P30 原田市長の散歩道 ラグビーワールドカップ  あけましておめでとうございます。本年が、市民の皆様にとって素晴らしい年でありますようにお祈りいたします。  今年は、袋井市にとって新総合計画や地方創生のプログラムがスタートする年です。10月末には東海道袋井宿開設400年記念行事も予定されているし、2019年のラグビーワールドカップ日本大会に向けて本格的な準備も始まる。  ラグビー人気は、昨年のイングランド大会で日本代表が強豪・南アフリカ代表に勝利し、五郎丸選手の大活躍もあって、多くの市民がいっぺんにラグビーファンになり、4年後の日本大会では、大きな盛り上がりが期待できる状況だ。  私はこの大会を、「袋井市の将来の発展」のための絶好の機会であると思っている。  2002年のサッカーワールドカップや、その翌年の国民体育大会の開催を通して、袋井市にはビッグイベントの会場周辺のにぎわいづくりの自信や2千人余りを受け入れた民泊の経験を得ることができた。また、袋井南小学校・袋井南中学校のように、全国でもトップクラスのマーチングバンドが育った。  これからの4年間で何が出来るかと思いめぐらすことは、大きな楽しみである。  まず、エコパ周辺での「おもてなし」のために、様々な交流ゾーンが必要だ。県知事からはショッピングモールを設ける案も飛び出したが、大会後も使えるかたちにするか否かも含めて検討してみたい。  また、英語を基軸にした袋井市の国際化を、4年をかけて進めることも出来る。数年前から小学5・6年生を対象とした外国語活動が実施されており、2018年には小学校で英語が教科化される予定である。4年後には、市内の中学生の中から外国人来訪者への案内ができる英語検定2〜3級の生徒100人の誕生を期待したい。  さらに、希望する家庭を募って英会話教室を4年間続けることにより、外国人も受け入れ可能な民泊家庭を確保することも考えられる。  こうした準備を今年から実施していくことにより、袋井市は外国からどなたが訪れても快適な気持ちになるまちへ変身することが出来るし、私たちの生活意識も一層幅広いものになっていくと思う。 街の写真館 「街の写真館」では、地域やサークルの行事、お気に入りの写真やお子さんの写真などをお待ちしています! 住所・氏名・電話番号・写真のタイトルと簡単なコメントを書き添えて、郵送・Eメールでお送りください。 送り先 〒437-8666 袋井市役所市長公室広報係 「街の写真館」 メール hisyo@city.fukuroi.shizuoka.jp @水遊びが大好き! 夏はいっぱいプールもしたよ! これから、新しい遊びいっぱいしようね! 松下瑛奈ちゃん Aお祭りデビュー♪ 6か月になりました♪みんなに抱っこしてもらって笑顔いっぱい!これからもよろしくね! 岡本陽丸くん 10周年記念コラム「ふくろい・10年先の未来へ」  市では、行政と民間とが一体となって東日本大震災のような想定外の災害に備え、市民の熱意により地震に打ち克つたくましいふるさと袋井を実現するため、「袋井市ふるさと防災寄附金」を設立して市民や企業の皆様から寄附金を募り、地震・津波対策事業の経費に充てることで、地震・津波対策の一層の加速・強化を図っています。  この津波対策事業の1つとして推進しているのが、約5.3キロメートルにわたる海岸防災林を、補強盛土により高さ12メートルにまでかさ上げする「袋井市静岡モデル防潮堤整備事業」です。計画では、完成後は日ごろから遠州灘の景色を眺めたり家族が憩えたりする公園と防潮堤を利活用できるように整備することとしています。  このため、地元自治会や関係機関、有識者などで組織する「袋井市静岡モデル防潮堤整備に係る利活用検討委員会」を組織し、植栽や修景整備に関する計画づくりや管理体制などについて協議を重ねています。委員会では、防潮堤を「幸浦の丘」と命名し、平成28年3月下旬には市制施行10周年を記念した植樹祭も実施する予定です。  こうした取り組みを通じて、防災意識を風化させることなく日ごろから地域の絆を強めていけるよう、幸浦の丘を守り育てて行きましょう。