P02-03 がんばる人にクラウンをあげよう 希望と情熱をマシンに乗せて 静岡理工科大学 チーム「SISTフォーミュラプロジェクト」  第16回全日本学生フォーミュラ大会(主催:公益社団法人 自動車技術会)が、今年度も小笠山総合運動公園エコパを会場に開催されます。大会には、静岡理工科大学をはじめ、中国やインドネシアなどの海外チームを含め、98チームがエントリー。自慢のマシンが集結し、しのぎを削ります。  今月の「がんばる人にクラウンをあげよう」は、大会に向けて奮闘する静岡理工科大学  チーム「SISTフォーミュラプロジェクト」の皆さんにお話を伺います。 問 企画政策課シティプロモーション室 TEL44-3104 学生が主役のフォーミュラ大会  この大会は、学生自らが1年かけてフォーミュラスタイルの小型レーシングカーを開発・製作し競い合うことで、ものづくりの本質やプロセスを学び、厳しさや面白さ、喜びを実感し、創造性にあふれた技術者の育成を目指して、平成15年から開催されています。  学生たちがデザイン、設計、製作したマシンの安全性を確認する車検をはじめ、走行性能や走行技術を競う動的審査と、デザイン性や製造コストなどをチェックする静的審査の総合力で、順位を決定します。 SISTフォーミュラプロジェクト  チームは、平成18年に発足し、今年度もICV(ガソリンエンジン自動車)部門とEV(電気自動車)部門の2部門へ出場します。  マシンすべてを学生が手掛け、各々が得意な分野を受け持って製作に取り組みました。  走行試験の立ち会いやプロの目から見た専門的なアドバイスなど、地元企業からも支援を受け、日々、試行錯誤しながらマシンを完成させました。 速さを支配する最速のマシンを  今年度のマシンコンセプトは、「The Circuit Emperor」(サーキットの帝王)  このコンセプトを具現化するため、ハンドル操作時の応答性やエンジン出力向上などの課題を掲げて製作に励みました。  昨年度のモデルをベースにフレームやカウル(マシンを覆う部品)を改良し、エンジンで発生した駆動力を駆動軸に伝える「デファレンシャルギヤ」を新調することで、課題をクリアし、運動性能を向上させました。 SISTフォーミュラプロジェクト チームリーダー 杉浦聖大さん  私たちは課題に向き合い、思いを込めてICVとEV、2つのマシンを製作しました。  先輩たちが残したアイデアを受け継ぎ、研究や改良を重ねることで、従来よりも運動性能を向上させることができました。  大会では、昨年度よりも良い結果が残せるようにチーム一丸となって頑張りますので、応援よろしくお願いします。 第16回 全日本 学生フォーミュラ大会 時 9月4日(火)8日(土) 所 小笠山総合運動公園エコパ 料 無料 ※詳しくは、全日本学生フォーミュラ公式サイトをご覧ください 壮行会 時 8月29日(水)午前11時から 所 市役所1階・市民ロビー 内 大会に出場する静岡理工科大学の学生を応援する壮行会を開催します。当日は、実際に大会で使用されるマシンのお披露目も行われます。 スポンサー支援のお願い 料 活動資金…1口5万円 内 素材、部品機器および工具の特別価格提供なども募集しています。 ※詳しくはお問い合わせください。 メール sist-formula_project@hotmail.co.jp