P32 原田市長の散歩道 「全日本学生フォーミュラ」  「全日本学生フォーミュラ大会」が、今年も9月1日から5日にかけて小笠山総合運動公園エコパで開催され、海外からのチームも含め90チームが参加し、学生を中心に1万5千人余りが集った。  国内では、地元の静岡理工科大学をはじめ、東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学など全国の名だたる大学が参加しており、海外からも中国や韓国・インドなどに加えて、今年はオーストリアの大学も参加した。  市としては、大会の開催にあたり、全国から集う学生や来場者にお茶やメロンの接待・販売をしたり、バスによる移送を受け持った。  私は、大会3日目に静岡理工科大学チームの激励に会場へ出掛けた。  あいにく小雨の降る天気だったため、各チームでは晴天時用の平らなタイヤを雨天時用の溝のあるタイヤに取り換えながらレースに臨んでいた。  レースは、1年間かけて苦労して製作した車両をドライバー1人に託して行うだけに、選ばれたドライバーも仲間の期待を背にして緊張気味であった。  私が視察した「オートクロス」という競技は、コースを2回走り優れたタイムが採用されるもので、途中でスリップして路上のパイロンを飛ばしたりエンジンが止まってしまう車両もあったりしたが、大半は見事な走りで観客を魅了した。  見ている私にとっては、単純に速く走る車両が優れているように見えたが、採点では安全性やデザイン、排気音の高低から燃費効率も考慮されているところにこの大会の大きな意味がある。  現代社会において、クルマが持つ社会的意義と責任を考えるとき、移動手段や快適性だけでなく、社会に与える負荷を出来る限り少なくするという観点も必要である。  こうした要素すべてをチーム全体で議論しながら、「フォーミュラカー」という1つのモノ作りを通して競っていることが肝要であり、このことは、将来、学生がクルマ作り以外のどの方向に進むにしても役立つものであるといえる。  エコパスタジアムでは、国際陸上大会やラグビーワールドカップ2019も開催されるし、人気歌手のライブなどエンターテインメントな催しも行われる。  これらに加えて、本大会のような日本の将来を担う学生が活躍する機会が、数多くみられることがあって良いと思う。 街の写真館 「街の写真館」では、地域やサークルの行事、お気に入りの写真やお子さんの写真などをお待ちしています! 住所・氏名・電話番号・写真のタイトルと簡単なコメントを書き添えて、郵送・Eメールでお送りください。 送り先 〒437-8666 袋井市役所市長公室広報係「街の写真館」  メール hisyo@city.fukuroi.shizuoka.jp @8月で1歳になりました♪ 大きな病気もせず、無事に1歳を迎えられました。これからも元気いっぱいに成長してね! 川手柚奈ちゃん Aぼくの日課〜? 上手に歩けるようになりました。大好きなお兄ちゃんを、いつも追いかけてま〜す!? 中村朝陽くん 市制施行10周年記念コラム ふくろい・10年先の未来へ  人口減少や少子高齢化が進展する中、定住人口や交流人口の増加を実現していくためには、地域の魅力を創造し、それを地域の内外へと広める「シティプロモーション」が極めて重要となります。このため、市では、袋井の魅力を国内外に広く発信するシンボル的な存在として、『袋井市親善大使』の設置を進めています。  親善大使は、文化・芸術・教育・産業・スポーツなど各界各層で活躍されている袋井市出身の方または、袋井市にゆかりのある方を対象に人選します。委嘱後は、大使自らの人的ネットワークや活動を通じて「袋井の認知度やイメージの向上」・「来訪者の増加」などにつながるようPRを行っていただきます。  8月1日からの1か月間、この親善大使にふさわしい方を募集したところ、多くの皆さんから候補者の応募をいただきました。現在、選考作業を進めており、今年度中に決定いたします。  『袋井市親善大使』の決定を1つのきっかけに、親善大使と市民の皆さん・市が連携し、袋井を知り・訪れ・感じていただけるようなシティプロモーションに取り組んでいきましょう。