P08 袋井の人 自分たちで設計する・製作する・走らせる 全日本学生フォーミュラ大会出場 静岡理工科大学「SIST Formula Project」部長 宮野公美子さん(静岡理工科大学4年)  9月2日(火)から6日(土)まで、小笠山総合運動公園エコパで開催される「第12回全日本学生フォーミュラ大会」。  学生たちが自ら構想・設計・製作した小型レーシングカーの性能を競うこの大会に、静岡理工科大学から出場するチーム「SIST Formula Project」でメンバーをまとめるのが、宮野公美子さん(21歳)です。 1つの目標に向かってメンバーをまとめる管理職  昨年9月の大会後に、新部長に就任した宮野さん。以前にも部長に就任した女性はいたそうですが、年間を通して部長を務めるのは宮野さんが初めてだそうです。 「大会の出場には、車両の設計や製作はもちろんですが、出場にあたっての審査書類作成やスポンサー活動、PR活動も必要となります。  4年生は自分ともう1人(男性)だけなので、昨年の大会後の話し合いで、彼には製作に専念してもらい、渉外活動なども担当する部長には私が就任することに決まりました」  自分でも部長をやってみたかったという宮野さん。1つの目標に向って活動する大勢のメンバーをまとめるために、心掛けていることがあります。 「みんなで進める作業なので、誰か1人の作業の遅れやミスが、チーム全体に影響してしまうことがあります。  そうならないために、作業の内容やスケジュールを何度も確認したり、相手のモチベーションが上がるように励ましたり、ときには各担当に仕事を任せてみたりと、部長として『自分ではなく誰かにやってもらう・責任を持ってもらう』ためにどうすればいいかを常に意識しています」  チーム全体が『いま、自分は何をすれば良いのか』を意識すれば、大会での結果につながるはず。その言葉には、部長としての責任感とメンバーへの思いやりが感じられました。 大会での上位入賞、将来の夢の実現を目指して  「SIST Formula Project」は、大会会場がエコパに移転した2006年に発足。以来、毎年大会に参加していて、昨年の大会ではEV(電気自動車)部門で総合優秀賞を獲得しました。 「今年の大会では、昨年に続いてのEV部門制覇、ICV(エンジン車)部門での上位入賞を目指します。そのために、まずは出場する2台の全種目完走が絶対条件です」と力強く語ってくれた宮野さん。  将来は、このチームでの経験を活かして、自動車の安全技術開発などの仕事に携わりたいと、大会の先にある将来の夢も話してくれました。 袋井で活動中 グループ紹介 袋井 FLASH LIGHT ビートにのって体を弾ませれば、心も体も元気いっぱい!  子ども競技エアロビッククラブ「袋井 FLASH LIGHT」は、月4回土曜日に、月見の里学遊館・水玉プールフィットネスルームで、幼稚園児から小学生が仲良くエアロビックの練習をしています。  チーム目標である「思いやり・挑戦」のもと、エアロビックを通して基礎体力(筋力・持久力)や柔軟性を身につけながら、礼儀やマナーも学び、発表会や検定会、競技会にチャレンジしています。  私たちと一緒にエアロビックを始めてみませんか?随時、練習見学や体験練習を行っています。初心者コースも新設したので、興味のある方は、お気軽にご連絡ください。 活動時間 午後3時30分〜4時30分 会費 4,000円/月 問 指導者 西村良子さん TEL090-2181-6337