P07 お知らせピックアップ 戦争・核兵器の恐ろしさと平和の尊さを次世代へ継承 袋井市は、平成22年に「核兵器廃絶平和都市」を宣言しています。 今年は戦後71年となり、アメリカの現職大統領として初めて、オバマ大統領が被爆地・広島を訪問した歴史的な年です。市では、市民の皆さんとともに恒久平和を願い、次世代に平和の尊さを受け継ぐ活動に取り組んでいます。 平和の大切さを次世代へ 「広島平和記念式典」に中学生派遣  8月6日に行われた「広島平和記念式典」に出席するため、市内の中学生24人が「第2回広島平和記念式典中学生派遣団」として広島市を訪問しました。  派遣団は5日に現地入りし、被爆2世であり広島市被爆体験伝承者の大中伸一さんの案内で、広島平和記念公園内の原爆ドームや平和の鐘などを見学。原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さを学んだほか、中学生と市民団体などが協力して製作した千羽鶴を「原爆の子の像」の隣に設けられた奉納所に奉納しました。  6日には、広島平和記念公園で行われた平和記念式典に参列し、平和の尊さと平和への思いを現地で感じてきました。  参加した中学生からは、「被爆者や広島の街が負った傷や歴史は消えません。この歴史を二度と繰り返さないように、命の尊さや戦争・被爆の恐ろしさを伝え、私たちができる平和の輪を世界中に広めていきたいと思います」、「命の尊さを知り、今まで以上に自分の命を大切にしたいです」といった感想が聞かれました。 問 学校教育課指導係 TEL44-3182 「長崎平和祈念式典」へ市長が参列  8月9日に行われた「長崎平和祈念式典」へ袋井市長が初めて参列し、中学生と市民ボランティアの協力を得て製作した千羽鶴を市民を代表して、奉納しました。 終戦の日、平和への祈りをささげる  8月15日、メロープラザで、先の大戦における戦没者・戦災死者に対し哀悼の誠をささげるとともに、世界の平和を祈念するため、「袋井市戦没者戦災死者追悼・平和祈願式」を開催しました。  式典では、袋井市遺族会会長をはじめ代表者による献花に続いて、参列者全員で「核兵器廃絶平和都市宣言」を唱和。正午の時報に合わせて、1分間の黙とうをささげるとともに、「広島平和記念式典中学生派遣団」の代表2人が「核兵器のない平和な未来に導くためには、私たち一人ひとりが命の尊さや戦争の怖さ、原爆の恐ろしさを知り、核兵器のない社会を実現する強い意志を持ち続けることが大切です。家族がいて、友達がいて、毎日が笑顔で過ごせる日々に感謝します」、「原爆の恐怖を知ったからこそ、風化させず、自分たちより小さい子にも教えていかなければならないと思います」と平和への誓いを発表しました。 問 しあわせ推進課社会福祉係 TEL44-3121 被爆ピアノコンサートin袋井 〜平和への祈りを込めて〜 問 被爆ピアノコンサートin袋井実行委員会 TEL090-7039-0122 永島 ◇広島市の調律師・矢川光則さんが復活させた被爆ピアノ(爆心地から1,800メートルで被爆し、奇跡的に助かったピアノ)を使用したコンサートです。 ◇ふくろい未来大使の丸野綾子さん(17日のみ)をはじめ、本市にゆかりのある音楽家たちによる演奏や合唱をお届けします。心を潤すピアノの音色を聞きながら、平和について考えてみませんか。 時 @9月17日(土)午後5時〜6時30分(開場…午後4時) メロープラザ(屋外・芝生広場)   A9月18日(日)午前10時30分〜正午(開場…午前10時) 豊沢ふれあい会館(屋内) 内 袋井市にゆかりのある音楽家たちによる被爆ピアノコンサート 料 無料 対 どなたでも 申 申込不要。直接会場へ。出入りも自由です。