P06 ぼくたち・わたしたちの学校紹介 第9回:袋井北小学校 〜教育目標「夢いだき ともに高め合う子」〜 【1人ひとりの『学び』を大切に】  袋井北小学校は、児童数895人を数える磐周地区で一番大きな小学校です。児童1人ひとりが、「分かった」・「できた」と実感できる授業づくりに取り組んでいます。  本校の教師は、『学び』とは、教師と子ども、子ども相互の対話によって創られるものであり、教師が一方的に教え込むものではないという授業観に立ち、日々この姿勢で子どもたちと向き合っています。子どもたちは、分からないことについて進んで質問したり調べたりして、自らの力で問いを解決しようと努力しています。  こうした日々の授業改善によって思考力や判断力・表現力を養い、『学び』を通して人づくりを行っています。  子どもたちへのアンケート調査の結果によれば、90%近い子どもが「授業がよくわかる」と答えており、授業改善の成果が表れています。 【地域が支える『おらが学校』】  自治会や老人会・スクールガードリーダーなどの『おらが学校』という地域の意識に支えられ、安心・安全・安定な教育活動が行われています。  学校支援地域本部「ともえサポーターズ」は、本校を地域で支え、教師が子どもとじっくり向き合える時間を増やそうと平成21年度に発足しました。登下校の見守りや家庭科の授業での裁縫指導、校庭の整備、学校行事の運営補助など多岐にわたった支援を行い、教師や子ども・保護者から信頼される存在です。  こうした活動が評価され、昨年12月に「地域による学校支援活動」推進にかかる文部科学大臣表彰を受賞しました。 学校概要 五訓(校訓) 「よく考える子 思いやりのある子 礼儀正しい子 ねばり強い子 けんこうな子」 生徒数 895人(平成27年1月1日現在) 問 袋井北小学校 TEL42-3024 市民編集員のふくろいまちなか探訪 平成26年12月19日付で国登録有形文化財に登録! 可睡齋瑞龍閣と東司  久能にある可睡齋は、曹洞宗の寺院で、地元では「おかすい」と呼ばれ親しまれています。境内に建つ瑞龍閣は、昭和12年に建てられた木造2階建ての迎賓施設です。東司は、同年に建てられた、当時最新の設備を取り入れた水洗式トイレで、健康を守るトイレの神様「烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)」が祭られています。  瑞龍閣は、総ヒノキ造りの大規模な建物です。建物内部に入ると木のぬくもりが感じられ、窓ガラス越しの日差しはとてもやわらかです。  広大な座敷の周囲にめぐらされた畳の廊下、桜・藤などの襖絵や欄間で飾られた部屋、色鮮やかな天井など、見事です。  見どころ満載で、ちょっとしたテーマパークのよう。一見の価値ありです。