P10-11 「袋井市中学生未来会議」直前! 2校同時紹介 ぼくたち・わたしたちの学校紹介 周南中学校 〜JRCスピリッツを活かしていこう〜 【学校名の由来】  周南中学校の校名は、「周智郡の南端」というだけではなく、「明るくあまねく南に向かって伸びて止まらない」の意が込められています。また、幕末の雄「勝海舟」命名とされる「周南学校」の名前に由来しているとも言われています。 【JRCスピリッツの実践】  本校は、県西部地区の公立中学校で唯一JRCに加盟している学校です。JRCとは青少年赤十字(Junior Red Cross)のことで、生徒は赤十字の精神に基づき、校内での自主的な活動への意識を高めるよう心掛けています。  また、制服の胸にJRCのバッジを着け、「気づき・考え・実行する」というJRC精神を常に念頭におき、行動しています。そのJRC精神を実践するために、まず「聞くこと・きまりを守ること・あいさつをすること」ができる周南中生を目指しています。  その中の取り組みとして、「あいさつの先取り」を合い言葉に、校内や地域でも率先してあいさつを行い、地域からも「朝からあいさつをしてくれて気持ちがいい」と電話をいただくことがあります。また、「黙働清掃」では、黙想後にあいさつをし、BGMのない中で清掃活動を行います。黙々と作業するため、校内が早くきれいになるとともに集中力も養われ、学習態度や部活動の好成績にも効果が表れています。  JRCの精神はこうした様々な活動の礎となり、校訓「自主・協同・責任」の目指す姿に向かい、行動できる生徒の育成につながっています。 学校概要 校訓 「自主・協同・責任」 生徒数 608人(平成27年7月14日現在) 問 周南中学校 TEL48-6239 袋井南中学校 〜生徒が主役の学校〜 【生徒が中心になって学校をつくる】  袋井南中学校は、近隣に愛野公園や小笠山総合運動公園などがあり、緑に囲まれた学校です。昨年度、創立40周年を迎えました。   本校は、常に生徒が中心になって学校行事や生徒会活動を行っています。5月の体育大会では、専門委員会や生徒会のリーダーたちが企画・運営し、今年からは新種目の「玉入れ」も登場しました。  また、テーマごとに有志を募るボランティア活動があります。「あいさつし隊」は、3年生を中心に結成され、自作ののぼりを片手にあいさつ運動を展開しています。このほか、放課後の清掃ボランティアや、各種団体主催のボランティア活動に積極的に参加しています。  これらの参加者には、生徒会よりオリジナル缶バッジが贈られます。 【音楽を通して地域にも貢献】  本校は音楽活動にも力を入れています。校内合唱コンクール「南風祭」では、クラスごとの合唱はもちろん、生徒有志による合唱も行われるほか、保護者と職員とで結成する「南の丘合唱団」が毎年数曲を生徒の前で発表します。  吹奏楽部は、他校にはないマーチングにも取り組み、クラウンメロンマラソンの開会式や成人式など、市の行事でも演奏を披露しています。この夏以降は、全国大会出場を目指して、練習にも力が入ります。  こうした音楽活動は地域との交流を生み、地域の皆さんに本校を知っていただくきっかけにもなっています。 学校概要 校訓 「自主・友愛・勤労」 生徒数 496人(平成27年7月6日現在) 問 袋井南中学校 TEL42-3161 袋井宿開設四〇〇年記念 ぶらり東海道 2016年は東海道五十三次の袋井宿が開設して400年を迎えます。記念の年に先駆け東海道の魅力をご案内! 今回は袋井宿寄り道グルメ! 江戸時代 袋井宿の食事情  袋井宿での武士や豪商の食事は豪華で、大名の昼食の材料だけでも50品目以上に及んでいました。江戸時代の卵は1個約140〜400円だったそうで、袋井宿でも提供された卵料理「たまごふわふわ」は高級料理でした。  また、当時の袋井宿には餅菓子屋や茶屋などがあったようです。旅人も、旅の栄養補給としておやつを食べて疲れを癒やしていたことでしょう。 (参考:「江戸時代の卵は1個400円!」丸田勲著) 食べたことある?「たまごふわふわ」スイーツ  江戸時代の名物料理だった「たまごふわふわ」は、現在、スイーツにもアレンジされています。  市内で「たまごふわふわ」料理が食べられるお店を紹介した「袋井宿たまごふわふわ味わいマップ」を片手に、食べ比べてみませんか?「袋井宿たまごふわふわ味わいマップ」は観光案内所や市役所、各提供店などで配布しています。 問 袋井市観光協会 TEL43-1006 21世紀の主役は、ぼくたち・わたしたち! 「袋井市中学生未来会議」を開催します ◇「中学生が描く、ぼくたち・わたしたちの袋井市」をテーマに、この夏、『袋井市中学生未来会議』が開催されます。この会議は、市役所5階にある市議会議場を会場に、市内4つの中学校ごとに市議会と同じ方式で行われます。各中学校の生徒は、自分たちの暮らす袋井市の現状に目を向け、将来のまちづくりについて市長や教育長をはじめとする市関係者と質問や意見を交わします。 ◇この取り組みは、中学生が自信を持ってまちづくりについて語ることにより、積極的に社会と関わろうとする意識を育成することがねらいとなっています。会議の進行役となる議長も中学生が務めるため、各校工夫を凝らした論戦が期待されます。 時・内 日時 参加中学校 テーマ 8月10日(月) 午前10時〜11時30分 周南中学校 大人になっても過ごしやすいまちづくりに向けて 8月11日(火) 午前10時〜11時30分 浅羽中学校 創立50周年を迎えた浅羽中、これからの50年に向けて 8月11日(火) 午後2時〜3時30分 袋井中学校 大人になっても暮らしていきたいまちをつくるために 8月12日(水) 午前10時〜11時30分 袋井南中学校 こんなワクワクの袋井市に住みたい 所 袋井市役所5階・議場 参加者 中学校…中学生議員(市内各中学校の代表)24人/各回、傍聴生徒、保護者、教員 ほか     市関係者…市長、教育長、各部長 ほか ◇会議の様子は、インターネットでも中継されますので、市民の皆さんも中学生のがんばりにご注目ください。  インターネット中継URL…http://smart.discussvision.net/smart/fukuroi/ 問 学校教育課指導係 TEL44-3182