P10-11 平成26年度上半期 予算執行状況 平成26年度の袋井市一般会計予算は、313億6,000万円でスタートし、その後2度の補正を経て、平成26年9月末現在で318億3,800万円の予算となっています。 今回は、上半期(平成26年4月〜9月)の予算執行状況をお知らせします。 問 財政課財政係 TEL44-3159 〜健康文化都市の新たなステージへ〜 心と体の健康・地域と社会の健康・都市と自然の健康 平成26年度重点取り組み項目 ◇みんなでつくる健康なまちづくり ◇みんなで備える安全・安心なまちづくり ◇みんなで取り組む快適なまちづくり ◇未来を拓く人づくり ◇活力ある産業づくり ◇ともに支え合う地域づくり @一般会計  一般会計は、保健や福祉、ごみ処理、道路や教育など、市民の皆さんの暮らし全般に関係のある事業に使われる会計です。  歳入の9月末日現在の執行状況は、総額で137億1,150万円(43・1%)と、前年(46・3%)とほぼ同程度の執行率となっています。  なお、国や県からの支出金は、補助事業などが完了した後に交付されるものが多いため、執行率は低くなっています。  また、経費節減努力などにより、前年度からの繰越金が13億777万円となっています。  歳出は、総額で133億680万円(41・8%)と、中部学校給食センター整備事業などが行われた前年(48・7%)より執行率はやや低くなっています。  歳出の費目ごとの内容は、児童・高齢者・心身障害者などの社会福祉に使う「民生費」をはじめ、健康づくりや病気予防・ごみ処理などに使う「衛生費」、道路の整備などに使う「土木費」、教育振興と文化の向上などに使う「教育費」などです。 歳入 予算額 318億3,800万円 収入済額 137億1,150万円 予算額 収入済額 予算額に対する収入済額の割合 市税 144億8,203万円 73億5,155万円 (50.8%) 国庫支出金 38億6,979万円 14億3,356円 (37.0%) 市債 30億6,450万円 0円 (0.0%) 地方交付税 30億1,205万円 18億9,662万円 (63.0%) 県支出金 18億4,482万円 2億1,151万円 (11.5%) 繰越金 13億777万円 13億777万円 (100.0%) 地方消費税交付金 10億8,000万円 5億7,526万円 (53.6%) 使用料及び手数料 3億3,035万円 1億7,716万円 (53.3%) その他 28億4,669万円 7億5,807万円 (26.6%) 「市債」…本年度分の借り入れは、1月以降に行う予定 「その他」…地方譲与税、分担金及び負担金、諸収入など 歳出 予算額 318億3,800万円 支出済額 133億680万円 予算額 支出済額 予算額に対する支出済額の割合 民生費 83億1,890万円 35億2,665万円 (42.4%) 衛生費 53億1,281万円 28億6,627万円 (54.0%) 土木費 44億9,816万円 12億6,995万円 (28.2%) 公債費 40億4,901万円 19億9,694万円 (49.3%) 教育費 38億6,573万円 15億9,958万円 (41.4%) 総務費 25億5,505万円 9億4,656万円 (37.0%) 消防費 19億2,278万円 6億7,848万円 (35.3%) 農林水産費 5億8,752万円 1億8,853万円 (32.1%) その他 7億2,804万円 2億3,384万円 (32.1%) 「その他」…議会費、労働費、商工費、災害復旧費など A特別会計  特別会計は、国民健康保険や介護保険、公共下水道など特定の事業のために一般会計と区別して使われる会計です。  国民健康保険や介護保険などの会計の執行率は、前年同様おおむね40%程度となっています。  そのほかの特別会計は、事業の進捗状況や国・県などからの支出金の受入状況などにより、全体の執行率にばらつきがあります。 会計 予算額 執行額 執行率 土地取得 3億円 2,297万円 7.7% 1,840万円 6.1% 国民健康保険 85億1,200万円 36億5,071万円 42.9% 34億6,117万円 40.7% 後期高齢者医療 6億2,600万円 2億55万円 32.0% 1億344万円 16.5% 介護保険 57億5,860万円 24億5,137万円 42.6% 21億1,697万円 36.8% 公共下水道 18億9,100万円 8億9,922万円 47.6% 7億1,927万円 38.0% 農業集落排水 1,640万円 1,402万円 85.5% 577万円 35.2% 駐車場 7,101万円 3,746万円 52.8% 1,581万円 22.3% 合 計 171億7,501万円 72億7,630万円 42.4% 64億4,083万円 37.5% ※上段:歳入総額、下段:歳出総額 ◇国民健康保険特別会計では、糖尿病などの生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、生活習慣病該当者や予備群を減少させるため、特定健康診査の受診推進を図っています。 ◇介護保険特別会計では、高齢者のいきがいづくりや介護予防のための各種教室を開催し、介護予防の意識向上に努めています。 B企業会計  企業会計は、公共の利益を目的として企業を経営する独立採算の会計です。  一般会計や特別会計と異なり、歳入や歳出の性質によって、事業で得られる収益とそれにかかる費用の「収益的収支」、将来に備えて行う建設事業などの「資本的収支」に分類して予算を編成・執行しています。 ◎水道事業 会計 予算額 執行額 執行率 収益的収支 事業収益 17億5,900万円 7億5,580万円 43.0% 事業費用 16億7,400万円 4億7,113万円 28.1% 資本的収支 資本的収入 3億2,900万円 2,101万円 6.4% 資本的支出 6億8,260万円 1億4,056万円 20.6% 利用状況  ▽給水戸数…3万3,320戸 ▽給水人口…8万5,063人 ▽総配水量…579万6,500立方メートル ◎病院事業 会計 予算額 執行額 執行率 収益的収支 事業収益 9億300万円 5億4,560万円 60.4% 事業費用 9億300万円 4億6,136万円 51.1% 資本的収支 資本的収入 1億円 2,500万円 25.0% 資本的支出 1億円 7,458万円 74.6% 利用状況  ▽入院…6,959人(1日平均…38.0人) ▽外来…5,225人(1日平均…41.8人) ◇金額はすべて消費税込です。水道事業会計・病院事業会計ともに、資本的収入に比べ資本的支出が上回っている額は、過年度分損益勘定留保資金などで補てんしています。 C市が借りているお金  市が、大きな建設事業などを進めるために、国や銀行などから借りているお金です。  道路や学校などの公共施設は、将来にわたって長期間使用されるので、建設費の世代間負担を公平にするために事業ごとに返済期限が設定されています。  市が借りているお金は、短いものでは5年・長いものでは30年をかけて市税や料金などで返済していきます。 一般会計 239億703万円 特別会計(合計) 136億9,263万円 企業会計(合計) 42億7,516万円 合 計 418億7,482万円