P02 今年のテーマは、「ふれあい」! 第12回 袋商ショップ 問 県立袋井商業高等学校 TEL42-2285  県立袋井商業高等学校の全校生徒が株主・社員となり、模擬株式会社を設立。授業で身に付けた専門的な知識と技術を活かし、多くの同窓生や地域業者の協力を得て「本物」の商品を使って販売実習を行う『株式会社 袋商ショップ』。  平成15年に、学校創立80周年の記念事業の1つとして設立された袋商ショップは、生徒はもちろん、地域にとっても一大イベントに成長し、今年で12回目を迎えます。  今年は、12月13日(土)・14日(日)に開催され、午前9時〜午後4時(14日は午後3時)まで、食料品・衣料品・陶器・家電製品・自動車などの販売、食堂・喫茶店の経営、起震車体験や同校の吹奏楽部による演奏など、生徒たちによる様々な催しが行われます。 袋商ショップ開催までの1年  「おもてなしの心」を社訓として、どのような商品を・どのような価格で・どのようにして販売すれば、お客さまに満足・感動していただけるかを生徒自身が考え、開催当日を迎える袋商ショップ。  開催を迎えるまでには、1年を通じて様々な準備や打ち合わせなどが行われています。今回は、その知られざる取り組みの一部をご紹介します。 ◎株主総会(2月)  前年12月に開催された袋商ショップの事業報告・決算報告・監査報告が行われるとともに、次回の袋商ショップの事業計画が発表されます。  社長をはじめとする新取締役や監査役の選任も株主総会で行われます。 ◎入社式(4月)  入学式の直後に、新1年生を新入社員として迎える入社式が行われます。 ◎社員総会(5月)  本部役員による新役員紹介や予算案の報告、袋商ショップの仕事内容や本番に向けた準備の流れなどが説明されます。 ◎第1回店長会(5月)  本部役員と各クラスの「店長」が、袋商ショップ本番に向けて様々な打ち合わせを行う店長会。袋商ショップ本番に向けて、年間24回開催されます。 ◎ショップ業者説明会(6月)  袋商ショップに出店していただく業者の皆さんに、今年度の事業・数値目標、年間計画などが説明されます。  全体会終了後には、各クラスで出店業者さんとの打ち合わせが行われ、取り扱い商品や効果的な販売方法などについてアドバイスをいただきます。 ◎販売模擬実習(11月)  販売模擬実習は、仕入れ・販売・棚卸・経理など袋商ショップ当日の流れを劇として行うもので、1年生は約1か月の練習期間を経て、クラスごと発表を行います。  ここに紹介した取り組み以外にも、レジ操作を練習する「レジ講習会」や販売促進用の装飾作成について学ぶ「POP講習会」などの実践的な講習を行い、「おもてなしの心」を持って来場者の皆さんをお迎えするための準備を行っています。  開催当日は、社員一同、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております!