P02-03 ◎今月の広報ふくろい [特集] 2 エール!! 明日を見つめて「袋井の魅力を伝える」 4 ラグビーワールドカップ2019 袋井の「お・も・て・な・し」参加者募集 10 子どもが本を楽しむまちを目指して 〜袋井市子ども読書活動推進計画(第3次)がスタート〜 [お知らせピックアップ] 8 世界トップレベルのラグビーがエコパにやってくる [フクロインフォ] 12 催し・講座・募集・相談・お知らせ 21 救急診療・市民相談窓口・行事予定・子育て世帯総合情報 [連載] 24 focus on ふくろい 26 市長の散歩道、街の写真館 ◎今月の表紙  今月の表紙は、歌手のニコラス・エドワーズさんと、ラジオDJやインバウンド観光アドバイザーで活躍するクリス・グレンさんです。  3月某日、お二人と市内を巡り、袋井市の魅力を感じてもらいました。私たちにとって、ありふれた風景や体験、食べ物なども、外国の方にとっては「COOL(面白い)」なものとして目に映ることがあります。  今回、お二人の目に映った「COOL」なものは何だと思いますか? 続きは、このページの「エール!! 明日を見つめて」をご覧ください。 ◎市民の動き(平成29年4月1日現在) 人口…87,557人(前月比−70人) 世帯…33,394世帯(前月比+72世帯) ◎メール配信サービス「メローねっと」のご案内 ◇袋井市メール配信サービス「メローねっと」は、携帯電話やパソコンのメール機能を利用して、気象情報や同報無線の放送内容など様々な行政情報を配信するサービスです。 ◇詳しくは、21ページをご覧ください。 エール!! 明日を見つめて 「袋井の魅力を伝える」 ふくろい未来大使・歌手 ニコラス・エドワーズ × ラジオDJ・インバウンド観光アドバイザー クリス・グレン  市では、2019年に開催されるラグビーワールドカップ2019をきっかけにした「まちの国際化」を進めています。  言葉の壁や文化の違いを乗り越え、世界の人たちとの交流を楽しみ、今までになかったにぎわいを創出したり、未来を担う子どもたちが世界に羽ばたけるように背中を押したりしていくまちを目指しています。  今回、外国人モニターツアーを実施し、袋井市の魅力が外国人にどう映るか、ふくろい未来大使・歌手のニコラス・エドワーズさん(以下:ニコラス)とラジオDJ・インバウンド観光アドバイザーのクリス・グレンさん(以下:クリス)にお話を伺いました。 問 企画政策課シティプロモーション室 TEL44-3104 世界基準の魅力があるまち ふくろい ―モニターツアーで感じた袋井の魅力を聞かせください。 ニコラス:アメリカは、特に西海岸で日本ブームがあり、日本人も多く、接点があります。袋井市はメロンのイメージがあるのでわかりやすい。メロンはアメリカ人にも人気があります。ちなみに私の父は毎日メロンを食べています(笑) クリス:可睡齋は欧米人観光客にぜひおすすめしたい場所ですね。日本の歴史・文化・雰囲気を体感できるのがいいですね。 ニコラス:アメリカ人もZEN(禅)は、日本のアニメなどで出てくるので理解できます。 お茶どころの魅力があふれるまち ふくろい ―茶の体験はいかがだったでしょうか。 ニコラス:初めての体験でした。お茶の世界には細かい作法があることを聞かせてもらってよかったです。とても繊細な部分に感動しました。 クリス:確かに「お茶のいれ方」は、とても興味深いです。お茶の魅力が伝わるだけではなく、日本人の「こだわり」や「繊細さ」が伝わってきました。 ニコラス:故郷のヒルズボロ市にも、日本庭園があります。日本のお茶文化について、アメリカ人も知っていると思います。 クリス:茶畑の風景は「袋井」・「静岡」・「日本」を感じられます。茶摘み・手揉み・茶道体験は、とても魅力的。体験したい人やその様子を見たい人は多いと思います。季節限定だと思うので、そこに集中して外国人を呼び込むと多くの人が魅力に触れられそうですね。 ―市民の方は英語に強い不安を感じている方が多いようですが、アドバイスをお願いします。 ニコラス:HelloやHow are youなどの簡単なフレーズやカタコト英語でも良いと思います。大事なのは、英語の堪能さではありません。笑顔と心でおもてなしの気持ちを伝えることです。 クリス:そうですね。言葉も大事だけど最初に笑顔での対応やジェスチャーなどでコミュニケーションを図り、緊張感をとってあげることが必要でしょうね。 ふくろいの魅力を一緒に発信していこう ―今後「まちの国際化」を担う袋井市民へエールをお願いします。 ニコラス:ふくろい未来大使に任命いただいて、多くの夢をもらっています。袋井には夢がつまっていると感じます。袋井の魅力を世界に発信していきたいですし、自分も袋井市民の皆さんと共に、世界にはばたきたいです。一緒に袋井の魅力をもっともっと発信していきましょう。 クリス:袋井の面白いストーリを見つけて発信することが大切ですね。東海道五十三次や浮世絵に興味を持っている欧米人は多いので、しっかりとストーリーを伝えれば、訪れたいと思う外国人も増えると思います。まずは地元の皆さんが、しっかりと魅力を理解し、それを海外に向けてどんどん紹介してきましょう。  ニコラスさん、クリスさんありがとうございました。モニターツアーの様子は、お二人のツイッターやインスタグラムからもご覧いただけます。  お二人の話を聞いて、英語や外国の文化に興味を持った方、ぜひとも4ページから始まる特集をご覧ください。  あなたの生活をインターナショナルにするヒントをご用意しています。 ―自分も袋井市とともに、世界にはばたきたい― (ニコラス) ニコラス・エドワーズ Nicholas・Edwards 米国ヒルズボロ市出身。平成23年、日本テレビ系列「のどじまんTHEワールド! 第2回」に出場し優勝したことで、一躍脚光を浴びる。歌手としての活動を通じてふくろい未来大使として袋井市のPR活動を行う。 ―袋井の面白ストーリを発信することが大切― (クリス) クリス・グレン Chris・Glenn 豪州出身。名古屋を中心にラジオDJをはじめとする芸能活動・著述・講演などの活動を展開。日本の歴史研究・武将・城址・甲冑などに深い見識があり、外国人を対象にした日本国内の観光アドバイザーとしても活動中。