P08 図書館ほっと通信 見に来るだけでもおもしろい!図書館の意外な使い方 第2弾(データベースの活用)  図書館では、インターネットを使ったオンラインデータベースを無料で利用できます。簡単に検索でき、情報が閲覧できますので、ぜひご活用ください。 ※ご利用の際は受付でお申し込みください。申込みにあたって、図書館利用者カードは不要です。それぞれのデータベースの活用講座を開催します。詳しくは、本紙14ページをご覧ください。 データベースの紹介 D1-Law.com  法律の条文や判例を調べることができます。要旨や注釈などもあり、専門家でなくても読むことができます。 静岡新聞データベースPlus日経テレコン  静岡新聞と日本経済新聞の記事が検索できます。印刷可(白黒10円/枚、カラー40円/枚)  また、企業検索や人事検索、データ&ランキングなどの「日経テレコン」のコンテンツも利用できます。 今月の一冊 『新聞力:できる人はこう読んでいる』 齋藤孝/著 筑摩書房/刊 新聞を読むことで身につく力や効果的な新聞の読み方、活用の仕方について分かりやすく解説 問 袋井市立袋井図書館 TEL42-5325 FAX45-0569 ふくろい歴史事典 生涯学習課歴史文化館 問 23-9269 久野城  戦国時代に建てられた久野城。現在は、建物のない城跡となっていますが、当時の屋根の様子がよく分かる瓦がたくさん出土しています。  いぶし瓦で作られたごく普通の平瓦や丸瓦をはじめ、屋根の一番高いところに設置されるうろこ文様のある鯱瓦(しゃちほこ)などの特徴的な瓦のほか、豊臣家との関係がわかる「桐紋鬼瓦」も出土しています。この瓦は、鬼の顔の代わりに桐紋と呼ばれる文様を用いており、豊臣政権下では、豊臣家一族の城や朝鮮出兵に関わる城、家康領の隣接地など、特別な意味をもつ城で確認されています。このことから、発掘調査で出土した瓦は、秀吉の家臣、松下之綱が城主だった天正18年(1590年)〜慶長7年(1602年)のものだということが分かっています。  現在の調査では、これよりも古い時期の瓦が出土していないことから、築城された当時は瓦は使用されておらず、松下氏によって瓦ぶきの建物が造られたと考えられています。  歴史文化館では久野城址保存会の設立40周年を記念した特別展「久野城展」を12月28日(金)まで開催しています。久野城にまつわる古文書や出土した瓦・土器などを展示しています。ふくろいの歴史に触れてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしております。