P02-03 がんばる人にクラウンをあげよう 波を見極め、ダイナミックに乗る 土屋貴宏さん、大石歩果さん、廣岡慶さん  2020年東京のオリンピックで正式種目に採用されるサーフィン。袋井市にも、サーフィンに情熱を注ぐ皆さんがいます。  今月の「がんばる人にクラウンをあげよう」は、第53回全日本サーフィン選手権大会(一般社団法人日本サーフィン連盟主催)に出場した土屋貴宏さん(写真左)、大石歩果さん(磐田農業高校・写真中央)、廣岡慶さん(写真右)にお話を伺います。 問 企画政策課シティプロモーション室 TEL 44ー3104 競技としてのサーフィン  競技としてのサーフィンは、大きい波に乗れば高得点が狙えるわけではありません。マニューバーと呼ばれる「波の上でサーフボードの方向を変える技術」で得点を競います。サーフボードそのものの動きが採点対象となり、マニューバーのスピードや力強さ、二度と同じ形で来ることがない波に対してどのような動きをしているかなどが審査されます。  高得点のカギは、選手自身が最大限のパフォーマンスが発揮できる良い波を誰よりも早く見つけ出すこと。そのため、大会会場には「波を見極める緊張感」が漂うといいます。  さらに、自然が相手となるため、良い波を引き寄せる運も重要になるそうです。 好きだからこそ打ち込める  3人はそれぞれサーフィンの魅力を「いい波を取って、長く乗れた時の爽快感」「良い波を見極める難しさ」「思い通りの演技ができた時の達成感」と語ります。  大会やサーフィン検定に向けて、サーフィンの技術はもとより、波の状態を見極める力や波への適応力などを早朝や学校・仕事が終わった後に磨いています。 日本サーフィン連盟 静岡三区支部 支部長 森 宣仁 さん  オリンピックの正式種目になったこともあり、今後、さらに注目される競技になると思います。各選手とも、一生懸命練習していますので、今後の活躍を期待しています。  サーフィンは、自然が相手のスポーツです。良い演技を行うことはもちろんですが、良い波を見極めることも実力であり、それこそがサーフィン競技の面白さでもあります。  大人も子どもも夢中になってチャレンジしています。皆さんも、サーフィンを始めてみませんか? これからサーフィンを始める方へ  サーフィンを初心者だけで行うと、水難事故やサーファー同士の接触事故などに遭う可能性があります。楽しくサーフィンを始めるため、サーフショップなどが開催する教室を受講するか、サーフィン経験者に指導を受けるなどしてルールやマナーなどを学びましょう!  ルールやマナーなどは、日本サーフィン連盟の公式サイトでも見ることができます。 コミセンリレー 第5回 袋井南コミュニティセンター 連携したまちづくりを目指して 〜地域の人たちが楽しく集える場所に〜  袋井南コミュニティセンターは、駅前・高尾・愛野の3自治会連合会で組織する「袋井南地区まちづくり協議会」の活動拠点です。  センターの所管する地域が広範囲にわたるため、各地域の人たちが相互に交流を深めることができるよう、地元にゆかりのある演奏家を招いて「ふれあいコンサート」を開催したり、月に1回「居場所づくり 茶論deみなみ」を開催したりしています。  また、地域のボランティアによる小学6年生の学習支援や地域の人たちの協力による緑化活動(サウスガーデン)なども進めています。  このような事業を通じて、地域の皆さんがいきいきと楽しく活動できる施設を目指しています。