P10 お知らせピックアップ “茶文化共生” 茶処ふくろいに「松下コレクション常設展示場」が開設 世界の茶文化発信拠点がオープン  「松下コレクション」とは、元愛知大学教授の松下智さんが、茶の起源を探ることを目的とした約60年に渡る研究の過程で、世界の国々を100回以上調査し収集した茶器や茶の標本、文献、写真、民族資料からなる2,000点に上るコレクションのことです。  平成28年2月、袋井市は縁あって松下さんからコレクションを寄贈いただきました。  これを活用し茶業と茶文化を振興するため、茶業関係者や観光、商工業者など市内外の有志約40人からなる組織「日本一茶文化のまち松下コレクションを活かす会(会長:豊田富士雄さん)」が平成29年3月に発足。茶道具や文献などの資料を管理するとともに、浅羽支所3階にある旧浅羽町の議場を改修して、「松下コレクション常設展示場」を6月4日にオープンさせました。 松下 智 元愛知大学教授。現在は茶の愛好者団体である豊茗会代表を務める。茶の原産を探ることをテーマに、海外の様々な国を訪問調査し、研究活動を行っている。茶文化の研究に関する書物を多数執筆。 松下コレクション常設展示場 世界各地の工芸的喫茶具、小さなものは韓国の煎茶から大きなものは重さ数十キログラムにも及ぶ人頭茶まで各種各様のお茶の数々。約2,000点に上る収集品の一部を紹介しています。 時 火・水曜日 午前10時〜午後4時まで 所 支所3階 料 無料 あなたも日本一茶文化のまちづくりに参加しませんか?  「日本一茶文化のまち松下コレクションを活かす会」は、松下コレクションの整理や管理、常設展示場の運営などを行っています。  長年に渡る研究成果を寄贈いただいた松下智さんを顕彰するとともに、松下コレクションを活用して、茶業振興はもちろん観光やシティプロモーションに向けた情報発信に取り組み「日本一茶文化のまち袋井」を目指します。  現在、市内外から約40人の会員が活動をしていますが、さらに活動を広げるため、会員を募集しています。 申 電話で ◆随時受付中 問 申 日本一茶文化のまち 松下コレクションを活かす会事務局(兼子春治) TEL42-4876