P13 図書館ほっと通信 子どもと本の幸せな出会いを願って 問 袋井図書館 TEL42-5325 FAX45-0569  今年度、袋井市立図書館は「子供の読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣表彰を受けました。保健センターやボランティアと連携した「ブックスタート」や「セカンドブック」事業を通じ、乳幼児期から家庭での読書推進などの継続的な取り組みが評価されました。  今後も引き続き、子どもたちが自主的に読書活動を行うことができるよう、子どもの年齢や発達段階に応じた様々な取り組みを展開していきます。  今回の表彰を記念し講演会を開催します。詳しくは、本紙15ページをご覧ください。 本の特集 「子どもと本の幸せな出会いを願って」 @「サンタクロースっているんでしょうか」【児童書】  フランシス=P=チャーチ/著 東逸子/画 中村妙子/訳 偕成社/刊  「サンタクロースっているんでしょうか?」1897年、米国の8才の少女の質問に同国の新聞記者が愛情のこもった味わい深い回答を社説に掲載しました。本当にあった話で、今でも世界中で読み継がれています。この時期、子どものみならず大人も読みたい1冊です。 A「サンタクロースの部屋」  松岡享子/著 こぐま社/刊  子どもと本の幸せな出会いを願い続けている著者が、サンタクロースの存在を通して子どもの心の動きについて思いを巡らせる「はしがき」や新聞や雑誌に掲載された子どもの読書にまつわる記事や講演録を集めたロングセラーの1冊。 図書館ホームページ(http://lib.city.fukuroi.shizuoka.jp/) 国際交流員 サム と ヘザー のBreak Time  Hello everyone, it’s Heather from Australia! 皆さんこんにちは!オーストラリア出身のヘザーです!  もうすぐクリスマス。今回はオーストラリアのクリスマスを紹介します。  日本は冬のホワイト・クリスマスですが、南半球にあるオーストラリアでは、真夏のクリスマスです。  クリスマスの雰囲気を味わうため、海にはサンタ(SantaClaus)やトナカイ(reindeer)の格好をした人々が、日焼けやサーフィン、バーベキューを楽しみます。オーストラリアのサンタも、普段は、長袖・長ズボンの服装をしますが、海で遊ぶ時は、半袖・半ズボン・サングラスに着替えます。特徴である白い髭(white beard)は共通ですね!  クリスマス・イブに子どもたちは、大好きなサンタやトナカイに長旅への感謝と応援の気持ちを込め、サンタには牛乳とクッキー、トナカイには、ニンジンを用意します。  クリスマスが近づいてくるとオーストラリア人はこのような会話で盛り上がります。Are you excited forChristmas? ( クリスマスを楽しみにしている?) Ofcourse, I can’t wait to open my presents!( もちろん。プレゼントを開けるのを待ちきれないよ!)  いよいよ12月!私もクリスマスを楽しみにしています。皆さんもクリスマスを楽しんでくださいね。 国際交流員(CIR)は、袋井市役所に勤務し、まちの国際化の推進に取り組んでいます。このコラムではCIRが日々感じる異文化体験を英語を交えて紹介します。