P14 ぼくたち・わたしたちの学校紹介 第14回:浅羽北小学校 〜光と大地の子どもたち〜 【開校以来の伝統を大切に】  浅羽地区中心部に位置する浅羽北小学校は、今年開校45周年を迎えました。「元気・やる気・ともに学ぶ 光の子」・「根気・勇気・心やさしい 大地の子」としてはばたく光と大地の子を目指しています。  開校以来、青少年赤十字(Junior Red Cross)の精神を基に、あいさつやボランティア、清掃などのJRC活動に取り組み、自主性を育んでいます。 【家庭と地域と学校でつくる、光と大地のつどい】  本校では、毎年秋に実施される運動会を「光と大地のつどい」と呼びます。表現活動の発表では、学年ごとのダンスや組み体操などの演技を通して、元気のよさで光の子を、全員でつくり上げることで大地の子を表現します。光と大地の子を合い言葉に活動してきた成果を、保護者や地域の皆さんに見ていただくいい機会となっています。 【楽しく地域を学ぶ】  浅羽の地域特性を生かした農業体験も盛んです。  5年生が行う米作りは、生産者の方の指導のもと、13年続いている活動です。収穫祭ではお世話になった生産者の方に感謝するとともに、おむすびを作り、保護者と一緒にいただきます。  また、昨年から2年生が収穫体験したチンゲンサイが給食に登場し、生産者の皆さんと試食会を行っています。  地産地消という地域の取り組みに触れながら、地域との絆を深める活動となっています。 学校概要 校訓 「正しく・強く・まじめに」 児童数 374人(平成27年10月31日現在) 問 浅羽北小学校 23-3006 袋井宿開設四〇〇年記念 ぶらり東海道 2016年は東海道五十三次の袋井宿が開設して400年を迎えます。記念の年に先駆け東海道の魅力をご案内! 今回は 袋井宿と袋井丸凧 江戸時代の凧揚げ  凧揚げは、江戸時代に正月の男の子の遊びとして広まりましたが、もともとは占いや厄よけ、また、男の子の成長を祝い、災いをはらう祈りを込めて揚げられるものでした(かこさとし文・絵「こどもの行事しぜんと生活1月のまき」より)。  袋井を描いた浮世絵には凧が描かれたものがあり、現在9枚見つかっています。 郷土の貴重な財産、袋井の丸凧  全国的にも珍しい袋井の丸凧は、形は円形、材料の骨は淡竹(現在は真竹)と呼ばれる竹で、骨組みに回し骨を使うのが特徴です。  袋井丸凧の会は会員40人で、凧揚げ大会や丸凧作り教室などの活動をしながら丸凧の伝承と保存に努めています。袋井丸凧の会の鈴木豊会長は「天然素材を使う丸凧は、創造性を培い、もの作りの楽しみを体感できます。多くの市民の皆さんに丸凧の魅力を知っていただきたいです」と話してくれました。  平成28年1月に開催予定の袋井宿開設四〇〇年記念事業「どまん中丸凧大会」では、歴史ある丸凧作りと凧揚げを体験できます。ぜひ参加してみませんか?