P05 お知らせピックアップ お知らせします! ふくろいの子どもたちの読書のいま 4月23日〜5月12日は「こどもの読書週間」です。 この読書週間にちなみ、袋井市の子どもたちの読書の現状を把握するために昨年秋に実施した『「袋井市子ども読書活動推進計画(改訂版)」努力目標に係る数値調査(袋井市子ども読書調査)』の結果をお知らせします。 問 浅羽図書館 TEL23-6801 「子ども読書調査」とは  子どもにとって読書は、単に言葉を学ぶだけでなく、感性・表現力・想像力などを育む上で、欠かすことができない大切なものです。  「子ども読書調査」は、市内の園児・児童・生徒の読書の現況を把握するために実施している調査で、「袋井市子ども読書活動推進計画」の計画期間(平成28年度まで)5年間にわたり継続して実施しています。  この調査結果などを反映させて、子どもたちの読書の充実や読書環境の向上を目指します。 調査の概要 調査1 「週に1度は家庭で本に親しむ子どもの割合」 ▽調査対象(@〜Bの各園・各校から各1クラスを抽出) @幼稚園(市立・私立)の年中児の保護者及び保育所(園)(市立・認可保育園)4歳児の保護者 A小学2・4・6年生の児童 B中学2年生の生徒 ▽回答率…94・9%(1,823人中、1,730人から有効回答) 調査2 「子どもの1か月の読書冊数(10月の読書量)」 ▽調査対象(@Aの各校から各1クラスを抽出) @小学2・4・6年生の児童 A中学2年生の生徒 ▽回答率…95・7%(1,197人中、1,145人から有効回答) 調査1・2共通 ▽調査時期…平成27年10月 ▽調査方法…対象となる保育所(園)、幼稚園、小・中学校を通じてアンケート調査票を配布・回収 2016・第58回こどもの読書週間 4/23〜5/12 四角い本にまあるい心 【調査1の調査結果】週に1度は家庭で本に親しむ子どもの割合 学年 割合 市内幼稚園・保育園(4歳児) 92.5% 小学2年生 86.0% 小学4年生 80.8% 小学6年生 77.1% 小学校合計(平均) 81.1% 中学2年生 53.7% 全体合計(全子ども平均) 83.0% 目標値…80% 【調査2の調査結果】子どもの1か月の読書冊数(10月の読書量) 学年と目標値 平均冊数 小学2年生(10冊) 22.1冊 小学4年生(7冊) 10.4冊 小学6年生(4冊) 5.4冊 小学校合計(平均) 12.3冊 中学2年生(3冊) 3.2冊 全体合計(全子ども平均) 11.3冊 ◇お子さんが小さいうちは、絵本の読み聞かせなどで本に親しむ家庭が全体の8〜9割を占めています。また、成長するにしたがって、家庭での読書の頻度が減少する傾向にあることが分かりました。 ◇市では、子どもたちの身近に本があり、子どもたちそれぞれに合った本を提供できる環境づくりを引き続き推進していきます。 子どもの読書活動を推進するために、こんなことを行っています! ◎ブックスタート  7か月児相談の際に、絵本の楽しさを伝えながら、絵本を差し上げています。7か月の赤ちゃんでも絵本に興味津々。おうちの方に読んでもらうのがとてもうれしいようで、家庭ですぐに絵本を楽しむ機会を持つことができます。  7か月児相談に参加されなかった方は、図書館で絵本を受け取ることができます。事前に図書館への連絡が必要です。 ◎読み聞かせボランティアの研修  ブックスタートや図書館・幼稚園での読み聞かせには、多くのボランティアの方が協力してくださっています。ボランティアの方々は、図書館が行う研修会などに参加し、常に自己研さんされています。  図書館でのボランティア活動に興味のある方は、お気軽に市内の各図書館へお問い合わせください。