、巧みな動きでボールを操る健くんの姿を、是非、会場でご覧ください。 袋井で活躍中 グループ紹介 月見の里男声合唱団  私たち「月見の里男声合唱団」は、『歌うは心のサプリメント!練習日は休肝日!』を合言葉に、元気いっぱいの雪嶋恵美子先生のご指導のもと、袋井・磐田・掛川在住の男性11人で活動しています。  昨年は、日々の練習の成果から団員の歌唱技能も向上し、第53回静岡県芸術祭合唱コンクールで入選という好成績を収めました。  年齢・経験は不問、初心者の方でも大歓迎です!興味のある方は、お気軽に見学にいらしてください。 活動日時 月3回程度・金曜日 午後7時30分〜9時 活動場所 袋井西公民館 会費 3,000円/月 問 花村和一さん TEL090-3159-0353  雪嶋恵美子さん TEL090-8738-9774