P02-03 ◎今月の広報ふくろい [特集] 2 エール!! 明日を見つめて「戦いに挑む」 4 〜子育てするなら ふくろいで〜 袋井市での子育てを徹底トーク! 後編 8 平成29年度 当初予算と主要事業 [お知らせピックアップ] 12 4月1日から市の組織が変わりました 13 暮らしをもっと便利に ICTを生かしたまちづくりを進めています [フクロインフォ] 14 催し・講座・募集・相談・お知らせ 27 救急診療・市民相談窓口・行事予定・子育て世帯総合情報 [連載] 30 focus on ふくろい 32 市長の散歩道、街の写真館 ◎今月の表紙  表紙のさわやかな表情が特徴の男性は、北海道日本ハムファイターズに所属するプロ野球選手・浦野博司(投手)さんです。  浦野さんは、袋井市山崎のご出身で、2013年のドラフトで北海道日本ハムファイターズから2位指名を受け、プロ野球の世界に入りました。  2014年4月5日に初登板し、同年4月23日に初勝利を挙げるなど、コントロールの良さが持ち味で、2014・2015年の通算で10勝を挙げています。  2016年はけがのため、一時戦列を離れたものの、速球と多彩な変化球にさらに磨きをかけて復帰を目指します。  「プロ」という好敵手の多い環境の中、重圧と戦いながら自身の力を100パーセント引き出すため、どのように自分をコントロールしているのでしょうか。今回の特集では、勝負師としての浦野選手に迫ります。 ◎市民の動き(平成29年3月1日現在) 人口…87,627人(前月比+48人) 世帯…33,322世帯(前月比+48世帯) ◎メール配信サービス「メローねっと」のご案内 ◇袋井市メール配信サービス「メローねっと」は、携帯電話やパソコンのメール機能を利用して、気象情報や同報無線の放送内容など様々な行政情報を配信するサービスです。 ◇詳しくは、27ページをご覧ください。 エール!! 明日を見つめて 「戦いに挑む」 ふくろい未来大使 浦野博司さん(プロ野球選手)  新年度がスタートする4月。進学や就職など新しい環境での生活が始まる方も多い時期です。  新しい環境では、不安や期待など様々。でもここ一番という時は自分の持っている力を思い切り発揮したいですよね。  今回の「エール!! 明日を見つめて」は、プロ野球シーズン開幕に合わせ、浦野選手に勝負所で力を発揮するための心得を伺いました。 問 企画政策課シティプロモーション室 TEL44-3104 家族で行った花火大会 ふるさと「袋井」の思い出や印象についてお聞かせください。 浦野:家族で「ふくろいの遠州花火」に行ったことを覚えています。大迫力の花火が、地元で見られるのは、とても魅力的だと思います。 「体」と「心」の準備が肝心 質の高いプレーを維持するために日常的に心がけていることをお聞かせください。 浦野:準備を大切にすることです。グローブやスパイク、ユニフォームなどの道具の準備はもちろんですが、ここぞという場面でスタミナを切らさない「体の準備」が必要です。試合時のブルペン練習では勝負所を常にイメージし、強気で向かっていける「心の準備」も大切にして試合に臨んでいます。 自分を奮い立たせる ピンチやチャンスなど、試合の緊迫した場面で自分の気持ちをコントロールするためにしていることを教えてください。 浦野:試合前にできる準備をすべて整えた後は、気持ちが大切です。試合の大切な場面では、「相手を抑えてやるぞ」という強い気持ちで自分を奮い立たせています。気持ちを強く持つことで、雰囲気に支配されずに、自分の気持ちをコントロールし、マウンドで100パーセントの力を発揮できるように心がけています。 投げられる喜び 選手生活で特に苦労したことや頑張ったことなどをお聞かせください。 浦野:2015年の3月に右肩を痛めてしまいました。野球人生で初めて投げられない時期を経験して、本当に辛い思いをしました。ストレッチングや肩回りの動きを滑らかにするトレーニングなどのリハビリを毎日欠かさずに行い、今は不安なく投げられるほど回復しています。投げられることがこんなに幸せなことで、本当にうれしいことだと実感しています。 球団初の「連覇」へ 今シーズンにかける思いをお聞かせください。 浦野:昨年、チームはペナントレース、クライマックスシリーズ、日本シリーズを制し2006年から10年ぶり3度目の日本一になりました。今シーズンは、自分自身のけがからの復調と球団史上初の「連覇」を目指し、頑張っていきたいと思います。 ふるさとの皆さんへ 新しいシーズン(年度)が始まり、新しいフィールドで頑張る袋井市民へメッセージをお願いします。 浦野:学校や会社など、新しい環境では不安も多いと思います。しかし、自分が成長できるチャンスでもあると思います。逆境にめげず、何事にも挑戦する心をもって日々頑張ってください。 浦野博司選手ありがとうございました。浦野選手の今シーズンの活躍を市民みんなで応援しています。 ―試合前の準備で質の高いプレーを― 浦野 博司 Urano Hiroshi 袋井市山崎出身。北海道日本ハムファイターズ・投手。 小学3年生から笠原スポーツ少年団で野球を始め、中学・高校・大学・社会人を経て2013年に現チームへ。 大学時代には全日本大学野球選手権大会ではベスト4・明治神宮大会準優勝などの結果を残す。 広報ふくろい平成26年1月号では、浦野選手がプロ野球の舞台へ踏み出す直前のインタビュー記事を掲載しています。