P02-03 謹賀新年 袋井市長 原田英之  あけましておめでとうございます。皆様には健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。  昨年は、エコパスタジアムでラグビーワールドカップ2019が開催され、4試合で11万人を超える人に訪れていただきました。エコパでの開催が決まった2015年3月以降、多くの市民の皆様のご尽力により、歴史に残る素晴らしい4日間となりましたことに心より感謝を申し上げます。  本年は、市制施行15周年を迎えます。ラグビーワールドカップや本年8月に開催される東京2020オリンピック事前キャンプにおいて本市がアイルランドチームを受け入れることによる経験をまちのレガシーとし、スポーツの魅力を市政に積極的に取り入れることで、本市のまちづくりの理念である「日本一健康文化都市」の実現に向け、引き続き市民の皆様とともに歩みを進めてまいります。  また、長寿命化や人口減少、AIやIoTにより、私たちの暮らしや働き方が大きく変わろうとしています。本市が将来にわたって住みやすい、魅力あるまちであり続けるよう、最先端のICTや住民の多様性を積極的に活用し、次の3つの分野を重点的に取り組むことで、市民生活の質を高めてまいりたいと考えております。  1つ目は「誰もが幸せを感じられるまちづくり」で、教育の充実を図り、タブレット端末による「わかる・楽しい授業」や幼小中一貫教育の本格実施などの「質の高い教育」に加え、「リカレント教育」などの全世代を対象とした学び直しにも取り組みます。  2つ目は「地域の稼ぐチカラが高く、一人ひとりが活躍できるまちづくり」で、産業分野におけるICTの導入促進による生産性の向上や高齢者と女性の就労を促進する環境整備による生涯活躍の促進、テレワークや起業・創業支援などによる多種多様な働き方の実現に取り組みます。  3つ目は「未来につながる持続可能なまちづくり」で、住民参加型のまちづくりの推進やコンパクトで機能性に富んだ移動しやすいまちの検討、また、あらゆる分野で公民連携を進め、プロフェッショナル人材等が持つ知見や技術を積極的に取り入れたまちづくりに取り組みます。  結びに、本年が、市民の皆様にとって、素晴らしい年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 袋井市議会議長 戸塚文彦  新年あけましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかに新春をお迎えのことと、心よりお喜び申し上げます。日頃から市議会活動につきましては、温かいご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。  昨年のラグビーワールドカップ2019では、日本代表が優勝候補の強豪アイルランドに歴史的に勝利した「静岡の衝撃」が起きたことで本市が世界から注目され、スポーツ振興や国際交流、地元経済の活性化にも大きな成果がありました。  これらの成果を一過性なものとして終わらせないよう「多文化共生の推進」「スポーツ振興」「まちの国際化」など、今後の地域振興に活かさなければなりません。  また、袋井市総合体育館「さわやかアリーナ」がプレオープンしたことや、今年開催される東京2020オリンピックではアイルランド選手団の事前キャンプが本市で行われるなど、スポーツを活用したまちづくりがより一層活発になることを期待しています。  さて、我が国では、これまでに経験したことのない急激な人口減少と少子高齢化に直面し、更に台風などの大雨による各地での風水害や土砂災害などの自然災害対策も急がれています。  市議会では、「開かれた議会・市民により身近な議会」をスローガンに3つの特別委員会を設置しました。  議会活性化特別委員会では、議会改革の推進と若者の政治離れ対策や女性の政治参加などの課題解決に取り組んでいます。  ごみ減量化特別委員会では、ごみの有料化を含めた減量化対策や処理業務の収支改善などに取り組んでいます。  ICT活用特別委員会では、今後、教育・農業・防災等様々な分野で、ICT活用推進の必要性からその活用について議論を重ねています。  本年は、市制施行15周年を迎えるとともに、第2次袋井市総合計画後期基本計画策定に向け、基本計画の議決をする重要な年となります。市政のチェツク機関としての責任を持ち、市当局としっかりと議論を重ね、日本一健康文化都市の実現に向け取り組んで参ります。  今後におきましても、市民の皆様に信頼される市議会として皆で力を合わせ精一杯努力して参ります。  本年が皆様にとりまして、幸多き一年になりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。