P06-07 わたしにできる「おもてなし」 笑顔でこたえる「ありがとう」  毎年10月は徳育推進月間です。市では、「わたしにできる『おもてなし』 笑顔でこたえる『ありがとう』」を徳育推進スローガンに掲げ、人のため、社会のために役立とうする「おもてなしの心」を育む活動を支援しています。 問 教育企画課総務企画係 TEL44ー3120 タネをまくことで、自分も、みんなも笑顔になれる  8月上旬、青い空の下、浅岡地区に大輪のひまわりが花を咲かせました。このひまわりを育てた塩ア明子さん(ひまわり2525プロジェクト代表)にお話を伺いました―――。 ひまわりの花で人の心を明るく!  日本を元気にするために、地域の活性化に携わりたいという思いで就職。職場と企業とのつながりはたくさんできましたが、地域に暮らす人々との出会いはありませんでした。社会人2年目の時、昔から大好きだった「太陽」、太陽を象徴するひまわりの花で人の心を明るくしたい!ひまわりの観光地を作りたい! と思い立ち、この活動を始めました。 まずは「思いを語る」こと  こんなまちにしたい! こんな勉強がしたい! こんな人とつながりたい! そんな風に自分の感性が必要だと感じたことを発信していくことで共感する人が集まってきてくれました。  そこから輪が広がり、一人ではできないことも、多くの力を借りて実現させていくことができました。立ち上げ当初は若手社会人中心の活動でしたが、12年が経ち、今では小さい子どもから高齢の方まで幅広く参加いただいています。また、地域の方々もとても熱心に活動に参加されています。 子どものために、地域のために、笑顔のタネをまく  長男の誕生をきっかけに6年前に夫の実家がある袋井に引っ越してきました。長男が小学校に上がることを契機に、もっと浅羽地域を盛り上げていきたいという想いが強くなり、昨年から浅岡地区でひまわり畑を作りはじめ、市の徳育推進協力団体にも登録しました。「みんながみんなの笑顔のために」を合言葉に一徳運動をしています。タネをまくことで、自分も、自分以外の誰かも喜ばせることができる、笑顔にすることができる、そんな活動です。 塩ア明子さん(ひまわり2525プロジェクト代表)  ひまわり2525プロジェクトは、遊休地や耕作放棄地などでひまわりを育て、ひまわり祭りを開催する取り組みをしています。NPOや企業などと協力し、市外でも活動をしています。 ひまわりからコスモスへ コスモスフェスタを開催! ひまわり畑を地域のみんなの力で袋井市の花「コスモス」が咲き誇る花畑にしました。 日 10月21日(土)・22日(日)午前10時〜午後3時 どなたでも気軽にお越しください! ひまわり2525プロジェクト 一人でも多くの人に、『笑顔』を届けるために『ひまわり』を通じた、地域の活性化を目指しています。 一緒にまちと人を元気にしませんか? 詳しくはこちらにアクセス https://www.2525pj.net 家庭や地域にも「おもてなし」の心を  徳育とは、他人との関わりを大切にしながら、人としてよりよく生きていこうとする心や姿勢を育むことを目的とした心の教育です。  心の教育は、学校だけでなく、家庭や地域でも実践できます。例えば「あいさつをすること」、「困っている人に手を差し伸べること」、「進んでごみを拾うこと」など、人のため、社会のために役立とうとする行動は、どれも徳育につながります。塩アさんの「ひまわりを通じて人を明るくさせたい」という活動もそのひとつです。  まちづくりの土台は、まちづくりの核となる担い手づくり、人づくりです。皆さん一人ひとりが、徳育を実践・継承していくことで、未来の住みよい袋井市を作っていきます。  徳育は特別なことではありません。皆さんが、日ごろから人と人との温かい関係を作ろうという行動が「おもてなし」であり、袋井市をより魅力的なまちにしていくのです。 あなたにもできる「おもてなし」を始めてみませんか? わたしにできるおもてなし 袋井南幼稚園・ピカピカごみ拾い  袋井南幼稚園では、園外に出かけた際に「来たときよりもピカピカに」を合言葉に、園児がごみ拾いを行っています。 豊沢ふれあい会館・ガラスアート  豊沢ふれあい会館では、袋井南中学校・美術部の有志と地元絵画クラブの先生により描かれた季節のガラスアートが、来館者をお迎えします。