P12-13 お知らせピックアップ 平成30年度 決算報告  市では毎年、予算・決算などの財政状況を公表し、市民の皆さんから納めていただいた税金がどのように使われているのかをお知らせしています。 今回は、平成30年度決算の概要などをお知らせします。 ※金額と割合は、それぞれ1万円未満と小数点以下第2位を四捨五入して表示しているため各項目の和は合計額と一致しません。 問 財政課財政係 TEL44-3159 1 一般会計…一般会計は、保健・福祉・ごみ処理・道路や防災施設の整備など、市民の皆さんの暮らし全般に関わる事業に使われる会計です。  平成30年度の一般会計では、予算額348億8,950万円に対し、歳入決算額が340億9,310万円、歳出決算額が329億8,698万円となりました。 歳入 340億9,310万円 自主財源 56.2%  市税(45.1%) 153億7,047万円  その他(11.1%) 37億9,201万円 ※繰越金、諸収入など 依存財源 43.8%  国庫支出金(12.0%) 40億9,620万円  市債(11.5%) 39億3,060万円  地方交付税(6.7%) 22億8,206万円  県支出金(6.3%) 21億4,041万円  その他(7.3%) 24億8,135万円 ※地方消費税交付金、地方譲与税など (参考)平成29年度歳入339億7,971万円 歳出 329億8,698万円 民生費(28.6%) 94億3,043万円 教育費(16.1%) 53億1,314万円 衛生費(14.6%) 48億314万円 総務費(11.1%) 36億5,884万円 土木費(10.4%) 34億4,660万円 公債費(9.5%) 31億2,704万円 その他(9.7%) 32億778万円 ※消防費、農林水産業費、商工費など (参考)平成29年度歳出327億729万円 歳入  雇用・所得環境が改善するなど、ゆるやかな景気の回復により、個人市民税・法人市民税が増加する一方で、3年に1度の評価替えに伴い固定資産税が減収となりましたが、市税全体で前年度比1.2%増となっています。歳入総額は、前年度比0.3%増となっています。 歳出  静岡モデル防潮堤整備事業の進行などにより消防費が減額したものの、ルンビニあゆみ園(保育所)新設支援に伴う民生費や総合体育館の整備の本格化に伴う教育費の増額などにより歳出総額では、前年度比0.9%増となっています。 平成30年度の主な事業 ・まちの国際化の推進 ・ラグビーW杯2019機運醸成事業 ・袋井東・袋井西小学校区の放課後児童クラブ新設 ・WHOとAFHCから市の取り組みが表彰 ・消防庁舎・防災センター建築工事 その他にも… ・幼小中一貫教育の推進 ・コミュニティセンターを拠点とした地域づくり ・教育施設への空調設備設置 など 市民1人当たりの金額  一般会計の歳出額329億8,698万円を平成31年3月31日現在の人口88,221人で割ると、市民1人当たり約373,913円が使われた計算になります。 2 特別会計…特別会計は、国民健康保険や介護保険、公共下水道など特定の事業のために、一般会計と区別して使われる会計です。 会計名 予算額 歳入決算額 執行率 歳出決算額 執行率 国民健康保険 81億4,000万円 80億1,835万円 98.5% 78億5,106万円 96.5% 後期高齢者医療 7億5,100万円 7億4,834万円 99.6% 7億4,293万円 98.9% 介護保険 53億7,900万円 54億2,165万円 100.8% 53億 966万円 98.7% 公共下水道 24億1,700万円 22億5,377万円 93.2% 22億2,737万円 92.2% 農業集落排水 2,900万円 3,117万円 107.5% 2,526万円 87.1% 駐車場 6,000万円 5,388万円 89.8% 5,339万円 89.0% 墓地 5,500万円 1億 587万円 192.5% 5,259万円 95.6% 合計 168億3,100万円 166億3,303万円 98.8% 162億6,225万円 96.6% 3 公営企業会計…公営企業会計は、市が公共の利益を目的として企業を経営する独立採算の会計です。一般会計や特別会計と異なり、歳入や歳出の性質によって、事業収益とそれに掛かる費用の「収益的収支」、将来に備えて行う建設事業などの「資本的収支」に分類して予算を編成・執行しています。 水道事業 収支区分 内訳 予算額 決算額 執行率 収益的収支 事業収益 17億6,100万円 17億5,926万円 99.9% 事業費用 15億9,300万円 15億4,015万円 96.7% 資本的収支 資本的収入 3億1,000万円 2億9,245万円 94.3% 資本的支出 8億8,300万円 8億4,037万円 95.2%  利用状況  ▽給水人口…8万8,184人  ▽総配水量…1,129万5,517立方メートル 病院事業(聖隷袋井市民病院) 収支区分 内訳 予算額 決算額 執行率 収益的収支 事業収益 17億2,820万円 16億6,105万円 96.1% 事業費用 17億2,820万円 16億2,236万円 93.9% 資本的収支 資本的収入 03億 800万円 02億8,790万円 93.5% 資本的支出 03億9,000万円 03億6,970万円 94.8% ※収入が支出に対して不足する額は過年度分損益勘定留保資金などで補てんしました。  利用状況  ▽入院…4万4,381人(1日平均…121.6人)  ▽外来…1万5,433人(1日平均…63.3人) ◎都市計画事業と都市計画税 ◇都市計画税は、街路・下水道・土地区画整理などの事業に充てるために課税される目的税です。また、これらの事業のために借り入れた地方債の償還にも充てられています。 ▽平成30年度 都市計画事業費など合計…27億8,559万円 平成30年度に都市計画税が使われた事業と内訳 事業費の財源内訳 金額 都市計画税 12億4,864万円 地方債 8億 770万円 国庫(県)支出金 5億3,111万円 一般財源 1億6,036万円0 その他 00億3,778万円 合計 27億8,559万円 事業費の使用内訳 金額 地方債償還 13億7,277万円 街路事業 4億2,375万円 下水道事業 07億 896万円 土地区画整理事業 02億8,012万円 合計 27億8,559万円 ◎年度末の市有財産 ◇市が保有している財産の内訳です。 区分 内訳(一般会計) (参考)H29 土地 293万9,924平方メートル 296万5,216平方メートル 建物 23万9,844平方メートル 24万1,345平方メートル 基金積立金 61億3,184万円 57億5,838万円 (市民1人当たり) (6万9,505円) (6万5,482円) 有価証券と出資金 01億0,848万円 01億0,883万円 ◎市が借りているお金 ◇市が大きな建設事業などを進めるために、国や銀行などから借りているお金です。長いものでは30年をかけて市税や料金などで返済していきます。 区分 内訳 (参考)H29 一般会計 270億4,708万円 261億 594万円 (市民1人当たり) (30万6,583円) (29万6,868円) 特別会計(合計) 127億7,974万円 129億2,151万円 企業会計(合計) 042億4,960万円 042億6,023万円 合計 440億7,643万円 432億8,768万円