P04-05 平成27年度上半期 予算執行状況 平成27年度の袋井市一般会計予算は、321億8,000万円でスタートし、その後4度の補正を経て、平成27年9月末現在で335億6,500万円の予算となっています。 今回は、上半期(平成27年4月〜9月)の予算執行状況をお知らせします。 問 財政課財政係 TEL44-3159 平成27年度 重点取り組み項目 人の輝きを先取る 重点項目@ 夢と希望があふれる“次世代を育むまち” 重点項目A 地域や市民とともに“パートナーシップの輝くまち” まちの活力を先取る 重点項目B 人や企業に選ばれる “活力あふれるまち” 重点項目C 快適で魅力的な“成長と成熟の調和がとれたまち” 安全・安心を先取る 重点項目D 市民の生命や財産を守る“骨太な骨格を備えたまち” 重点項目E 心ゆたかにいきいきと“健康に生活できるまち” 1 一般会計  一般会計は、保健や福祉、ごみ処理、道路や教育など、市民の皆さんの暮らし全般に関係のある事業に使われる会計です。  歳入の9月末日現在の執行状況は、総額で139億5,804万円(41・6%)と、前年(43・1%)とほぼ同程度の執行率となっています。  なお、国や県からの支出金は、補助事業などが完了した後に交付されるものが多いため、予算に対する執行率は低くなっています。  歳出は、総額で136億3,970万円(40・6%)と、前年(41・8%)とほぼ同程度となっています。  歳出の費目ごとの内容は、児童・高齢者・障害者などの社会福祉に使う「民生費」をはじめ、健康づくりや病気予防・ごみ処理などに使う「衛生費」、道路の整備などに使う「土木費」、教育振興と文化の向上などに使う「教育費」などです。 一般会計 ※カッコ内の数値は、予算額に対する収入済額または、支出済額の割合です。 歳出 予算額 335億6,500万円 支出済額 136億3,970万円 予算額 支出済額 民生費 86億2,593万円 36億2,288万円 (42.0%) 衛生費 55億1,730万円 29億1,401万円 (52.8%) 土木費 45億3,960万円 13億4,711万円 (29.7%) 教育費 45億3,942万円 17億4,173万円 (38.4%) 公債費 37億4,017万円 18億4,020万円 (49.2%) 総務費 27億9,381万円 9億6,292万円 (34.5%) 消防費 21億4,689万円 6億9,879万円 (32.5%) 農林水産費 6億8,932万円 2億5,339万円 (36.8%) その他 9億7,256万円 2億5,867万円 (26.6%) 「その他」…議会費、労働費、商工費、災害復旧費など 歳入 予算額 335億6,500万円 収入済額 139億5,804万円 予算額 収入済額 市税 144億8,227万円 73億6,912万円 (50.9%) 国庫支出金 40億9,586万円 13億1,055万円 (32.0%) 市債 36億9,600万円 0円 (0.0%) 地方交付税 28億7,654万円 18億1,306万円 (63.0%) 県支出金 19億7,950万円 2億8,129万円 (14.2%) 地方消費税交付金 15億7,500万円 9億9,641万円 (63.3%) 繰越金 11億7,166万円 11億7,166万円 (100.0%) 分担金及び負担金 4億9,757万円 2億3,403万円 (47.0%) その他 31億9,060万円 7億8,192万円 (24.5%) 「市債」…本年度分の借り入れは、1月以降に行う予定 「その他」…地方譲与税、使用料及び手数料、諸収入など 2 特別会計  特別会計は、国民健康保険や介護保険、公共下水道など特定の事業のために一般会計と区別して使われる会計です。  国民健康保険や介護保険などの会計の執行率は、前年同様おおむね40%程度となっています。  そのほかの特別会計は、事業の進捗状況や国・県などからの支出金の受入状況などにより、全体の執行率にばらつきがあります。 ◇国民健康保険特別会計では、糖尿病などの生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、生活習慣病該当者や予備群を減少させるため、特定健康診査の受診推進を図っています。 ◇介護保険特別会計では、高齢者のいきがいづくりや介護予防のための各種教室を開催し、介護予防の意識向上に努めています。 特別会計 上段:歳入総額、下段:歳出総額 会計 予算額 執行額 執行率 土地取得 3億円 455万円 1.5% 1万円 0.1% 国民健康保険 96億9,500万円 44億441万円 45.4% 39億2,733万円 40.5% 後期高齢者医療 6億100万円 2億1,066万円 35.1% 1億2,859万円 21.4% 介護保険 55億8,430万円 24億3,864万円 43.7% 21億6,643万円 38.8% 公共下水道 19億6,500万円 9億5,889万円 48.8% 7億1,731万円 36.5% 農業集落排水 1,630万円 1,506万円 92.4% 591万円 36.3% 駐車場 6,607万円 3,265万円 49.4% 1,312万円 19.9% 墓地事業 1億3,000万円 0円 0% 3,580万円 27.5% 合 計 183億5,767万円 80億6,486万円 43.9% 69億9,450万円 38.1% 3 企業会計  企業会計は、公共の利益を目的として企業を経営する独立採算の会計です。  一般会計や特別会計と異なり、歳入や歳出の性質によって、事業で得られる収益とそれにかかる費用の「収益的収支」、将来に備えて行う建設事業などの「資本的収支」に分類して予算を編成・執行しています。 ◇金額はすべて消費税込です。水道事業会計で、資本的収入に比べ資本的支出が上回っている額は、過年度分損益勘定留保資金などで補てんしています。 ◎水道事業 会計 予算額 執行額 執行率 収益的収支 事業収益 17億6,500万円 7億5,979万円 43.0% 事業費用 15億8,979万円 4億2,764万円 26.9% 資本的収支 資本的収入 3億4,000万円 3,275万円 9.6% 資本的支出 7億8,288万円 1億7,776万円 22.7% 利用状況  ▽給水戸数…3万3,680戸  ▽給水人口…8万6,196人  ▽総配水量…564万8,700立方メートル ◎病院事業 会計 予算額 執行額 執行率 収益的収支 事業収益 10億5,800万円 6億6,642万円 63.0% 事業費用 10億5,800万円 5億5,997万円 52.9% 資本的収支 資本的収入 1億円 2,500万円 25.0% 資本的支出 1億円 144万円 1.4% 利用状況  ▽入院…11,787人(1日平均…64.4人)  ▽外来…7,881人(1日平均…61.4人) 4 市が借りているお金  市が、大きな建設事業などを進めるために、国や銀行などから借りているお金です。  道路や学校などの公共施設は、将来にわたって長期間使用されるので、建設費の世代間負担を公平にするために事業ごとに返済期限が設定されています。  市が借りているお金は、短いものでは5年・長いものでは30年をかけて市税や料金などで返済していきます。 一般会計 239億8,285万円 特別会計(合計) 132億6,599万円 企業会計(合計) 43億343万円 合 計 415億5,227万円