◎今月の広報ふくろい [特集] 2 がんばる人にクラウンをあげよう 東海道松並木を仰ぎて 〜久努の松並木愛護会〜 4 「#2961ウオーク」新登場!! 〜手軽に楽しく簡単に!新システムで健康づくり〜 6 ニュースポーツがアツイ! 今注目のデカスポテニスに迫る [お知らせピックアップ] 8 第3回・第4回袋井市産業経済懇話会開催! [連載] 8 国際交流員 サムとヘザーのBreak Time [フクロインフォ] 9 催し・講座・募集・相談・お知らせ 25 救急診療・行事予定・市民相談窓口・健康伝言板 28 focus on ふくろい 30 スクラム2019、街の写真館 ◎市民の動き(平成30年2月1日現在)  人口…87,980人(前月比+72人)  世帯…33,831世帯(前月比+57世帯) ◎メール配信サービス「メローねっと」のご案内 ◇袋井市メール配信サービス「メローねっと」は、携帯電話やパソコンのメール機能を利用して、気象情報や同報無線の放送内容など様々な行政情報を配信するサービスです。 登録方法…メローねっと登録用アドレス(mellow-entry@tokyoanpi.sbs-infosys.com)に空メールを送信し、返信される案内に従い、ご登録ください。二次元コード対応の携帯電話をお使いの方は、下記のコードからもアクセスできます。 がんばる人にクラウンをあげよう 東海道松並木を仰ぎて 〜久努の松並木愛護会〜  あなたは知っていますか?  毎朝通学路に立ち、子どもたちの安全を見守り続けている人を。  東海道を旅する人を今も変わらず袋井茶でもてなす人のことを。  一木一果、日本一の品質を目指しメロンの栽培に愛情を捧げる人を。  私は知っています。  あなたが家族を、地域を、まちを愛していることを。  あなたの笑顔で、人も、まちも、みんなが元気になれることを。  見渡せば、私たちのまわりには、市民みんなの幸せを願いがんばる人がたくさんいることに気づくと思います。  小さながんばりから大きながんばりまで、みんなで気づき、褒め合うことで素敵なまちが創られていきます。    今月から掲載する「がんばる人にクラウンをあげよう」は、そんな皆さんを編集部が取材し紹介していきます。 問 企画政策課シティプロモーション室 TEL44ー3104 東海道の松並木  袋井は東海道五十三次のどまん中。江戸時代に整備された東海道は、当時は交通の要衝としての重要な役割を持ち、その傍らに連なる松並木は、行き交う旅人を日差しや風雨から守る役目を担ってきました。時は過ぎ、モータリゼーションの発展などにより東海道の松並木は当初の役目を終えようとしていますが、文化財や都市景観など新たな価値が見いだされています。  袋井市東地区の旧東海道沿いには、約170本の松が整然と立ち並び、史跡的価値だけではなく、小・中学校への通学路として、今なお生活に根差した役割を担っています。しかし、松枯れによる倒木や松並木に隣接した住宅への落葉の処理が問題にもなっています。  「久努の松並木愛護会」は、地元の方を中心に約60人の会員と、地元9事業所の協力により組織され、袋井東公民館を活動拠点に、松並木と土塁及び道路の清掃や松の補植、害虫駆除などの活動に取り組んでいます。今後は、静岡県や袋井市と(※)アダプトロードプログラムの協定を締結し官民一体となった活動を実施するとともに、事業所とも連携し、松並木を含めた地域の歴史遺産の継承に向けた広域的な活動も展開することとしています。 ※アダプトとは里親を意味し、静岡県土木事務所が県道の美化運動のため、地元住民とのパートナーシップ協定を締結し、県・市・地元団体が役割分担して活動するもの。現在、袋井土木事務所管内では35団体が協定を締結している。 人と松並木との共生を目指して  そもそもこの活動は、新屋地区の有志が、平成6年度から3回にわたり実施した「東海道の松並木調査の報告」を受けたことがきっかけでした。  平成13年度の「東海道四〇〇年祭」の際には、地元の協力により、県や市による歩道の整備や土塁の修復などが行われてきました。平成24年度からは、「袋井宿開設四〇〇年記念祭」の開催に向けて、東1・東2自治連合会において東海道松並木の保存・継承についての話し合いがされ、地元ボランティアによる清掃活動や草刈り、害虫駆除などが継続的に実施されています。また、豊川市の「御油松並木」や知立市の松並木を視察して地元保存会の方々と意見交換をしたり、講演会を開催したりして、保存・継承のあり方を模索してきました。こうした活動を経て愛護会は平成29年12月の発足に至りました。平成30年2月には愛護会主催による「松並木清掃イベント」を開催。多くの参加者による清掃が行われ、清掃後はおにぎりや豚汁で、参加者同士の親睦も図られました。  会長の山本正昭さんは、「小・中学校のとき松並木を仰いで通学してきました。今も変わらず子どもから大人まで、地域に愛される松並木であってほしいものです。そのためにも、地域全体で松並木の保全・継承について考える機会が必要です。私たちは、地道な清掃や害虫駆除とともにイベントなどを開催し、松並木と地域住民との共生を目指していきます」と思いを語ってくれました。  久努の松並木愛護会のみなさんに“クラウン”です。 「がんばる人にクラウンをあげよう」キャンペーン  袋井市では、市民とともにシティプロモーションを推進するため、「がんばる人にクラウンをあげよう」キャンペーンを実施しています。市の特産品である「クラウンメロン」からも連想される「クラウン」を称賛の証とし、日々の暮らしの中にある魅力を、ポスターや冊子、動画で伝えます。