P08-09 ふくろい日記帳 中新田地内命山整備事業 地鎮祭 緑豊かな環境の構築と防災対策の充実を、同時に実現  市では、想定される南海トラフ巨大地震などの大規模地震による津波から市民の命を守るため、「袋井市津波避難計画」に基づき湊東地区、中新田地区、湊西地区、東同笠・大野地区の4か所に津波一時避難場所(命山)の整備を進めています。昨年12月に完成した湊東地区に続いて、今回、平成27年12月の完成を目指し、中新田地区に市内2か所目となる命山の建設が始まります。  工事着手に先立ち、10月15日、地鎮祭が開催され、工事の安全を願いました。 【整備概要】 ▽整備場所…袋井市中新田字村後315 ほか8筆 ▽構造…盛り土形式(土質改良) ▽避難面積…約400平方メートル ▽収容人員…約400人(1人/平方メートルを基準) ▽高さ…海抜10m(計画地盤高2.5m+盛り土高7.5m) ▽昇降方法…避難階段3か所、スロープ1か所 ▽付帯施設…駐車場15台(うち身体障害者用3台)、調整池 約1,400平方メートル ▽予定工期…平成26年10月〜平成27年12月 ▽総事業費…約2億8,000万円 ロシア向けふくろい茶輸出プロジェクト 積極的な海外販路開拓で、新たな商機を  昨年から海外への輸出を進めている袋井産茶製品の輸出量を増加させようと、9月15日〜18日にかけてロシア・モスクワ市で開催された現地バイヤーの集まる商談会「WORLD FOOD MOSCOW 2014」に、市はイービストレード株式会社(東京都)・JA大井川と共同出展し、呈茶などのPR活動と現地バイヤーとの商談を行いました。  ブースでは、4日間でおよそ120社のバイヤーと面談するなど盛況で、今後は個別にサンプル送付や取り引きを開始し、日本茶と日本文化の発信と合わせて袋井産茶の輸出量拡大を目指していきます。 周南中学校 土砂災害被災地支援募金活動 生徒主体で支援を呼び掛け  周南中学校では、20年以上にわたってJRC(青少年赤十字)活動に取り組んでおり、その精神である「気づき・考え・実行する」を目標に、学校生活の向上や社会貢献活動に努めています。 今回、8月に広島県で発生した土砂災害の被災地のために自分たちにできることをしようと、校内での募金活動を実施。さらに、9月26日に行われた校内体育大会でも、来校された保護者や地域の方に募金への協力を呼び掛けました。  体育大会での募金16,977円は、校内での募金約16,045円とともに、日本赤十字を通じて被災地に寄付されます。 袋井フロンティア農園プロジェクト レタス植え付け体験 たくさん収穫できますように!  市では、身近にある農資源を有効活用し、未来の子どもたちへつないでいく「袋井フロンティア農園プロジェクト」を平成23年度から実施しています。  今年度は、菅ヶ谷地区で約1.9ヘクタールの耕作放棄地を解消し、レタス・枝豆などを栽培している株式会社鈴生(静岡市葵区)が中心となり、9月27日に地元自治会の皆さんと一緒になってレタスの植え付け体験を行いました。  植え付けた苗は、11月の収穫まで株式会社鈴生に管理していただき、収穫体験では自分の植えたレタスを試食する予定です。 まち☆いき〜つなげよう!地域を愛する心〜 まちがいきいきとなれ!  9月28日、小笠山総合運動公園エコパ東第3駐車場で、袋井青年会議所主催によるイベント「まち☆いき」が開催され、大勢の家族連れでにぎわいました。  このイベントは、「つなげよう!地域を愛する心」をテーマに、ふるさと袋井の魅力をもっと知ってもらおうと企画されたもので、会場では袋井出身の偉人について学ぶコーナーや気球搭乗体験など様々な催しが行われました。  イベントの最後には、来場者を含む約200人が「心」という文字をあしらった人文字パネルに挑戦。気持ちを1つにして人文字をつくりあげました。 袋井市戦没者戦災死者追悼・平和祈願式 平和への誓いを新たに  市内には、先の大戦において1,760人(旧袋井市…1,371人、旧浅羽町…389人)の方が戦地で尊い命を犠牲にされています。こうした戦没者や戦災で亡くなれた方々の追悼と世界平和を祈願するため、9月28日、中央公民館で「袋井市戦没者戦災死者追悼・平和祈願式」が開催されました。  式典では、市遺族会会長の伊原幸一郎さんが「平和の二文字を大切にし、次世代に継承するのが私たちの使命である」と追悼のことばを述べられ、続いて行われた献花では、市長、来賓、遺族会高尾支部ほか15支部の支部長が、順次献花を行いました。 浅羽北小学校 チンゲンサイ収穫体験 おいしい野菜、いつもありがとう!  学校給食での地元産食材の活用を拡大させ、地域全体で地産地消を進める取り組みの一環として、9月29日、浅羽北小学校の2年生が地域の生産者の協力により、給食で使用するチンゲンサイを収穫しました。  収穫を体験した児童たちからは、「たくさん収穫できてうれしい」といった感想が聞かれました。  このチンゲンサイは浅羽学校給食センターで調理され、翌日の給食で「ビーンズサラダ」として提供されました。給食当日は生産者の皆さんを学校にお招きし、児童と一緒に試食を楽しむ姿が見られました。