P17 お知らせピックアップ 国立国会図書館デジタルコレクションを活用してもっと図書のある生活を! 国立国会図書館は、日本で唯一の国立図書館です。平成26年度時点で約4,100万点の蔵書があります。直接足を運ばなければ見られなかったそれらの資料の一部がデジタル化されており、ご家庭や袋井図書館でも閲覧できます。 問 袋井図書館 TEL42-5325 ◆「国立国会図書館デジタルコレクション」とは  国会図書館では、収集・保存している資料を、資料の劣化度、利用頻度、著作権処理作業の規模などの判断基準により、同館の計画に基づいてデジタル化しています。平成28年7月現在で、図書や雑誌、博士論文、官報など約260万点の資料がデジタル化されており、それらを検索・閲覧できるサービスが「デジタルコレクション」です。  デジタルコレクションの資料は、3つの公開範囲で提供されています。 @インターネットでの一般公開 約50万点 A「図書館向けデジタル化資料送信サービス(通称、図書館送信)」参加館内公開 約142万点 B国立国会図書館内限定公開 約68万点 ◆袋井図書館でも利用可能に!  この度、袋井図書館では、図書館送信に参加し、個人の端末では見ることができない約142万点の資料の閲覧と複写ができるようになりました。  利用できる資料は、絶版などの理由で入手が困難な資料で、下表のとおりです。 ※浅羽図書館では、インターネットで一般公開されている約50万点が閲覧可。 ◎図書館送信で利用できる資料の概要 資料種別 概要(資料数は平成28年7月時点) 図書 昭和43年までに受け入れた図書 約50万点 古典籍 明治期以降の貴重書など 約2万点 雑誌 平成12年までに発行された雑誌(商業出版されていないもの) 約1万タイトル(約78万点) 博士論文 平成3〜12年度に国会図書館へ送付を受けた論文(商業出版されていないもの) 約12万点 ◇詳しくは、市立図書館ホームページの「デジタル化資料送信サービスの利用方法」をご覧ください。 ◆ICT(情報通信技術)を活用し快適で新しい読書ライフ!  例えば、デジタルコレクションで「川村驥山」と検索すると、ご家庭などでご覧になれる一般公開では2件しかありませんが、図書館送信では、その2件を含む58件がご覧いただけます。  袋井図書館で図書館送信が利用できるようになり、市民の皆さんが利用できる蔵書の幅が広がりました。  また、ご家庭にインターネット環境がない方でも、袋井図書館と浅羽図書館では「閲覧コーナー」のパソコンで、デジタルコレクションの一般公開分を閲覧できますので、ご利用ください。 利用の方法と注意点 ◎閲覧(閲覧コーナーのパソコンを利用して画面上で見る) ◇利用時間は60分で、次の利用者がいなければ延長することができます。 ◇画面の写真撮影やデータのダウンロードなどはできません。 ◎複写(閲覧したものをプリントアウトする) ◇複写物の作成(プリントアウト)は著作権法の規定に基づく範囲内で可能です(著作物の半分を超えない、1人につき1日・1回・1部まで)。 ◇複写を希望される場合は、「永続的識別子」が必要となります。事前に、国立国会図書館デジタルコレクションのウェブサイトで調べると便利です。 ◇複写の操作は図書館職員が行います。料金自動収納機を利用していただくため、硬貨をご用意ください。 ※郵送・Eメールなどによる申し込みはできません。あらかじめご了承ください。