P02-03 2015年あけましておめでとうございます 袋井市長 原田英之  謹んで新年のご挨拶を申し上げます。  昨年は、念願の袋井駅南北自由通路・橋上駅舎の完成、「袋井市緊急地震・津波対策事業基金」の設立など、安心で快適なまちづくりに向け大きく前進したほか、「脱メタボ運動教室」の開催や「子ども刮目舎」の開塾、企業誘致や産業振興にも成果が見られ、日本一健康文化都市の実現に向け着実な歩みを進めることができました。  さらに、「袋井市ワンコイン・スクールプロジェクト」によるベトナムへの小学校寄贈や姉妹都市提携25周年を迎えた米国ヒルズボロ市への市民訪問団派遣などを通じ国際交流の強化を図るとともに、広島市平和記念式典に本市として初めて公式に出席し平和行政の推進にも取り組んだ一年でした。  これもひとえに市民の皆様の市政に対するご理解とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。  さて本年は、旧袋井市・旧浅羽町が合併し、新しい袋井市となってから10年目となる記念すべき年です。この節目を私は、すべての市民の皆様が健康で幸せを実感できるまちづくりに向けたスタートの年としたいと考えております。  そこで、市制施行10周年記念事業のキャッチフレーズを「新たな一歩 踏み出せ未来へ」とし、本年4月からは、市制施行10周年記念式典をはじめ、市民健康都市条例の制定や「全国メロンサミットinふくろい」の開催、中学生が未来を語る子ども議会など様々な記念事業に取り組んでまいります。  我が国は、未曽有の人口減少・少子高齢化時代に突入することが危惧されており、昨年、静岡県の人口は22年ぶりに370万人を割り込みました。本市にあっては、今のところ人口は増加しておりますが、10年後の平成37年には、現在の人口から約3,000人減少し、高齢化率は27・5%になるものと予測しております。  このため、新たな時代においては、将来を見据え、コストと成果を重視した行政経営に取り組むことが必要です。  厳しい社会情勢の中にあって、活力と創造で未来を先取るまちづくりが推進できるように、第2次袋井市総合計画を策定するとともに、本年4月に開設する総合健康センターを活用し、医療・保健・介護が一体となった健康づくりも展開してまいります。  本年も相変わらぬご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸をお祈りして、新年のご挨拶とさせていただきます。 袋井市議会議長 秋田 稔  市民の皆様には、健やかに初春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。 日ごろから、市議会に対し、温かいご支援と多大なるご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。  市議会は、市を取り巻く様々な課題について議論し、市政の方針を決定するという「議事機関」としての役割を担うべく、20人の議員一同、日々活動に励んでおります。  昨年11月には、待望の袋井駅南北自由通路及び橋上駅舎が完成を迎え、新たな市の玄関口の誕生を、市民の皆様とともにお祝いしたところであります。  これを機に、駅南側の土地利用も推進され、袋井市全体がますます融和することにより、本市が中東遠の中軸都市として大いに発展するものと期待いたしております。  さて、今後の社会は、これまでに経験したことのない人口減少時代を迎えることとなり、少子高齢化に伴う子育て支援や健康づくりなどの施策の充実が求められます。  また、多様化する市民ニーズに応えるため、費用対効果を踏まえたまちづくりを市民の皆様とのパートナーシップにより推進していくことが必要です。  このため、市議会及び市議会議員の活動の原則と責務、市民の皆様や市当局との関係など、市議会の基本的事項を定めた「袋井市議会基本条例」の制定に向けた取り組みを進めております。  本年は、市制施行10周年の節目であるとともに、平成28年度から平成37年度までの総合計画を策定する重要な年でもあります。市政のチェック機関としての責務を全うするため、市当局とともに日本一健康文化都市の実現に向け全力を傾注させてまいります。  市民の皆様には、市議会に対し、なお一層のご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。  本年が、穏やかで幸多く、充実した年となりますようお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。