P02-03 今月の広報ふくろい ◆特集 02 市長・市議会議長 年頭のご挨拶 04 平成27年 市政重大ニュース 06 輝く未来へ今、袋井が動き出す!〜『地方創生』いよいよ始動〜   「袋井市人口ビジョン」と「輝く“ふくろい”まち・ひと・しごと創生総合戦略」(袋井版総合戦略)を策定しました -------------------------------------------------------------------------------- 12 focus on FUKUROI    ふくろい日記帳、グループ紹介 14 コラム    図書館ほっと通信・毎日貯筋でロコモ予防!・ふくろい彫刻探訪 15 フクロインフォ 30 背表紙    原田市長の散歩道、街の写真館、10周年記念コラム「ふくろい・10年先の未来へ」 表紙のことば  10月に名古屋市で開催された「第41回マーチングバンド・バトントワーリング東海大会」において、袋井南小学校と袋井南中学校が金賞を受賞し、12月19日にさいたまスーパーアリーナで開催された「第43回マーチングバンド全国大会」へ出場しました(袋井南小学校は7年連続7回目、袋井南中学校は初の全国大会出場)。  東海大会から全国大会への出場枠は小学校2校・中学校1校のみで、小・中学校の兄弟校がそろって全国大会に出場するという快挙を成し遂げました。 市民の動き(平成27年12月1日現在)  ▽人口…87,269人(前月比+29人)  ▽世帯…32,572世帯(前月比+16世帯) ホームページ、電子書籍のご案内 「広報ふくろい」は、@袋井市ホームページ、A静岡県の電子書籍ポータルサイト「しずおかイーブックス」でもご覧になれます。  @http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/  Ahttp://www.shizuoka-ebooks.jp 年頭のご挨拶 袋井市長 原田英之  皆様が、健やかに新年を迎えられましたことを、心よりお喜び申し上げます。  昨年は、市制施行10周年にあたり、新市誕生からの道のりを市民の皆様と振り返り喜びを分かち合うとともに、次代を見据えた確かなまちづくりに取り組んだ1年でした。  こうした中、市制施行10周年記念式典における袋井高等学校書道部による書道パフォーマンス、「袋井市中学生未来会議」の開催、全日本学生フォーミュラ大会での静岡理工科大学チームの電気自動車部門総合優秀賞3連覇、さらには袋井南小学校と袋井南中学校のマーチングバンドが念願の全国大会ダブル出場を果たすなど、若い世代の活躍が際立ちました。  また、生涯を通じた健康づくりの拠点となる総合健康センターがオープンするとともに、袋井市静岡モデル防潮堤整備事業と連携した豊沢工業団地整備事業や小笠山山麓開発事業が内陸フロンティア推進区域の指定を受けるなど、安全・安心で活力あるまちづくりへの力強い一歩を踏み出すことができました。  さて今年は、袋井市第2次総合計画がスタートいたします。また、新総合計画のもと、地方創生「袋井版総合戦略」にスピード感を持って邁進してまいります。  人口減少・少子高齢化が進展する現在、首都圏への一極集中を打開し、地方経済の再生を通じて、安心して出産・子育て出来る環境を整備することは、我が国にとって喫緊の課題です。  このため本市では、高齢者や子育て中の母親のための雇用施策としての「3Days Worker's Office」構想の推進をはじめ、歴史と伝統ある袋井商業高等学校を遠州地域の産業や経済を支える人材育成の中核機関とするために5年制化を推進することなど、将来を見据えた施策展開を図り、総合計画のまちの将来像として掲げた『活力と創造で 未来を先取る 日本一健康文化都市』を目指し、「子育てするなら袋井市」・「定住するなら袋井市」・「市民力なら袋井市」と言われるまちの実現に向け、全力で取り組んでまいりたいと存じます。  さらに、行政改革につきましても積極的な推進を図ることとし、真の市民ニーズを見極め、確かな根拠を持って質の高いサービスを提供することができるよう、未来志向の経営感覚のもと、大胆な改革に取り組んでまいります。    すべての市民が郷土への愛着や誇りを深め、新たなまちづくりへの一体感が醸成されるよう市政運営に取り組んでまいりますので、本年も相変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  本年が、市民の皆様にとりまして、素晴らしい年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 袋井市議会議長 高木清隆  新年おめでとうございます。市民の皆様には、平成28年の新春を穏やかにお迎えのこと、心からお喜び申し上げます。  日ごろより、市議会の活動に対しまして、温かいご支援とご理解を賜り、厚くお礼申し上げます。  近年の議会におきましては、市民に開かれた議会が求められておりますので、議会改革特別委員会を立ち上げ3年間協議を重ね、議員発議により議会及び議員の活動原則と責務・市民及び市長らとの関係など、議会の基本的事項を明らかにするための「議会基本条例」を昨年4月1日施行いたしました。  この条例におきましては、議会及び議員は、その果たすべき役割を適切に担うことで「市民福祉の向上」に寄与することを明文化するとともに、積極的な市民参加を推進し、市民への説明責任と対話を重ねることや市長らへの政策提言及び政策立案を行うことなどを明記したところであります。  昨年の市議会におきましては、まちづくり対策特別委員会から企業誘致に対する提言が、防災対策特別委員会から防潮堤整備などに対する提言がそれぞれまとめられ、5月に市長へ提出するとともに、6月からは総合体育館整備事業特別委員会と袋井の顔(JR袋井駅周辺)づくり特別委員会を立ち上げました。総合体育館整備事業特別委員会においては、11月に「(仮称)袋井市総合体育館整備事業に関する提言」をまとめ、市長へ提出したところであります。  また、市民への説明責任と対話を重ねるべく、議会報告会を市内3か所で開催し、総務・民生文教・建設経済の3つの常任委員会から、現在市が抱える問題・課題を選んで現状と市議会としての取り組みを説明させていただきました。併せて市民の皆様からご意見をいただき、課題解決に向け取りまとめを進めているところであります。  さて、市政に目を向けますと、税率10%へのさらなる引き上げが予定されている消費税や少子高齢化による社会保障費の大幅な増加、これから本格的な老朽化対策時期を迎える公共施設など、財政を圧迫する要因は多く、一層の適正な行財政運営が求められる状況にあります。  このような中、本年度は、第2次総合計画のスタートの年でもあり、地方創生「袋井版総合戦略」の実質のスタートの年であります。「健康で安全・安心な住みよいまち袋井」を築き、次代へ継承していくために、重要な1年となります。  市議会といたしましても、市民の安全・安心を守り、暮らしの向上を図るため、議会改革の取り組みをより一層推進するとともに、行政当局との緊張関係は保ちつつ相互に協力して市民全体の福祉の向上に努め、「日本一健康文化都市」の実現に向け不断の努力を重ねてまいります。  市民の皆様には、市議会に対し、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。結びに、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。