P25 もしもの時に備える! 防災一口メモ 問 危機管理課危機対策係 TEL44-3108 災害に伴う停電や感電事故に備えましょう 日常的に気を付けること 非常用品を用意する  まずは、停電時の光源を確保するために、懐中電灯と乾電池を準備しましょう。このほか、スマートフォンなどのモバイルバッテリーや、電池式ラジオがあると便利です。また、自動車のガソリンを日頃から満タンに保つことも大切です。 屋外にあるものを片付ける  ビニールシートや老朽化した看板などが強風で飛ばされると、電線にひっかかり停電を発生させる可能性があります。飛ばされる恐れがあるものは、しっかりと固定するか、撤去しましょう。 災害発生時に気を付けること 電化製品の電源をオフにする  停電が発生したら、給電再開時の火災を防ぐために、電化製品のスイッチを切りましょう。特に、アイロンやドライヤーなどの発熱する器具は火災の原因になりやすいので、停電後すぐにスイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。  停電中に自宅等を離れる場合は、ブレーカーを落としてから移動しましょう。 感電事故を防止する  破損した電柱や電線、電線に巻き付いたビニールなどに触れると、感電する恐れがあります。大変危険ですので、近づかないでください。 破損した電柱などを見つけた場合は、中部電力(株)ネットワークコールセンターへ連絡をお願いします。 TEL0120‐985‐232 ふくろい歴史事典 問 生涯学習課文化振興係 TEL23‐9264 冨士浅間宮の田遊び(袋井市指定文化財) 田遊びとは、稲作の作業をまねて演じ、その年の豊作を祈る行事です。市内では毎年1月7日に開催される法多山の田遊びが有名ですが、冨士浅間宮でも1月3日に田遊びが行われています。 冨士浅間宮の田遊びは、午前10時頃から始まる新年のお祭りの中で行われます。お祭りでは、まず地元住民の交通安全祈願祭を行い、次に3本の紙くじから2本を引いてその年のお米の出来を占います。そして、いよいよ田遊びが行われます。 演目や演じ方は、神社によって大きく異なります。冨士浅間宮では、神社の床を田んぼに見立て「田起こし」と「田植え」を演じます。まず田起こしでは、参加者は持ってきた柳の枝をくわに見立て、耕すように床へ打ち付けます。こうした演じ方は冨士浅間宮独特のもので、大きな音をたてて悪いものを追い払う意味を持っています。 次は田植えです。神職が田植え歌をうたう中、榊の葉や小枝を苗に見立てて床板の隙間に植えていきます。田植えが終わると床は掃き清められ、その後、神社の前庭から南方に向かって悪魔ばらいの矢を放ち、終了となります。