P04-05 協働によるまちづくりを進めています 市では、多様化する地域の課題や市民ニーズに応えるため、NPO法人などの市民活動団体と行政、市民活動団体同士が、お互いの特性を生かしながら協力・連携して、市民主体の「協働によるまちづくり」を推進しています。 「協働によるまちづくり」の取り組みの一環として、総合計画に掲げた施策に関連した提案を市民活動団体から募集し、採択した提案を行う団体に対して市が「委託」・「連携」・「補助」する『協働まちづくり事業』を進めています。 今回は、今年度実施している14事業を紹介します。 問 市民協働課協働推進室 TEL44-3107 委託事業 委託事業は、本来行政が行う公共サービスを市民活動団体に委託することで、効率的で効果的な事業の実施につながると認められた場合に事業を委託するものです。必要な広報をするなど、お互いに連携し合って事業を実施します。 ◎元気フェスタ’14 団体名 F-natural club 袋井 担当課 健康づくり政策課 ◇日本一健康文化都市を目指すために、広く市民の健康寿命の延伸や健康生活の実践的知識、意欲の向上に寄与しています。 実施内容 元気フェスタ’14(9月)、フォローアップ教室(10月〜12月) ◎市内で出た生ゴミを堆肥化し、資源に変えよう 団体名 生護美資源化プロジェクト 担当課 環境政策課、教育企画課 ◇給食センターの野菜くずをたい肥化し、公共施設で活用するとともに、資源循環型社会の形成に向けた啓発活動を行っています。また、竹パウダーを使用した段ボールコンポスト市民モニターを募り、生ごみのたい肥化体験を行っています。 実施内容 段ボールコンポスト市民モニター(6月〜9月)、生ごみのたい肥化(6月〜平成27年2月) ◎「ふらっと」を拠点としたNPO中間支援の強化 団体名 ふらっと 担当課 市民協働課 ◇多様化する市民や団体などからのニーズに対応する「多彩な支援」を目指し、市協働まちづくりセンター「ふらっと」としての役割を果たすべく、中間支援を強化し「市と協働」を再認識する事業を展開し、公益性の向上を図ります。 実施内容 NPO相談の企画・運営、NPO啓発資料・チラシの作成、人材育成(6月〜平成27年2月) など 連携事業 連携事業は、行政からの金銭的支援はありませんが、市が公共施設の使用を手配したり事業に必要な広報をしたりするなど、お互いに連携し合って事業を実施します。 ◎ベトナム留学生ホームステイ事業 団体名 浅羽ベトナム会 担当課 市民協働課 ◇1900年初頭にあった、郷土の偉人である「浅羽佐喜太郎」とベトナム独立運動の指導者である「ファン・ボイ・チャウ」との交流の歴史を研究し、市民へ紹介することや日本に学ぶベトナム人留学生をホームステイに招待します。毎年実施していけるよう、ホームステイ受入家族の増加を図っていきます。 実施内容 企業・公共施設訪問、ホームステイ受け入れ家族の募集 など 補助事業 補助事業は、特定の事業の実施や研究などを支援・促進するため、公益上必要があると認められた場合に市が事業費の補助を行うものです(事業費の3分の2以内で補助)。 ◎つなげよう!産む力・育てる力・いのちの力を未来に「HINA事業」の拡大と推進 団体名 うぶごえ応援隊☆HINA 担当課 健康づくり政策課 ◇市内で安心してお産ができる環境づくりに取り組み、赤ちゃんからお年寄りまで地域で支え合い、学び合える「居場所づくり」の構築と啓発活動の推進を行っています。 実施内容 「HINAのつどい」(6月〜平成27年2月)、健康講演会(6月) など ◎袋井の歴史・伝統・文化の再発見と継承する活動 団体名 袋井まちそだての会 担当課 生涯学習課 ◇可睡齋の「活人剣」について多くの市民への周知を図り、碑の再建に向け積極的な活動を展開します。さらに、市内に埋もれている文化遺産を再発見し、その歴史を学ぶことにより、文化を伝える風土と郷土愛を育みます。 実施内容 「可睡齋と家康」市民講演会(10月)、「可睡齋と家康」公開講座(11月)、「活人剣」と中国の歴史公開講座(平成27年1月) ◎待つより、探そう、運命のひと「農業体験 de 婚活!」 団体名 夢の里みつかわ あぐりぃ 担当課 企画政策課、農政課 ◇独身男女を対象に、農資源に触れる活動を通しながら結婚活動の支援や出会いの場を提供しています。また、農に触れることで、若者の豊かな心の育成に取り組んでいます。 実施内容 「農業体験 de 婚活!」(7月、10月) ◎まちを記録する・まちを記憶する〜袋井百人百景〜 団体名 ふくろいコミクス 担当課 都市計画課 ◇フィルムカメラを使い、延べ100人で袋井の風景を撮影します。袋井の風景や身近な物事を記録し、記録することで故郷の風景を記憶に残します。また、作品を展示し、景観やまちづくりについてのシンポジウムを開催します。 実施内容 夏・秋・冬のふくろい(撮影会)、作品展示(平成27年1月)、シンポジウム(平成27年1月) など ◎まち親プロジェクト in ふくろい 団体名 NPO法人ブライツ 担当課 学校教育課 ◇国の宝である子どもたちを市民全体で育てるという意識を醸成します。啓発活動を通して市民の善意を得ながら基礎学力をつけ、視野を広げることを目標に、自ら大志を抱き、夢を実現させるために必要な基礎学力向上に取り組んでいます。 実施内容 まち親塾(11月〜平成27年2月)、基礎マナー講座(11月〜平成27年2月) など ◎千鳥ケ谷池里山づくり事業 団体名 千鳥ケ谷池里山の会 担当課 建設課、産業振興課 ◇「静岡県のみずべ100選」にも選ばれている千鳥ケ谷池は、池周辺の遊歩道やハイキングコース、西の高台の展望台などが整備されています。これらの資源を生かし、市民の憩いの空間づくりを行っています。 実施内容 千鳥ケ谷池周辺の雑木除去及び草刈り、桜や紅葉などの植栽、昨年植栽した樹木の管理 ◎遠州三山の紙芝居の出前 団体名 ゆずり葉 担当課 生涯学習課 ◇袋井の観光地である遠州三山の歴史について手作り紙芝居を通して伝えていくことで、市民の皆さんの郷土愛を高め、活力あるまちとなるように支援します。 実施内容 「遠州三山展開プロジェクト」、小学校への出前、高齢者介護施設への出前 など ◎防災サバイバル教室 団体名 NPO法人静岡県災害支援隊 担当課 防災課 ◇静岡県認定の資格である「ふじのくにジュニア防災士」を養成することにより、将来の防災の担い手を育てています。また、同時に大人の防災意識の向上を図ります。 実施内容 ジュニア防災士養成講座(10月)、防災センターでの体験型学習、我が家の防災バッグ発表会 など ◎鳥居信平顕彰事業 団体名 日台友好事務局 担当課 市民協働課 ◇台湾が日本の統治下にあった時代に、郷土の偉人である「鳥居信平」が台湾で環境に配慮した地下ダムを建設した歴史を通して、市民のふるさとへの誇り・愛郷心を育みます。今後は、常設展などを検討していきます。 施内容 「鳥居信平」講演会、「鳥居信平」パネル展 など ◎お笑い歌広場 団体名 NPO法人健康文化クラブ 担当課 いきいき長寿課 ◇高齢者の居場所づくりを推進するため、公民館などを会場に、昭和初期からの流行歌を歌い・自由に会話を楽しみ・お茶菓子をいただきながら「思い出がよみがえるひととき」を過ごすことで、「笑顔」が絶えない時間を提供しています。 実施内容 お笑い歌広場(9月〜12月)