P32 原田市長の散歩道 全国メロンサミット  6月27日・28日に、全国14の主要メロン産地が集まり、メロープラザとエコパアリーナで第1回「全国メロンサミット」が開催された。市制施行10周年記念事業の1つであるこの催しが、様々な関係の皆さんの協力により成功したことをうれしく思う。  約1年前から開催に向けての準備が始まったが、全国のメロン産地の中から「主要な産地」を公平に選び出すためには、農林水産省や県、市場関係者の協力が必要であった。  選出後には、各産地(北は北海道の夕張市から南は熊本県宇城市)に参加してもらうための説得が必要で、温室メロン組合役員にも同行してもらい、合意を得ることができた。  催しを盛り上げるためのマスメディアへの事前広報や当日の趣向については、イベント企画会社に様々な注文をつけ、綿密な打ち合わせを何度も行い、万端を整えて当日に臨んだ。  1日目、生産者・流通業者・行政が一堂に会してメロープラザで開催された「ビジネスサミット」では、4つの産地の代表者によるプレゼンテーションやパネルディスカッションが行われたほか、『メロン産地共同宣言』を採択し、次期開催地を茨城県鉾田市に決定した。  2日目にエコパアリーナで開催された「イベントサミット」は、想定を倍以上上回る人出があって、うれしい悲鳴を上げた反面、10時の開場前から入場待ちの長蛇の列ができ、会場内が非常に混み合い危険だったため、途中で入場制限をさせていただいた。また、2千食を用意していたメロン5種類の食べ比べも早々に完売となり、これを楽しみにしていた方には残念な思いをさせてしまった。  お越しいただいた全ての皆様の期待に十分応えることができず、大変申し訳なく思っている。  一方で、参加した各地の生産者からは、概ね好意的な感想が聞かれた。  今回のサミットには、2つのねらいがあった。1つは、近年、ブドウやマンゴーといったほかの果物に人気が押され気味であるメロンの地位を『果物の王様』に戻すこと、もう1つは、『袋井市』の名前を全国に発信することだ。  いずれにしても、その目的はほぼ達成できたと思うが、大切なことは今後も継続してこの目標を掲げ進んでいくことであると思う。 街の写真館 「街の写真館」では、地域やサークルの行事、お気に入りの写真や子どもの写真などをお待ちしています! 住所・氏名・電話番号・写真のタイトルと簡単なコメントを書き添えて、郵送・Eメールでお送りください。 送り先…〒437-8666 袋井市役所市長公室広報係 「街の写真館」 メール hisyo@city.fukuroi.shizuoka.jp @チームの勝利に向かって、1人ひとりが自分の持っている力を十分に発揮しながら、力を合わせて頑張ります。 浅羽ミニバスケットボールクラブ A練習の成果を発揮し全力で頑張ります!随時、部員募集中です!! 連絡先 浅羽スーパーソニックス(浅羽ミニバス女子) 寺田さん TEL090-7609-4745 8月22日(土)・23日(日)開催、第23回浅羽メロンカップ選抜ミニバスケットボール大会に出場します!男子会場は浅羽東小学校、女子会場は浅羽南小学校です。 市制施行10周年記念コラム ふくろい・10年先の未来へ  袋井市は、平成22年度の市制施行5周年を契機に「日本一健康文化都市」を宣言し、以降、『心と体』・『都市と自然』・『地域と社会』の健康づくりを推進してきました。地方分権が進む中、それぞれの自治体には、さらに個性豊かで活力に満ちた地域社会を築くことが求められています。  そんな中、市では合併から10年の節目にあたり、「(仮称)市民健康文化都市条例」の制定を予定しています。この条例は、市民1人ひとりが健康意識を高く持ち、住んで良かったという喜びを実感できるまちを実現するため、市民・地域・企業・行政の役割を明確にするとともに、それぞれが協働してまちづくりを進めるための基本的なルールを定めるものです。現在、静岡理工科大学・学事顧問の荒木信幸さんを会長とした市民健康文化都市条例検討委員会を設置し、平成28年3月の制定に向け検討を進めています。  この地に暮らす人たちが郷土に誇りと喜びを感じ、より豊かな生活を目指し、みんなで人づくり・まちづくりに取り組んでいきましょう。