P10 袋井の人 団体では28年ぶりの上位大会出場 消防救助技術関東地区指導会「ロープブリッジ救出」の部出場  袋井消防署特別救助隊 里見賢治 消防副士長(袋井消防署森分署) 浅原将斗 消防士(袋井消防署) 大石真也 消防副士長(山梨分遣所) 小野田崇人 消防副士長(袋井消防署)  複雑多様化する災害現場に対応できるようにと、日ごろから高度な消防救助技術と強じんな体力・精神力を養っている袋井消防署特別救助隊。  6月に静岡県消防学校で開催された静岡県消防技術大会「ロープブリッジ救出」の部で第2位の成績を収め、7月31日に千葉県千葉市で開催される消防救助技術関東地区指導会に静岡県代表として出場するのが、袋井消防署特別救助隊の里見賢治消防副士長(26歳)、浅原将斗消防士(24歳)、大石真也消防副士長(30歳)、小野田崇人消防副士長(27歳)の4人です。 大会のための訓練ではなく災害現場を想定して技術を磨く  「ロープブリッジ救出」は、水平に張られたロープにより20m離れた対面する塔へ進入し、要救助者を救出して脱出するまでのタイムを競う競技で、要救助者を含む4人1組で行われます。 「この競技の技術は、増水した河川など離れた場所に取り残された要救助者を救出する際に必要となるものです。  近年、全国各地で集中豪雨による被害が発生していますが、市内にも多くの河川が流れているため、常に実際の災害現場を意識して訓練に取り組んでいます」(大石さん)  それぞれ袋井消防署・森分署・山梨分遣所に配属されながら、特別救助隊としての災害出場や厳しい訓練を行っている選手の4人。気力・体力の支えとなっているのが、家族や地域の皆さんの消防に寄せる期待の大きさだと言います。 「東日本大震災以降、市民の皆さんの中に『自分の身は自分で守る』という意識が高まってきていると思いますが、一方で、実際の災害現場で消防署や消防団に寄せられる期待もさらに大きくなっていると感じます。その期待に応えられるようにと考えると、力が湧いてきます」(里見さん・小野田さん) 大会で、災害の現場で最善の結果を残せるように  関東地区指導会では、同種目の出場28チーム中、上位9チームが全国大会への出場権を獲得できます。 「救助や災害の現場では、皆さんの生命を守るために常に最善の結果が求められます。関東地区指導会本番でも、一度限りの状況の中で自分たちの持つ最高の力を出し切り、全国大会出場を目指します」(浅原さん)  地域の安全・安心を守るために日々技術を磨く選手の皆さんの、今後の活躍を期待しています。 袋井で活動中 グループ紹介 浅羽ミニバスケットボールクラブ 浅羽ミニバスケットボールクラブ男子部員募集!  僕たち浅羽ミニバスケットボールクラブは、浅羽東・南・北、笠原小学校の1年生〜6年生が仲良く活動しながら、周りとの比較や勝敗結果ではなく「自分がなれる最高の自分になるように努力する」を目標に、週4回、浅羽東小学校の体育館で練習をしています。  僕たちと一緒にバスケットをしませんか?練習見学や無料体験のみでも大歓迎!興味のある方は、お気軽にご連絡ください。   8月2日(土)・3日(日)に、浅羽東小学校で行われる「浅羽メロンカップ選抜ミニバスケットボール大会」では、チームみんなで力を合わせて頑張ります。 活動時間 @火・木曜日…午後6時30分〜8時30分 A土・日曜日…午前9時30分〜正午 問 浅羽ミニバスケットボールクラブ男子父母会長 松川涼子 TEL23-1106