P02-03 今月の広報ふくろい ◆特集 02 〜新たな交流のステージへ〜 宮城県岩沼市   04 スポーツ推進委員をご存じですか? ◆市からのお知らせ 06 軽自動車税の税率(年税額)が変わります 07 「第2次行政改革大綱」と「第2次行政改革前期実施計画」を策定しました 08 focus on FUKUROI    ふくろい日記帳、グループ紹介 10 コラム   ・「図書館ほっと通信」   ・「毎日貯筋でロコモ予防」   ・「ふくろい彫刻探訪」 11 フクロインフォ 28 背表紙    原田市長の散歩道、街の写真館、10周年記念コラム「ふくろい・10年先の未来へ」 表紙のことば  中国吉林省出身で袋井市在住の女性書家・王進さんの書道展が、2月10日から14日にかけて法多山尊永寺で行われ、初日と13日には王さんによる書道パフォーマンスが行われました。  会場には、掛け軸を中心に漢詩などを様々な書体で表現した作品約30点が出展され、琴の調べの中、流れるように筆を進める王さんの姿と作品に、来場者からは感嘆の声が漏れました。 市民の動き(平成28年2月1日現在) ▽人口…87,217人(前月比−37人) ▽世帯…32,599世帯(前月比+13世帯) ホームページ、電子書籍のご案内 「広報ふくろい」は、@袋井市ホームページ、A静岡県の電子書籍ポータルサイト「しずおかイーブックス」でもご覧になれます。 @http://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/ Ahttp://www.shizuoka-ebooks.jp メール配信サービス「メローねっと」のご案内 ◇袋井市メール配信サービス「メローねっと」は、携帯電話やパソコンのメール機能を利用して、気象情報や同報無線の放送内容など様々な行政情報を配信するサービスです。 ◇詳しくは、25ページをご覧ください。 〜新たな交流のステージへ〜 宮城県岩沼市 平成25年11月24日、袋井市と「防災交流都市協定」を締結した宮城県岩沼市。 平成23年3月の東日本大震災を契機に、職員派遣などの支援や災害復旧・復興に関する行政視察などが行われています。 また、災害時の相互応援のみならず日常的な連携を密にすることで防災対策の充実を図るため、市民レベルでの交流を含めたさらなる交流を促進しようと、今秋には「友好都市協定」が締結される予定です。 岩沼市の概要や袋井市とのこれまでの交流の経緯などをお知らせします。 問 市長公室秘書係 TEL44-3103 岩沼市の概要  宮城県の中央部、仙台市の南17・6キロメートルに位置するまちで、昭和46年に市制施行されました。  市域は東西約13キロメートル・南北10キロメートル、総面積60・45平方キロメートルを有する都市です。平成27年12月末日現在の人口は44,274人、世帯数は17,177世帯となっています。  市西部の山岳地域から東部の太平洋岸に至るまでなだらかに広がった平野が展開し、南部には阿武隈川が東流し仙台湾に流入しています。また、JR東北本線と常磐線の分岐点、国道4号・6号の合流点であり、さらに東北地方の国際化の玄関口となる仙台空港が所在するなど、交通の要衝でもあります。  かつては「門前町」・「宿場町」として栄えてきたまちですが、その後、臨空工業地帯の一角としての立地的優位性から大小の企業が進出し、工業都市の性格も加わり商工業都市として発展しています。  陸路や鉄道などの整った交通利便性の高い点や、温暖な気候で海・山・川などの自然環境に恵まれた点など、袋井市との共通点が多いまちでもあります。  東日本大震災では、市域の約48パーセント(被災地では最も高い割合)が浸水するという歴史的な大惨事となりましたが、多くの方々の支援に感謝しながら、スピード感を持って被災地の復興モデルを目指して、迅速かつ着実に復興の歩みを進めています。 両市のこれまでの交流 ▽平成23年3月…東日本大震災に対する災害支援・現地視察開始 ▽平成24年4月…袋井市から岩沼市への長期応援職員派遣開始 ▽平成25年11月…「防災交流都市協定」締結  このほか、岩沼市の「千年希望の丘植樹祭」や本市で開催された「全国メロンサミットinふくろい」などへの出席を通して、相互交流が図られています。 岩沼市の見どころ  岩沼市の市街地は奥州街道に沿って形成されており、相馬・水戸へと続く浜海道との分岐点となっています。古来から交通の要衝として、江戸時代には仙台藩における主要な宿場町として栄えてきました。  市の中心部には、創建1150年を超え日本三稲荷の1つとして知られる竹駒神社があり、産業開発・五穀豊穣・商売繁盛などの御神徳があることで多くの参拝客が訪れます。  市の西方には、金運円満・海上安全・厄除け開運の神として信仰を集める金蛇水神社が鎮座しており、5月に開催される「花まつり」での100余種のボタンが所狭しと咲き誇る様は見事です。 ◎岩沼市の文化財 ▽国指定文化財…おくのほそ道の風景地「武隈の松」 ▽県指定文化財…かめ塚古墳 ▽市指定文化財…二木の松(武隈の松)、渡邉庭園、竹駒神社「楼門(随身門)」・「向唐門」、竹駒奴(無形民俗文化財)、愛宕神社「藍づくりの額」・「米づくりの額」 ◎岩沼市の特産品 ▽地酒…ごこく波、名取駒、奴さん ▽菓子…稲荷あんもち、手焼き道中せんべい、竹駒縁起菓子「やるき餅」 、竹駒太鼓、竹駒奴、松籟、紫つつみ ▽漬物…奈良漬、仙台白菜漬 ▽工芸…陶芸品、染色、建具 ▽農産物…米、メロン、白菜、キュウリ、トマト、リンゴ 「防災交流都市協定」の内容 ◎平時の活動 ◇地域防災計画、復旧・復興に関する情報などの交換 ◇防災訓練及び市民の啓発など ◇救援に必要な物資などの調達体制の整備 など ◎応援の内容 ◇食料・飲料水及び生活必需物資並びにその供給に必要な資機材の提供。被災者の救出、医療、防疫及び施設の応急復旧に必要な資機材並びに物資の提供 ◇救援、医療・健康、防疫及びその他応急復旧活動に必要な職員などの派遣 など 来て・見て・感じて 岩沼のステキ  震災から5年を迎える節目の時期に、袋井市の皆様へ岩沼市を紹介できる機会をいただき、本当にありがたく思います。  岩沼市では、津波で被災した市の沿岸部に震災がれきを活用した丘を造成して植樹する「千年希望の丘」というプロジェクトを進めています。これは、袋井市の「命山」同様、災害時の避難所として整備を進めているものですが、震災の記憶や教訓を未来へ引き継いでいくという役割も担っています。  5月28日に開催する「植樹祭」では、約10万本の苗木を植える予定です。袋井市からのご参加もお待ちしています! 問 岩沼市役所 さわやか市政推進課 TEL0223-22-1111(内線643・644)