P14 ぼくたち・わたしたちの学校紹介 第13回:今井小学校 〜太田川と地域の人に見守られて〜 【水辺を生かした教育活動】  太田川の清流と肥沃な田園地帯が広がる今井地区。今井小学校では、この豊かな自然の中で、地域特性を生かした教育活動が、各学年で積極的に行われています。  1・2・4年生は、環境教育の一環として「太田川クリーン活動」を行うほか、4年生の時に行う「リバートレッキング」では、いつも目にしている太田川の上流を目指し、ライフジャケットを身に着けて川の中を約2キロメートルにわたりさかのぼって歩きます。  また、3・5年生は、地元農家の方にご指導いただきながら、3年生は大豆の栽培を、5年生は米作りを体験しています。収穫した大豆や米は、公民館の設備を利用して豆腐を作ったり、餅をついたりして味わいます。 【今井幼小を応援する会】  本年度から「今井幼小を応援する会」が結成されました。現在、57人の地域ボランティアの方に、校内の花壇の手入れや学習面のサポートなどでご協力いただいています。  毎週金曜日に20分間行われる「スタディタイム」では、3年生以上の学級に3人ずつ入っていただき、国語と算数の基礎を補う授業のサポートをお願いしています。毎回同じ学級を担当してもらうので顔見知りになり、子どもたちの安心感にもつながっています。 学校概要 校訓 「勉強を大切にする子・友達を大切にする子・学校を大切にする子・生命を大切にする子」 児童数 217人(平成27年9月1日現在) 問 今井小学校 TEL42-2950 袋井宿開設四〇〇年記念 ぶらり東海道 2016年は東海道五十三次の袋井宿が開設して400年を迎えます。記念の年に先駆け東海道の魅力をご案内! 今回は「袋井宿 街道の道しるべ」 江戸時代の街道整備  徳川家康が諸街道に命じた街道整備の1つに、一里塚を築くことがありました。  一里塚とは、江戸の日本橋を起点として一里(約4キロ)ごとに、道の両側に五間(約9メートル)四方、高さ約2.5メートルの塚を作り、多くはエノキを植えたもので、旅人には旅の道しるべや休息の場所でありました。  袋井市域では久津部と木原にあり、久津部は江戸より60番目、木原は61番目でした。 木原一里塚の復元  市指定無形民俗文化財・木原大念仏でも知られる木原地区。木原一里塚は、明治時代に取り払われましたが、地元で再建への機運が高まり、地元の皆さんも参加して江戸時代の一里塚を研究し、平成11年に当時の姿に忠実に復元されました。  10月31日(土)に開催予定の袋井宿開設四〇〇年記念事業の「東海道五十三次どまん中ふくろいウオーク」では、木原復元一里塚もコースになっています。見に行ってみませんか?